SMAP解散騒動に見る『レールを外れる』ということ2 ~あなたにとって独立とは?~

前回の続きで、今回は最近世間を騒がせた、SMAPの『独立/解散騒動』と、我々(特にサラリーマン)の生活との関わりについて見ていきたいと思います。

なぜ彼らが視聴者に謝らなければならないのか

諸説ありますが、SMAP5人の事務所移籍が決まりかけた時、『キムタクが裏切って現事務所への残留を決めたため、5人での、SMAPとしての独立(移籍)の話が断ち消えになった』という説が浮上しました。

「キムタクには奥さんや子供がいるから、他のメンバーと違い、現事務所を離れるというリスクを取ることができなかった」、「キムタクの奥さん(静さん)には、当時タブーとされていたジャニーズスアイドルとの結婚で、世間からバッシングされそうだったところを守ってもらった(メリー副社長への)恩義があるため、キムタクに残ってもらうようお願いした」等々。

この話が本当なら、あの釈明会見放送で見せた5人の表情の意味もうなずけます。キムタクだけが決意に満ちた表情、他の4人は申し訳なさそうな、でもどこか納得いっていいないかのような・・・。「なぜ裏切り者に頭を下げて事務所に残らなければいけないのか・・・」と思っていた?(僕の偏見からくる思いこみ?)。

いずれにせよ、この一件は、いまも業界(芸能界)に根強く残るの慣習をまざまざと見せつけられたようなシーンでした。メンバーにテレビで謝罪させ、事務所の人間からは何の説明もないなんて、怖いですよね~(><)

この1件で、国民の反応は下記のようなものでした。

ファン→「スマップが解散しなくてよかった!」
メディア→元マネージャー(Iさん)が謀反を企てた
評論家→業界や事務所のマネージメントを批判

結局、釈明(お詫び?)の放送も、詳細や背景については何も語られず、しかも解散するもしないも言わず、「ただ、前を向いて・・・」とか、ぼんやりしたことしか聞けませんでした。ジャニーズ事務所からも何の発表もなく、もやもやしたものがのこっただけで・・・。

なぜSMAPがこれほどまでに注目されるのか

私ごとに戻りますが、僕も会社員時代、飲み会の席でハメを外して上司を怒らせてしまったり、車での営業中スピード違反で捕まったりしたことがあります。それぞれ、草彅さん、稲垣さんも、同様の事件がありましたよね。あの時も僕は自分のことのように心を痛めていました。

そうです、SMAPの歴史は、世のサラリーマンの歴史とフィードバックするのではないかと思うのです。

サラリーマン諸君も、飲み会の席や運転中にやらかしてしまった人、多いのではないでしょうか。多かれ少なかれ1度は転職(移籍)や独立を考えたことがある人もいるでしょう。

スターである彼らも、我々サラリーマンや一般人と同じ過ちを犯したり、人生における他の道を模索したり、自分の力を試してみたいと思ったりするからこそ、どこか親近感を覚えてしまうのだと思います。

その上であえて言います。

SMAPには独立してほしかった!

その理由は・・・。

少々長くなってしまったので、続きは次回に持ち越します。

本日は、僕がSMAPの曲の中で一番好きな曲を紹介したいと思います。※1番・・・といってもアルバムの曲は聞いたことが無いけど 😥

SMAP『どんないいこと』ビクターエンタテインメント

 

 

 

 

SMAP解散騒動に見る『レールを外れる』ということ1 ~あなたにとって組織とは?~

いや~、本日も寒いですね。冬は寒いほうがいいですけど。

さて、本日は再びSMAPのお話から入らせていただきます。解散騒動もようやく落ち着きそうな雰囲気をみせていますが、このまま『なかったこと』にしてしまってもいいのでしょうか?いいのかもしれませんねw。

あなたにとってSMAPとは?

僕にとって、SMAPとは・・・。う~ん、昔はかなり興味を持ってみていましたね。僕と同年代の青年たちが「何か面白いことをやっている」みたいな感じで。しかもカッコいい。よく合コンで『ダイナマイト』を歌ったものです。

懐かし~。

・・・おっと、オッサンの思い出話になるところでした。

今回の騒動も、『けっこういい歳になったアイドルグループの内輪もめ』どころではありませんでした。僕がツイッターをフォローしている著名人の方々もブログ記事にしていたので、その影響力の大きさに改めて驚かされました。

■ブログ記事『永江一石氏』『松田公太氏』『茂木健一郎氏』

■ツイッターコメント『堀江貴文氏』『松本人志氏』

等々  ※順不同

そうです。もはや『国が放っておかないスター』になっていたのです。しかしなぜこれほどまでに彼らは注目され、話題になるのか・・・。

おそらくそれは、一般人含め多くの人が、彼らの姿を現実社会に照らし合わせているからではないでしょうか。僕はそう思っています。よく、SMAPに社会の姿を照らし合わせていましたから。

SMAPというグループの成長過程

※以下間違っていたらすみません!

SMAPというと、6人でスタート、結成当初はあまり人気がなく、『デビュー以来11作連続1位なし』というジャニーズとしては喜ばしくない記録を樹立。

歌番組の減少が追い打ちをかけ、このままではクビになってしまうと考えていたメンバーもいたそうですが、誰の発案かバラエティに進出。これまでのアイドルの殻を破った戦略で、一躍人気者に。

そして伝説の番組SMAP×SMAPがスタート。

しかしそれもつかの間、ドラマで活躍し、歌や料理がうまく、スポーツ万能、SMAPのドラマやバラエティを引っ張っていた森且行さんが脱退。

何事も順風満帆に来たアイドルと違い、こういった売れなかった時代のエピソードが、より多くのファンの心を引き付けているのかもしれませんね。本人たちも驕ることなく努力を続けられたのかもしれません。

森且行さんの脱退

さて、僕がSMAPに社会や組織の姿を明確に反映させた1つ目の出来事が、この森君の脱退でした。

当時、中小企業ながらも売り上げを伸ばし続けている、業界ではそこそこ有名だった会社を辞めたばかりの僕は、なんとなく森君の性格が僕に似ているような気がしていました(ファンの方スミマセン!)。当時20代の僕は、サラリーマンの平均年収よりも上の、そこそこ高額な給料をもらっていました。同世代と比べるとなかなかのものです。もちろんスマップを辞めた森君と、中小企業を辞めた僕とでは比較対象にならないかと思いますが、それでも僕の中では、自分と森君の姿をどこか重ね合わせていました。

「森君もスマップの中でトップになるのは難しいかもしれないもんな~。努力以外の要素が大きく影響する芸能界は森君の性格に合わないのかもな~」「やっぱやりたいことやるべきだよな~」と。一方で「SMAPやジャニーズ事務所を辞めるなんて勇気あるよな~」と感心していました。

森君が辞めることで多少なりともマイナス要因が出るかと思われたSMAP。しかし予想に反し、SMAP人気はますます上昇し、瞬く間に日本のトップアイドルグループに成長しました。メディアが遠慮したのか、数年間はSMAPの過去のVTRにも森君は映らなくなります。

僕のような小者はもちろん、森君でさえ、個人の力などしれているのだと思い知らされました。さらには力のある組織を離脱するということは、このような扱いを受けることなのだということも。

世間ではこうささやかれていました。「森くんアホやな。SMAPに残っていたら、今頃トップアイドルグループの一員で、長者番付の上位に名を連ねるほどお金持ちになれたのに。」と。僕も心無い知人から「あの会社にいた時が、お前の全盛期やったな」などと言われたりしました。

やはり、他にやりたいことがあったり、会社で納得のいかないことがあっても、大きな組織には残るべきなのでしょうか?社畜と呼ばれようと、寄生虫と呼ばれようと、ただただ息をひそめて生きながらえるべきだったのでしょうか。

本テーマ、次回に続けさせていただきます。

次回予告:スマップ解散騒動にみる組織というしがらみ

です!
 
SMAP『ダイナマイト』ビクターエンタテインメント
 

 
 

  

初めてアフィリエイト商品(書籍)が売れました! ~やはり強かった『嫌われる勇気』~

いや~、寒いですね~(><)朝のニュースで『関西には数十年に1度の寒気が流れ込む』と言ってましたもんね~。

そんな中、本日は朝から英検(準一級)を受けに桃山学院大学に行っていました。雪がちらつき風が強く、老体には応えました。

当ブログのリンクから初めて商品が売れる

さて本題に。当ブログ、おかげさまで2015年8月末にスタートし、もうすぐ5ヶ月を迎えることができそうです。こんな、どこの誰かもわからないような一介のオッサンのブログを読んでいただける人がいるというだけで、感謝カンゲキ雨嵐(←これは嵐の曲w)なのですが、2016年に入り遂に!・・・

1月前半だけで、立て続けに2冊本が売れました!

どなたか存じ上げませんが、お買い上げいただいた方、ありがとうございます!

人気ブロガーやアフィリエイターからすると「2冊売れただけで、なにを舞い上がって『緑/フォント5/太字』で報告してるんや」と鼻で笑われそうなところですが、あえて記事にしてみました。

もともと僕はアフィリエイトで稼ぐつもりはなく、それよりも「ブログで紹介した書籍や音楽に興味を持っていただけたら」という思いからアフィリエイトリンクを貼るようになったにすぎません。それが、今回さらに「購入までしていただけた!」ということで喜びもひとしおです!

ブログ開始から4ヶ月間は、アフィリエイトリンク(書籍やCD紹介)で何かが売れることは一度もありませんでした。もっとも、アフィリエイトで本が一冊売れても、アマゾンからは数十円~数百円の紹介料しかいただけず、おこずかい程度にもなりません。ですが、せっせとリンクを貼りながら一冊も売れないとなると、やはり落ち込んだりするのです 笑。永江氏的に言うと「砂漠で漫談をするがごとし」です。

僕が使っているサムネイルではただの書籍やCDのカバー画像と思われている方が多いのかもしれません。機会損失かもしれませんが、それでもいいと思っています。※『Amazon』の文字や価格が入ったリンクだと、アフィリエイトリンクだとわかりやすいんですね(下記参照)。

アソシエイトテキストとイメージ
↑ 注)これはリンクではないので開きません。

僕は昔から、音楽や本で「いい!」と思ったものは、1人でも多くの人に教えたいという『教えグセ』があります。大学時代などは、自分の『音楽ベスト』というカセットテープ(時代を感じるw)を作成し、仲のいい友人に配って周るほどでした。

「売り上げ額」よりも「紹介したい」気持ちが優先しているんですね。もちろん僕のブログから購入していただき、それが少なからず売り上げになると嬉しいですが 笑

そういったわけで当ブログでは、自分が実際に購入し「良い」と思ったものしか紹介しないことにしています。購入したが良くなかったものや、読んだこともないのに「誰かの評判がよかっから」という理由でリンクをつけたりしないことをポリシーとしています。※アマゾン等で、怒りのダメ出しレビューを書きなぐっている人を見かけますが、僕は時間の無駄と考えています。

当ブログで初めて売れた書籍

それでは、『当ブログで初めて売れた書籍』の紹介をさせていただきます。※売れた書籍を紹介するだけなら個人情報にはあたらないと認識しています

サブタイトルでバレバレですが、皆さまの予想通り『嫌われる勇気』です。またも岸見先生にお世話になる形になりました。当ブログ最高アクセス数を記録したのも岸見先生関連の記事でしたので(下記)。

『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました3 ~いまここを真剣に生きる~

岸見先生の講演会のことを投稿した次の日、(先日ご紹介した)西村慶子コーチがFacebookでシェアしてくださったおかげで一気に拡散しました。もしかすると、当ブログで『嫌われる勇気』を購入された方も、西村コーチのシェア投稿をご覧になったのかもしれませんね。

 

  

10年後あなたは何をしていますか?4 ~ブログ更新記録がとまり・・・無念~

昨日は当ブログ開始から初めて予定日に記事の更新ができませんでした!

理由は・・・。一昨日の夜から昨日の朝までお酒を飲んでおり、例のごとく昨日は無気力状態に。昼過ぎぐらいから読書を始め、それに入り込んでしまったこともあり、1冊読み終える頃には夜になっていました。布団で読書していたこともあり、あろうことか、ブログ更新予定日に、そのまま寝てしまい・・・。

目が覚めたのが昨日の深夜0時5分前!

あわててPCを立ち上げ、WordPressにログイン、「とりあえず投稿しておき、内容は後から編集しよう!」などと、あざといことを考えていたのですが。

結果は0:00ちょうど。投稿期日が本日になってしまいました。

そんなこんなで本日のブログは、お詫びと、連絡と、次回予告だけの雑なものになってしまいました。すみません。

お詫び

お詫びは上記のお詫び(と言い訳)でお許しください。

連絡

ブログの更新日時を今後は毎週火曜・金曜・日曜に変更させていただきます。これまで、初めの3ヶ月の更新予定は毎日、次の3ヶ月の更新予定は(月か火/水か木/金か土と日曜日)としていました。・・・が、曜日を確定させておかないと、どうしても気のゆるみが出てしまいます。その為、今後は火曜・金曜・日曜日に決めてしまって更新を続けます!※号外が出る可能性はありえます。

本テーマ『10年後あなたは何をしていますか?』最終投稿について

「10年後には、AIに多くの仕事を奪われることになるのか・・・」がメインテーマですが、その中で『心理カウンセラー』や『教師』など『相手の心理を読まないとできない職業』は、人工知能でも行うことは難しいということがわかりました。つまり『コーチング』もこれからくる仕事なのかもしれませんよね。

その辺りも含めて、後日最終投稿を行いたいと思います。

次回予告

『初めて当ブログのアフィリエイト(書籍が)売れました!』をお届けします。

本投稿のテーマ『10年後あなたは何をしていますか?』の最終話については、もう少し構想を練りたいので、もうしばらく時間をください。

10年後あなたは何をしていますか?3 ~SMAP惨敗で感じた絶望感~

昨日(2016/1/18)は色々なことがあった一日でした。

そのため、『人間はロボットに仕事を奪われることになるか』というテーマの途中でしたが、急きょ本記事を差し込ませていただくことにしました。

このところ、知り合いのコーチの方が主催している『読書会』に参加しているのですが、昨日はその読書会のメンバーの一人が、遠方に引っ越しをされるということで送別会を兼ねた集まりとなりました。

遠方に越されるその女性と僕とは、その読書会と、岸見一郎氏の講演会で数回お会いしただけなのですが、Facebookを通じてお話させていただいたり、当ブログ記事の感想をいただいたことなどもあり、それだけに、すごく寂しい気がしていました。ただ、本人は現在の仕事を辞めて「海辺の近くにある郷土の街に戻るので、楽しみしかない!(※)」と、おっしゃっておられましたので、すがすがしい送別会となりました。※発言は僕の記憶に基づくものです。

今回のテーマ「『10年後あなたは何をしていますか?』にも通ずるものがあるな~」など、ぼんやりと考えながら・・・。

で、その後家に帰ろうと終電近くなった地下鉄の駅で下車すると、そこは嵐。みぞれ交じりの突風吹き荒れる中、傘の骨は折れてボキボキに・・・。すみません、余談でしたw。

解散騒動に揺れるSMAPの謝罪コメント

「台風か!?」というような雨風の中家にたどり着き、コンビニで買ったサントリーの『パンプキンビール』なるものを飲みながら、録画していたSMAP×SMAPを見ると・・・

『一部緊急生放送』とかで、SMAPの5人が横一列にならび、神妙な面持ちで、謝罪と決意表明的なことを行っていました。

このところ世間を騒がせている「SMAP独立か!? 解散か!? 」という問題について何らかの説明があるのではないかと思い当番組を録画していました。画面に映った5人の様子は、神妙な面持ちで表情は暗く、悲壮感すら漂う重苦しいものでした(中居氏が一番端にいたのも不自然)。

僕たちのことでお騒がせしてしまったこと、申し訳なく思っております。

-稲垣氏コメントより抜粋-

「とりあえずSMAPは解散しなくて済みそうやな。良かったな」というのが僕の第一印象です。しかしその直後、ものすごく嫌な気分がこみ上げてくるのを感じました。

これって、SMAPの惨敗にして懺悔!?

これまで国や事務所に最大限貢献してきたSMAPのメンバー。なぜ彼らがTVで謝らなくてはいけなかったのか・・・

謀反を企てた(とされる)メンバーたちの敗者の弁のような絵面。彼らは本当に謀反を企てたのか!?

木村氏、稲垣氏、香取氏は『世間を騒がせたこと』を謝罪しているけど、草彅氏は「ジャニーさんに謝る・・・」と発言しているし・・・

「これからもよろしくお願いいたします」という発言はあるも、今後スマップは存続するのか解散するのか誰も名言せず・・・

「ただ前を見て進みたい」とか、ざっくりしすぎてて意味わからんし!

スマップほどの国民的スターになっても、体制に逆らったら、その業界では生きてはいけないということなのか。

社会の縮図的なものを見たような気がしました。TVというメディアを使い、まるで日本国民の前で、見せしめの儀式をとりおこなうかのような重苦しい数分間。被害者かもしれない彼らメンバーが被告として謝罪をさせれれている。悲しくなると同時に、何か絶望的なものを感じました。

彼らがこれまで、どれほど国やジャニーズ事務所に貢献してきたか。そんな彼らですら、自分たちの身の振り方を、自分たちで決めることが許されないのです。このままだと、4人のメンバーは、事務所に残れたとしても、精神的奴隷のようなタレント人生を歩むことになりかねません。アイドルでスターでもサラリーマンってことやね(><)

そもそもメディアが報道していることは、どこまでが事実で、どれが真実なのか

情報が錯綜しており、何がどこまで本当なのかはわかりませんが、そもそも今回の騒動もスマップの4人(5人?)の野心から生まれたものではないという話もささやかれています。噂の『スマップを育てたマネージャー( I氏 )』の野心でもなく、I氏もメンバーも、ジャニーズ事務所という巨大勢力(会社)の中における、派閥闘争や後継者争いなどの、むしろ被害者だったのではないかと。

そもそも中居氏や他の3名が、「俺たちイケてるよな!事務所なんか飛び出して、独立してどこまでやれるか試してみようぜ!」というような野心を抱いていたようには、どうしても思えません。

企業内で居場所がなくなったI氏と愛弟子のスマップが、しかたなく独立の道を模索していたことが、そんなにいけないことだったのでしょうか。『I 氏とSMAPがセットで事務所移籍』の話がまとまりそうになった時、木村氏だけが「ジャニーズ事務所に残る」と言ったため、この移籍の話が断ち消えになったという説もあります。もしそれが本当だとすると・・・。

キムタクが他の4人のメンバーと、お世話になったI氏と共に『SMAP』としてジャニーズを飛び出し、再度成功を収めることが、唯一『アイドル木村拓哉』が、歴史に残るスーパーヒーローに変革を遂げる、千載一遇のチャンスだったのではないか・・・などと勝手に思っています(見た目だけでなく行動でも、誰も真似できない『カッコいい挑戦』をしてもらいたかった・・・と)。

いや!今からでも間に合うかも!※部外者が噂話を元に勝手な見解を述べているだけです。

スマップですら超えられなかった業界の慣習、体制という壁。いつか日本にも、その壁を打ち破る真のスーパーヒーロー(もしくはヒロイン)が生まれることを期待してやみません。

今後のSMAPに、僕が期待すること

さて、今回の件について、いろいろな記事を見ていて思ったことですが、唯一ジャニーズ事務所や、もしかするとSMAPのメンバーたちにとっても想定外だったのが、ファン、国民、業界、そして政界までをも巻き込んだ世論、反響の大きさだったのではないでしょうか。『世界に一つだけの花』の購買運動も起こっています。

最後に僕の勝手な希望を言わせてください。

今回のことで事務所に残ろうと決心した5人。しかし世論や反響の大きさから自分たちの価値、功績の大きさを確信し、「俺たちならやれる!これだけのファンもついている!」と考えを改め、今まで誰もなしえなかった『大手事務所からの独立→変わらぬ人気→そして伝説へ』という道に挑戦してもらえたら・・・などと期待しています。これこそ、木村拓哉さん、中居正広さんを含むSMAPの5人にしか成しえないことなのではないでしょうか?

昨日起こった出来事、もう一つだけあるので聞いてください。

当ブログに時々貼っている書籍やCDのアフィリエイトリンク(Amazonアソシエイトプログラム)。ブログ立ち上げ5ヶ月目にして初めて僕のブログから書籍をご購入いただけました。しかも2冊も!

わーい!

ご購入いただいた方、本当にありがとうございました。

 


10年後あなたは何をしていますか?2 ~ロボットに仕事を奪われないためには~

さて、今回も引き続き『10年後あなたは何をしていますか?』についてお話させていただきます。

AI(人工知能)に仕事を奪われる!?

前回は、この10年~20年ほどの間に、『事務員』や『タクシーの運転手』、『ホテル客室係』など、「国内2千万人以上の人が就業している仕事が機械に奪われるかもしれない」というショッキングなニュースについてお話ししましたね。オックスフォード大学の准教授が発表した論文にそのようなことが書かれていたそうです。

■日本経済新聞 日経WOMAN
10年後になくなる仕事、残る仕事 あなたの仕事は?

他方、コミュニケーションが必要な職業(医師や教師、美容師や観光ガイド)は機械が代わりに行うのは難しいとのこと。またネット上のビジネスサイトやブログなんかでは、「クリエイティブな仕事は機械には難しい」と結論付けているところも多く存在しました。

次に野村総合研究所のサイト内データも交え、僕が特に気になった職業だけを抜き出してみました。

消える仕事残る仕事2

 

さて、上記表に書きだした職業がなぜ気になったのかというと・・・。

『AI(人工知能)にとって代わられる可能性の高い仕事』で気になったもの

こちらについては概ね予想通りのものが多かったため、それほど書き出していません。ただ、下記については、それぞれ理由があり、少々気になった点があり、抜粋しました。

中小企業診断士→経営コンサル等は『生き残る可能性が高い仕事』なのになぜ診断士はダメなんだろうか?
通関士→僕が貿易関係の資格をもっているだけにちょっとショック
モデル→なんで?服着せるだけならロボットでいけるから?
不動産仲介業者→友人が旅行会社辞めて、これをやってるから

『生き残る可能性の高い仕事』で気になったもの

こちらは気になる職業がたくさんありましたが、全体的に見て、やはり「アート(アーティスト)系」は強いですね。ロボットに芸術は生み出せないということなのでしょう。「なんで?」と思ったものの中に『バーテンダー』や『旅行会社関連』がありました。やはり顧客の心情を察知しないといけない仕事だからでしょうか。

旅行会社関連→前述の不動産仲介業者に転職した友人が以前勤めていた業界です(戻った方がいいのかも!?)
商品開発部員→僕が以前やっていた職種です(友人のこといえない!?)
教師関係→今でも授業の無料動画なんかが流行っているからロボットでも出来そうなのに?
心理カウンセラー→要注目!

なぜ『心理カウンセラー』に注目したのか・・・。それは、『生き残る可能性が高い仕事』には前述の通り、2通りの共通する特徴があることがわかったからです。

  1. クリエイティブ・アーティスティックな仕事
  2. 人間に何かを教える、または相手の気持ちを読み取る仕事

1.は僕がこれまでやってきた仕事です(芸術家と言えるような専門性のあるものでありませんが)。
2.は現在僕が学んでいるコーチングやNLP、心理学といったものが活きてくるかもしれません。

そういった理由で、少々テンションが上がったというかホッとしたというか、「やはりコーチングや心理学はこれからもっと需要が高まる仕事なのかもしれない!」と思いました。

ただし・・・。それでは我々は単純に機械との競争を避け、機械にはできそうにない仕事だけをやるようにすればいいのでしょうか。

僕はそうは思いません。なぜなら・・・。

さて、本テーマ、全2回で一旦終了の予定でしたが、書いていてまた熱くなり、結構長くなってしまいました。次回に持ち越します。すみません。

 

  

10年後あなたは何をしていますか?1 ~あなたも仕事を奪われるかもしれない~

すみません、少々ショッキングなサブタイトルをつけてしまいました。真意はこうです。

先日、英語の勉強のため閲覧しているサイト『NHKニュースで英会話』を見ていた時の事。『将来は ”仕事の半分が機械化”』というニュースを目にしました。

この10年~20年ほどの間に、事務員やタクシーの運転手、ホテル客室係など、国内2千万人以上の人が就業している仕事が機械に奪われるかもしれないというのです。他方、コミュニケーションを要する職業(医師や教師、美容師や観光ガイド)は機械が代わりに行うのは難しいとのこと。

教師や観光ガイドこそ機械でできそうな気がするんやけどな~」と思いました(教師やガイドをされている方、申し訳ありません~(><」))。

「僕がこれまでしていた仕事、これからするかもしれない仕事はど~なんやろ!?」

と思い、早速調べてみたところ、日本経済新聞に上記のことが詳しく書かれていました。※下記記事ご参照ください。

■日本経済新聞 日経WOMAN
10年後になくなる仕事、残る仕事 あなたの仕事は?

-以下記事まま-

英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が2013年にこんな論文を発表し、話題になった。

オックスフォード大学の教授がそう言っているなら、そうなのか・・・。

と、権威的なものに弱い僕は単純に納得してしまいました。

確かに、最近ニュースやSNSなどを見ていても『AIBO』や『ペッパー君』等、ロボットの一般化は目覚ましいものがあります。微笑ましい反面、いつかその日が来るのだろうという不安もよぎっていました。人類がロボットに仕事を奪われる日・・・。

今でも、難民受け入れに反対する人々の多くは『仕事を奪われるかもしれないから』ということを理由に挙げています。海外ではデモも頻発しています。それが、同じ人間同士であろうと、間接的であろうと潜在的であろうと、人の『仕事を奪われることへの恐怖』は、計り知れないものがあります。それがロボットならなおさらでしょう。近い将来、ロボットに仕事を奪われた人達が、デモや反対運動を起こすことは大いに考えられます。もしその際、ロボットが自分の意思を持つようになっていたり、『攻撃を受けたら反撃するプログラム』が組み込まれていたら・・・ターミネータの世界が現実のものとなります。

少し前まで僕は、『機械化が進むといっても、人間の仕事の大部分は人間にしかできない。現在人間が行っている仕事の半分を機械がおこなうようになるのは、まだ50年~100年先だろう』と悠長なことを考えていました。

それが、ついに近い将来現実のものとなろうとしているのです。

上記『日経WOMAN』の記事から具体的な職業名を書きだしてみました。

消える仕事残る仕事

あなたの仕事は大丈夫でしょうか?

さて、また長くなりそうなので、本日はここまでとさせていただきます。前述のようなニュース(現存する職業の約半数が、この数十年中に機械に奪われてしまう可能性がある)を取り急ぎお伝えさせていただきました(もちろんご存知の方も多いでしょう)。

次回予告:上記ニュースについての、僕の見解と予測

オックスフォード大学の教授がおっしゃっていることに対し、僕などが意見や予測をはさむ余地はないのですが、ブログを運営している手前、このニュースに対する所感を話させていただきますw。果たして本当にこの10年か20年で、現存する半分もの職業が機械にとってかわられたりするものなのでしょうか?そして我々はその時に備え何をしなくてはいけないのでしょうか。それは本当に悪いことばかりなのでしょうか?次回ご期待ください。

 

  

【経過報告】投資始めてみた 5 ~2016年明け、日経平均株価6日連続の下落で僕の資金も激減か、それとも・・・~

いや~、寒くなってきましたね~。独身、ニートのオッサンにとって、身も心も凍る季節が、ついに到来しました(地球温暖化のことを考えると、少しぐらい寒くなってくれないと困るわけですが・・・)。

さて、本日は久しぶりにこのテーマ『投資始めてみた』の経過報告を行いたいと思います。

英語学習の経過報告と違い、あまりこのテーマの報告を行わない理由。それは・・・

このところ、負け続けているからです!Σ(゚д゚lll)ガーン

20160114損益推移グラフ

株式市場に素人が参入するとどうなるか

昨年、ビギナーズラック的なことがあり、それを資金の一部に投資を本格的に開始したのですが、その後は負け続け。「株は、上がるか下がるかしかないのだから、勝率は五分五分になるはず、後はちょっと株の勉強したら儲かりまくり!」などという考えは、大甘でした!「あま~い!」スピードワゴン小沢さんもびっくりです。

ネットなどで調べてみたところ、日本の株市場では、『1割のプロが利益を総取りし、9割の素人が資金を吸い上げられる』というのが定説のようです。しかし本来、株というのはギャンブルとは違い、親元(場の運営者)に入る利益は手数料だけです。宝くじや競馬などに比べると極めて割がいいというか、投資者にとって『平等』な世界のはずなのです。

ではなぜ、素人が参入すると、資金を吸い上げられ何年も持たずに退出を余儀なくされるのか・・・。

株の売買には、企業の業績や将来性を示す『本来の意味での証券』以外の要素が働いているからなのです。

そうです、『プロ』と呼ばれる相場師や、投資企業などです。多額の資金をバックグラウンドに株式市場に参入しているプロたちは一般の素人と違い『相場を動かす』ことが可能です。素人が銘柄を選ぶ際、『予測』して買うしか術がないのに対し、プロたちは『株の価格を仕掛ける』ことが可能です。

さらには仕事や家事をしながら隙間時間でトレードを行っているサラリーマンや主婦などとは、圧倒的に情報量も集中度も違います。

ざっくりとした説明でしたが、そういった理由で、市場は支配されているのです。素人がその世界に参入するということは、そういったプロの相場師や投資企業を相手に利益を奪い合うということに他なりません。

しかもアベノミクス崩壊後(?)の最近では、日経平均株価の下落に連動して、多くの国内企業株価も大幅に下落しています(アベノミクス発進直後は多くの企業株が上昇し、儲かった素人投資家も多数おられたそうですが、残念ながら僕はアベノミクス終了後(?)に始めたので、その恩恵は受けられず・・・。新3本の矢や黒田バズーカは不発っぽい)。※少々不適当な用語がありますが、ここでは政策の是非を語る部分ではないので、ご了承ください。

少々い言い訳くさくなってしまいました。

それでは僕も無駄なあがきはせず、このトレードの世界から、すんなりと退出するべきなのでしょうか。

トレードの勉強を開始

いえ、開始当初の予定通り、(投資用に充てた)資金が尽きるまでは、出来る限りの勉強をしてトレードを続けるつもりです。素人の90%が負けるのであれば、プロの側になればいいのです。残り10%の『プロ』の側になれば大勝ち出来るようになるということですよね?(間違っていたら指摘してくださいね~)。短期間に少ない資金でプロになるのは難しいかもしれませんが、セミプロぐらいならなれるかもしれません。

と、いうことで、最近は無料メルマガや本で『チャートや板の読み方』『ファンダメンタルズ分析』『テクニカル指標』などを学び、精度を高めていっています。※「無料のメルマガや本で勝てるなら、9割もの負け組は出ない」と、よく言われますが、セミプロになるには必要最低限の知識だと思いマスター中です。有料の教材やセミナーなどに関しては、いずれもかなり高額で胡散臭いものも多いため、現時点では手を出していません。無料や安価なもので試してみて、利益が出るものがあれば、その投資家の有料商材であれば、購入を検討してもいいかなとは思っています。

下記、僕が基礎を学んだ本です。とある投資家の有料セミナーのことを調べていた際、口コミに「この投資家の有料セミナーで教わることは、千円程度で手に入る下記の本で充分マスターできる」とあったので、即購入しました。『儲ける方法』が書いてある本ではなく、『チャートの見方』『板の見方』『ファンダメンタルズ分析の仕方』『テクニカル指標の見方』『逆指値注文の仕方』など、株をするにあたって、素人から脱却するためには最低限知っておいたほうがよいであろうノウハウがしっかりと説明されています。『7日で・・・』というタイトルですが、1日あたりかなりのボリュームのため、ずぶの素人が読むと2倍から3倍の日数を要するかとは思いますが、かなりのおすすめです。

たった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版
ダイヤモンド・ザイ編集部 (著)
出版社:ダイヤモンド社

その他、並行で下記のようなものをいろいろ試しています。

    • デイトレード(1円抜き含む)
    • スイングトレード
      ※現在は主にこれ。上記書籍で基礎をつくり、下記情報の中で有効そうなポイントを拾い上げてハイブリッドで運用しています。
    • 株の学校ドットコム(本/メルマガ)
    • 神王リョウ 氏(動画/メルマガ)
    • 杉山てつや 氏(メルマガ)
    • その他ブログやサイト

良し悪しについては、よい成果が出たものだけ皆さんにもお話ししたいと思います。※何一つ成果が出なくて惨敗した時には・・・このテーマごとブログのエントリーから消えるかもしれませんw

トレードの勉強を始めてから、精度(勝率や利益額)は上がったのか

トレードを始めてからここまで惨敗中だということは、先ほどお話しした通りですが、トレードの勉強を本格的に始めてからはどうなのでしょうか。精度(勝率や利益額)は上がったのでしょうか・・・

ご存知の方も多いかと思いますが、2016年が明けてからというもの6日連続で日経平均株価が下がり続けています。そのため、またも大打撃を喰らい、僕が『勉強の成果』とばかりに満を持して購入した株も現在のところは下降線をたどっています。これほどの打撃を喰らうと、「正確な検証が出来ない」というのが正直なところです。

参考資料:NHK news web
株価終値 6営業日連続値下がり

最後に、僕が現在購読しているメルマガにあった言葉を自分自身に贈り、本日の記事を閉めたいと思います(たしか、こんな内容)。

株の世界は、勝つことよりも、生き続けることが大切

※本当の生きる/死ぬ、ではなく、トレードを続けられる環境にい続けるということね。それぐらい長期継続するのは難しいということと、長く続けていると経験から勝率も上がるということなのでしょう。

 

 

【書評】『老いた親を愛せますか? それでも介護はやってくる』~岸見一郎氏ならではの哲学(人生観)に熱いものがこみ上げてくる!~

著書:老いた親を愛せますか? それでも介護はやってくる
著者:岸見 一郎
出版:幻冬舎

書評タイトル:岸見一郎氏ならではの哲学・人生観に熱いものがこみ上げてくる!
著者(岸見一郎さん)について

僕が岸見一郎先生の著書を読むのは、『嫌われる勇気』『生きづらさからの脱却』に続きこちらで3冊目となります。

著者(岸見先生)は、若い頃にお母さまを亡くされ、自らも大病に見舞われた後、認知症を患ったお父様の介護をするという大変な経験をされています。本書『老いた親を愛せますか?』では、それらの体験と、その時々の著者の心理、哲学やアドラー心理学等の研究を経て辿り着いた、著者自身の哲学(人生観)などが語られています。

僕がこれまで読んできた他の著者の本と違い、岸見先生の本は、それぞれの著書で「同じ著者の本?」と思うほど文体(構成)が違います。対話形式で物語が展開する『嫌われる勇気』、哲学書形式の『生きづらさからの脱却』、そして実体験に基づく著者の人生観を綴った本書『老いた親を愛せますか?』。

著者『老いた親を愛せますか』について

岸見先生の考え方(人生観)を体験に基づき記されているため、『生きづらさからの脱却』と比較し読みやすく、『嫌われる勇気』と比較し、理解しやすいと感じました。

著書では、お母様に関するお話に始まり、お父様の介護のこと、奥様のこと、ご子息のことなどについて、それぞれのエピソードと、その時々の著者心理が綴られており、後半に向かうにつれ、岸見氏の哲学(人生観)が、ガーっと強調されてきて、最後には感動すら覚える1冊です。

各項目のタイトルが、それぞれ格言のようになっているのですが、同書では各項目の最後にも著者ならではの人生観を読者に伝える一文が掲載されています。本日の記事では、特に僕の印象に残った項目のタイトルを下記に引用掲載し、それぞれにコメントをつけさせていただきました。よろしければ、ご参照ください。
(■に続く部分がタイトルからの引用。※順不同)

■「あの子がすることはすべて正しい」と味方してくれた母

僕も著者と同じく、母を愛し尊敬していますが、僕の母は絶対に言わないであろう言葉です(僕の母は、未だに何かあると「あんたが悪いんちゃうの!?」といいますw)。

■親は生きているだけで家族に貢献している
■生きていることに価値があると、言葉で伝えたい
■尊敬とは、相手のありのままの姿を見ること

アドラー心理学で言うところの『貢献感』ですね。岸見先生が先日の講演会でおっしゃっていた「生産性で自分(や他人)の価値を見ない」という言葉と同義だと思いました。更に本項では『尊敬』とはどういったものなのか、についても述べられています。

■出来る人が出来る時に助け合う社会なら、安心して長生きできる

ほんと、そうですよね。そういう社会になってほしいという著者の願いが伝わってきました。実はこちらも、岸見先生が講演会で同義のことをおっしゃっておられたのですが、本と講演会では、それぞれ違うエピソードで同じ哲学(考え方)のことをお話になられたので大変驚いた記憶があります。※講演会では、ある施設が、入居者の中からカレー作りの担当者を募った時の話をされていました。講演会に参加されていない方は何のことかわかりませんね・・・すみません。

■「いま、ここ」を楽しんで生きる
■「余生」を考えて生き方を変える必要はない
■人生を先延ばしにしない

僕が多大な影響を受けているホリエモンこと『堀江貴文 氏』が以前あるTV番組で、こういっていました。

「過去にとらわれず、未来におびえず、今を生きろ」

全くタイプの違う2人の著者、著名人が同じことを話されていたのにはすごく驚きました。同書の巻末あたりで、講演会で、岸見先生は数多くこの「いま、ここを真剣に、楽しんで生きる」というメッセージを我々に伝えています。

大変な苦労をされ、哲学や心理学を追及されてきた岸見一郎氏だからこその説得力、感動があります!

※岸見先生は、お父様の介護のことを「大変だった」「苦労だった」とは考えておられないかもしれません。

下記、講演会でいただいた岸見先生のサインです。

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いま ここを真剣に生きる

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』
岸見 一郎(著) 古賀 史健 (著)
出版社:ダイヤモンド社

生きづらさからの脱却 アドラーに学ぶ』
岸見 一郎(著)
出版社:筑摩書房

 

  

 

『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました4 ~僕の独り言的な提案~

今回も引き続き、岸見先生の講演会についての記事です。前回書ききれなかったテーマについてお話ししたいと思います。

【本日のテーマ】

  1. 今回の講演会での僕がした質問は?
  2. 質問しない(出来ない)参加者の胸の内は?

前回の投稿でお話させていただいた通り、2016年1月7日に行われた講演会はいつもと少々趣向の違う『オール質疑応答』の、討論会のような講演会でした。もちろん僕も、いくつか質問を考えて会場入りしました。

今回の講演会での僕がした質問は?

今回はいつも以上に『質疑応答の時間が多く設けられている』ということもあり、僕も多数の質問を準備、「どの質問をしようかな?」「もしかして2つか3つ、質問出来たりするかな?」など、ワクワクしながら機会をうかがっていました。

いつものように開始直後は、皆さん遠慮されているのか、あまり手が上がりません。しかし徐々に質問も出だし、講演会も熱を帯び始めます。

(僕に関しては)これまでの講演会でも何度か質問させていただいていますので、開始当初から質問するのは控え、手を上げる方が少なくなるころを見計らって質問しようと思っていました。

が、しかし・・・。

今回は、特に『オール質疑応答』ということもあったのでしょう。皆さんの手がどんどん上がり始め、後半になるほど多くの方が質問されるようになり、順番を待たなければいけない状態になりました。

そして、あっという間に終了の時間が来てしまい、今回僕は、質問出来ずじまいでした。😢

まー、何度も質問させていただいているし、埼玉から来られたという方もいたし、その日しか質問する機会がない人に譲ったほうがいいし・・・ということであきらめました。僕には今後も質問の機会がありますし。

質問しない(出来ない)参加者の胸の内は?

ただその時、これまで気にもならなかったことに、ふと気づきました。「質問されていた方(の多くは)、以前の講演会でも質問されていた方だな。」と。他方「毎回のように参加されているけど、質問されているところを見たことがない方もおれれるな。」と。

疑問が沸きました。

「質問されずにお帰りになられる方たちは、どうお感じになっているのだろう」

僕のように質問させていただき、先生から直接ご回答をいただいたことがある人は、(仮に質問できない回があっても)大変満足して帰っていますが、質問したことがない方たちは、どうなんでしょうか???

自分は質問しなくてもいいから、岸見先生のお話や、他の方の質疑応答が聞きたい」だけなのか、それとも「質問したいけれど、勇気がなかったり、他の方に遠慮したりして、結局質問出来ずじまい」で、帰ってしまわれるのでしょうか。もしも後者だとすると、少し残念だなと思います。

岸見先生の講演を聞きに来る方の中には、対人関係の悩みや心理的な問題を抱えている人も一定数いるのではないか、と思います。そういう方であれば、なかなか大勢の前で自分の悩みを話すことが出来ずに、せっかくの機会を逃してしまっているのではないか・・・と。「なんとかその方たちにも質問の機会があればいいのにな~」と、ぼんやりと考えていました(あ、いや、現在の講演会の運用方法に全く不満はありません。先生や運営者様のお考え、ご都合があるでしょうし、単純に時間を伸ばせばいいとも思わないですし)。

僕の独り言

今のままでも充分すばらしい岸見先生の講演会。もしも、もっと多くの方の悩みや質問に対し、先生にお答えいただけたら、さらに素晴らしいものになりそうな気がします(もちろん毎回勇気を出して質問される方々にも尊敬の気持ちでいっぱいです)

いつか、先日の講演会のような即興の質疑応答に加え、事前に参加者から募った質問の中から、岸見先生、もしくは運営サイドの方々が、良い質問を抽出し、当日先生に回答いただくという時間も設けていただけたら、「もっと多くの人の悩みや質問に対する、先生の回答が聞けるのにな~。」と、思った次第です。

あくまで僕の思いつきによる、ブログでの独り言でした。とにかく、そのぐらい引き込まれる、あっという間に時間が過ぎてしまう講演会でした。

また2月にも講演会があるそうですので、楽しみにしています。

※下記岸見先生の著書のご紹介です。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』
岸見 一郎(著) 古賀 史健 (著)
出版社:ダイヤモンド社

生きづらさからの脱却 アドラーに学ぶ』 ※僕は現在こちらを読んでいます。
岸見 一郎(著) 出版社:筑摩書房

『老いた親を愛せますか それでも介護はやってくる』
岸見 一郎(著) 出版社:幻冬舎