ミラクル連発!これってコーチングや啓発本のおかげか!?・・・と思ったけど「やっぱ違うよな~」と気づいたという話。~楽して為し得る成功なし~

ミラクル連発の要因は啓発本か!?コーチングか!?それともセミナーか?

2015年にそれまで6、7年勤めていた会社をやめ、その頃から啓発本を読みあさったりコーチングを受けたり学んだりしてきた僕ですが、ふと振り返ってみるとそれ以来『奇跡的』な出来事が次々起こっているよな~と気づきました。

しかも最近、そのペースが上がってきているんです。

下記にその一部を挙げてみました。

  • 欧米の企業とweb解析の仕事で契約を結ぶ
  • 全国展開中の大手ホステルで採用される
  • 当ブログのファンという方からメールをもらう
  • 当ブログの記事が永江一石さんにシェアされる
  • 外国人コンプレックスを解消できる
  • 一目惚れした相手と付き合うことができる
  • 仕事の依頼が増え、借金が減り貯金も始める
  • 『静かな高級マンションに引っ越す』という目標を立てたとたん、約1年近く悩まされていた足音のうるさい上階の住民が引っ越す
  • ホステルでシステムの仕事を任される
  • 1つのツイートに、フォロワーさん以外から250件以上のリアクションをもらう
  • インスタグラムでモデルの佐藤エリさんからコメントバックをもらう

「これのどこが奇跡なの?自分なら軽くできるぜ」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。ですが、英語もパソコンも満足に使えなかった僕が、WEB解析の仕事をしたり、海外の企業や国内の老舗ホステルに採用されるというのは、僕にとっては(プチ)ミラクルとしか言いようがありません!※初めてPCを触ったときは、友達に「ゴリラがPCを使っている!」と驚かれたほどですw

「そんなしょっちゅう起こっていることなら奇跡と呼ばないのでは?」と言われるかもしれません。そうです、以前は奇跡的だったことが日常的に起こるようになっている・・・。

これって自分の実力になってきているのでは!?

※有名人からリアクションいただくとかは実力とか関係ないですけどね 笑

そして思ったんです。

これはもしかするとコーチング受けたり啓発本を読んだりセミナーを受けまくった成果なのではないか!?

一瞬そう思いました。・・・が、しかし。

正しい成長の仕方

少し冷静になって考えてみると、そうではないことにすぐ気づきました。

どんなによいコーチングやセミナーを受けても、どんなに良い本を読んでも、それは成功論や方法論、または1人の人生観を聞いたに過ぎません。その後何の努力もせず成功することなどありえるでしょうか。

占いにハマる時ってこういう感覚なのかもしれません。もちろん恋愛などについては、何の苦労や努力などしなくても、好きな人と結ばれたり幸せになったりすることもあるでしょうけど。

おっと。少し話が反れてしまいました。

今回僕が言いたかったのは・・・

楽をして為し得る成功などない!

ということです。

運や才能だけで長期の成功などあり得ないということですね。

どんなにコーチングを受けたり、啓発本を読んだところで、それだけでは成功者にはならない。と。

僕自身コーチングを受けたり、啓発本を読んだりする一方、相当努力してきたんです。

本やセミナーなどで知った、著名人や成功者の方法論や人生観を元に、自分自身の知識やスキルや経験を積み重ねてきました。

もちろん、その努力を続けること自体が困難な時や、プライベートでへこんだときなど、ずいぶんとコーチングや啓発本にはお世話になりましたが。つまり、そういった使い方こそが、正しい啓発系コンテンツの使い方なのではないかと気づいたんです。

その次の奇跡へ

コーチングや啓発本は、いわば基板作りでしかありません。ですが使い方次第でかなり強力な基盤づくりにはなります。

その基板に、知識やスキルを積み上げていき(インプット)、それらを活かして仕事をしたり情報を発信したり(アウトプット)して初めて成果になるのだ!

と、まだ成功者になったわけでもない僕が、今回はちょっとメンター的なことを述べてみました。

これまでコーチングや啓発本で学んだことを活かしインプットを続けた成果が、今出始めているのでしょうね。

この調子でこれからガンガン、アウトプットしていきたいですね!

その次の奇跡へ!

本日のお薦め本

今にして思うと、僕が日本で初めて購入した『コーチング本』がこれだったと思います(当時はコーチングとか知りませんでしたが)。奇跡的なことが起こった実話(たぶん)の例が多く紹介されており、読み終わるとタイトルの通り前向きになれます。

コーチングの神様が教える「前向き思考」の見つけ方

 

 

『コーチング本』お薦めを用途別にまとめてみた! ~最もコーチ向きの人に「お薦め本は?」と聞かれ即答できなかったので・・・~

用途・目的別コーチング本

先日ある人から「コーチング関連の本で一番のお薦めは何ですが?」と聞かれることがありました。

え!? 一番お薦めのコーチング本!?

これまで当サイトでさまざまなコーチング本を紹介してきた僕ですが、いざ「一番お薦め」と言われるとすぐには思い浮かびませんでした。

しかもその人というのが『仕事が出来て面白くて人気者』という、僕が目指している人物像のリアル版のような人。会話の中に、『おうむ返し』『自己開示』『他人の関心事に関心を持つ』といったコーチング(心理学)スキルが自然に散りばめられた、コーチの資質も持ち合わせた人なのでした。

そんな人にコーチング本を薦めるとなると、いい加減なものは選べません。

それぞれ用途や目的によって違うしな・・・

そこで今回自分自身の頭の整理も含めて、お薦めのコーチング本を目的別にまとめてみることにしました。

実例を読み進める内に自分もモチベートされているという1冊

Awaken the Giant Within: How to Take Immediate Control of Your Mental, Emotional, Physical and Financial (English Edition)

まずはやはりこれ。僕がニューヨークに住んでいた頃、スイス人の友達がくれた世界一有名なコーチ『アンソニー・ロビンズ』が書いた最高傑作。アンソニー自身がコーチングを通じて体験した(奇跡的な)事例が紹介されています。

特筆すべきはその文章力。「自分もやれる!」と思わせてもらえるようなエネルギーみなぎる文体です。前述のスイス人の友人も「俺はこの本で人生が変わった!」と言っていたほどです。彼はその後スイスに帰り会社を立ち上げました。

唯一問題点を挙げるとすると・・・この本英語なんです。日本語版も出ているようですが、一部省略されていたり、翻訳があまりよろしくなかったり(というレビューあり)と、評判があまりよくありません。なので英語に自信のあるかたには原著(英語版)をお薦めしています。

ちなみに、冒頭で書いた『コーチ向きの人』にはこの本をお貸ししました。

コーチだけでなく、一流のビジネスマンを目指す人にも読んでもらいたい1冊

次に紹介するのが、上記アンソニーロビンズの最年少トレーナーだった『ピーター・セージ』の著書です。

自分を超える法

実話に基づく成功事例が紹介されており、こちらも読み手を上手くモチベートさせる文体で、やる気がでます。本人の、コーチ業よりもビジネスでの成功実績に説得力があります。アンソニー・ロビンズの本は3-4冊読みましたが、日本語版はいずれもあまり印象に残るものがなかったのに対し、このピーター・セージの同著は、とても印象に残るものでした。

後半はコーチング本というより『ビジネス書』。文章術などの指南もあり、仕事で伸び悩んでいるビジネスマンには最適の1冊といえます。

もっと同著者の他の本も読んでみたい!

と、思い色々検索しましたが、なにやらセミナーのビデオが発売されているだけで、これといった関連商品は見つかりません。そのビデオも高額な割には内容がお粗末で不評のレビューがついていました。

ここからは少しネガティブな側面の話になるのですが、同著を読む限り「この著者はどこまでスゴくなるのか!?」と思わせられるような内容が載っています。しかし、この話がすべて本当だとすると、現在の活躍ぶりがあまりにも聞かれなさすぎると思いました。

コーチング業から離れていることが理由かもしれませんが、同著以外、目立った出版物はなく、氏の日本版オフィシャルサイトは2008年から更新されていません。本人のブログも最終投稿が2012年で、以降凍結状態。この本に書かれている通り宇宙産業で活躍しているなら、その業界でもまた名前が聞かれると思うのですが・・・。

そういった背景を除けば、本自体はスゴくモチベートされる1冊といえます。

物語を読み進める内に自分もモチベートされているという1冊

ザ・コーチ

こちらは前述の二冊とは違い、小説仕立てのコーチング本です。

あまりパッとしなかった営業マンが、一人の老人と知り合うなかで気づかないうちにコーチングスキルを高められ、一人の人間としても成長していくという物語です。コーチングというものがどういうものか理解が深まるのはもちろん、コーチングに興味のない人でも一冊の小説として感動できる良書だと思います。

本格的にスキルや用語を学びたいというコーチを目指す人にはこの1冊

コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる

こちらはスキル的なところがきっちり紹介されたテキストのような本格コーチング本と言えます。オートクラインやパラクラインなど基本スキルがわかりやすい図解と共に紹介されています。

ただしあまり実例的なことが書かれていないのと、あくまでテキスト形式であることから、決しておもしろい本とはいえません。

気軽にコーチングがどういったものかを知りたい人にはこの1冊

マンガでやさしくわかるコーチング

「コーチングには興味あるけど、スクールに通ったり何百ページもある著書を読むのはちょっと・・・」という方に最適です。奥の深い哲学や心理学、学術等をわかりやすく漫画で紹介している当シリーズ。どうしても要約、割愛しすぎな感が否めないのですが、その中でも本著は良くできた良書だと思います。

スポーツにコーチングを取り入れるならこれ!

最強の選手・チームを育てるスポーツメンタルコーチング

こちら柔道金メダリストや日本スノーボードチームをコーチングでメダル獲得に導いたというチームフローの柘植(つげ) 陽一郎氏による著書です。スポーツだけでなく日常生活のコーチングにも使えます。

効果あり!と感じたのがこの1冊

ファメーション

こちら当ブログに度々登場するルー・タイス氏の『アファメーション』です。約400ページに渡る大作で、専門用語が所々でてきます。しかも翻訳本なので少々読みにくいです。とっかかりとしては避けた方がよいかもしれません。が、僕が一番効果を体感したのはこの本でもあります。

他のコーチング本との違いとして着目すべき点は、現在、過去含む著者のダメな点、嫌な点も隠さず書かれているということでしょうか。一般の人と同じく、コーチも人間であるということが伝わってきて親近感が生まれます。※これも一種の自己開示ですね。

下記書籍にはわかりやすく、そして興味深く『アファメーション』がどういったものか書かれています。

「言葉」があなたの人生を決める

サブタイトルというのでしょうか、英語タイトルというのでしょうか、表紙の上の方に前述の著書と同じ『AFFIRMATION』という文字が見えますね。この本、ルー・タイス氏のアファメーションを苫米地氏が『言葉』にフォーカスし、わかりやすく書いた書籍なんですね。

さらにかみ砕いて簡易になったのが下記。

まずは親を超えなさい!

番外編

トリガー 自分を変えるコーチングの極意

すみません。実はよく覚えていないんです。が、スゴく良い内容だったことだけ覚えているので挙げさせて戴きました。近日中に読み直しておきます・・・。

取り急ぎ思いついたところを羅列してみましたが、この他にも思いついたり、新たに読んで良いと思ったものがあれば都度、加筆修正していきますね。

 

 

怒れ若者よ!高齢者も中年層も怒れ!・・・って誰に? ~里中李生氏に学ぶ正しい怒りの矛先~

本日6月5日は僕の誕生日です。だからといって何か特別な投稿をするわけではないのですが・・・。少々忘れかけていたものを取り戻そうと思い原点回帰してみたいと思います。

僕のことをご存じのかたであればこのブログに多少の違和感を感じていたと思います。

それはこのブログに『怒り』や『反骨精神』というものが決定的に欠けていたからです。

怒りの感情は必要か

ところで20年程前は『キレる若者』というのが社会問題となっていました。最近では『キレる高齢者』という記事をたまに見かけます。

一体彼らは誰にキレているのかを考えてみました。

  • 居心地の悪い社会に?
  • 自分を評価しなかった会社や上司に?
  • 自分を拒んだ異性に?
  • 意見がぶつかった友人に?
  • 自分を邪険に扱ったショップ店員に?
  • クラブ活動で自分をレギュラーにしなかった監督に?

なんとなくわかる気もします。僕も上記のような場面に直面すると怒りの感情が沸き上がってきます。特に昔バリバリ働いていて会社の中心的役割を担っていた人などが引退して社会に居場所がなくなった感じたり、他人から尊敬されることがなくなったりした時の怒りは筆舌に尽くしがたいものがあるのかもしれません。

ですがこの自己啓発や人格形成をテーマにしたブログでは、敢えて上記の表現方法は間違っていると提言したいんです。

現代日本社会では怒ったり感情をあらわにすることをあまり良しとはされません。草食系男子が流行ったりもしています。それでも怒りの感情は成長に必須だと考えるんです。怒りの矛先さえ間違えなければ・・・。

正しい怒りの矛先は

怒りを向ける先は・・・

自分自身に対して

だと僕は思います。

犯罪行為に当たるような悪質な行為を受けたり、明らかな過失により被害を被ったりした場合は別ですが、それ以外の場合たいていの『気分を害された』と思う出来事は自分の中で消化できるものだと最近きづきました。

もちろん相手が仕事関係やお客と店などの関係の場合、まずは冷静に論理的に抗議するのが得策かと思います。

ですが基本は、誰かから評価されないのも、拒否されるのも、なめられるのも、すべて『負け』ととらえるのが最終的には自分の成長につながるのではないかと考えます。

「あの会社はクソだ」、「あの女はバカだ」、「あいつは性格が悪かった」と相手を貶め自分を正当化すれば、気は楽になるでしょう。自分は悪くないのですから。ですが自分の成長には一切つながりません。特に酒を飲みながら嫌いな相手の悪口を友人や恋人にぶちまけるなどはもってのほかです。(僕もやったことはありますが)酔いが覚めた後の気分は最悪です。

こんな最悪な気分になるぐらいなら、潔く自分の負けを認め、敗因を分析し、次に同じような場面に直面したとき、

次は負けない自分

になっているほうが格段に素晴らしいと思いませんか?

最近ようやくこの考え方を実践できるようになってきました。下記に紹介する『里中李生』氏の影響が大きかったと思います。

里中氏は自身の著書『成功者はみな、怒りを秘めている』の中でこのように言っています。

女にふられるのだって「負け」だ。

営業成績で同期に負けても、ヤケ酒を呷るだけで、なんら勉強もしない。

あなたはその仕事のプロなのだ。同期の男も、できるOLも同じプロだ。プロ同士の戦いは、真剣勝負だ。プロは負けたら自分に対する怒りに満ちて、次は必ず勝つ、と頑張るものだ。ところが、凡庸な人間は、負けたところでなんら自分に対して怒らず、なぜ負けたのかを分析もしない。

負けた自分に怒れない男には、なんの可能性もない。女にふられても、軽薄に笑っていたり、彼女を貶めて自分を持ち上げようとしたりしているようでは、男は磨かれない。

※上記引用文中略あり

-里中李生 氏 『成功者はみな、怒りを秘めている』より-

成功者はみな、怒りを秘めている: この流儀が、人生の突破口となる (単行本)

男女三日会わざれば刮目して見よ!

慢心している自分に怒れ。
酔っ払ってくだを巻いている自分に怒れ。
些細なことにムキになっている自分に怒れ。
いつまでたってもヒーローになれない自分に怒れ。
大切な人すら守れない自分に怒れ。

そしてヒーローやヒロインになって自分を低く見積もった相手を見返してやりましょう。

最後に僕の好きなことわざで記事を閉めたいと思います。

男子3日会わざれば刮目(かつもく)して見よ

本物の男子たるもの、3日も会わなければ驚くほどの成長を遂げていることがあるという意味ですね。これは昔のことわざですので、現代であれば、

女子も3日会わざれば刮目(かつもく)して見よ

ですね。

※コーチング的なアドバイスを付け加えるとすると、自分自身のことを『ダメなやつ』とは思わないでください。今はダメでも、本来の自分は『スゴい人間だ』と思っていないとエフィカシー(自己承認力)が下がり、間違った方法に進んでしまいます。

『本当はスゴいのに、今結果を出せていない自分』に怒ってください。

今回のお薦めCD

『怒り』をテーマにした曲が多いミュージシャンといえばエレファントカシマシが思い浮かびます。中でも特にこの『俺の道』がロック調で、ふがいない自分に怒っているような歌詞が多く、熱いロック魂を感じます。

俺の道