【初心者向け】~X2サーバーでIMAP設定したところ10日経たないうちにサーバーがダウンした!~ THUNDERBIRD等メールソフトを複数PCで同期させる方法4

X2サーバーにもIMAP設定があった

前回までお話ししたところでは、担当の会社で使用していた『X2メールサーバー』にも、私的に使っている『ロリポップメールサーバー』にもIMAPの機能があることがわかりました。

↓以下、前回までの投稿

1.序章

2.(WEB)ブラウザメールとメールソフトの違い  

3. POP3とIMAPの違い  

ちなみに下記はロリポップメールサーバーのメール設定マニュアルページの一部です。

なんや・・・メールサーバー側でIMAPに設定すれば簡単に同期できるやん。

そして実際に、自分のサイトおよびシステムを担当させていただいている会社で設定してみました。

※最低限の調査、聞き取りに加えリスクヘッジは行った上です。適当に『試したった!』というわけではありませんので悪しからず💦💦

するとどうでしょう。

複数のPCでIMAP設定したところまではよかったんです。確かに複数PCでメールの送受信ができます。同期もされています。

なんや・・・意外と簡単やん。

と思ったのもつかの間。

設定から2週間日も経たないある日、その会社から電話がかかってきたのです。

お世話になっている会社のメールサーバーがダウン!?

今日の午後3時頃から約3~4時間、まったくメールの送受信が出来ません・・・

とのこと!

これは大変なことです。通常1時間の間に4~5件の予約メールが入ってくる会社です。そのメールが3,4時間も不通になっているということは・・・

メールサーバーがパンク(※)したに違いない!

※これをIT知識の高い人たちの間では『サーバーダウン』というのか!?

慌ててその会社に出向きメールサーバーを確認したところ・・・

約500件ぐらいのメールが溜まっていたと記憶しています。そして4~5時間前から、新規の受信メールが全く入ってきていませんでした。

たった500件程度でサーバーがパンクするのか・・・!

考えてみてください。GmailやYahoo!メールなら受信トレイに未読メールだけでも1,000件、多いときで10,000件溜まっているなんて事もあります。それでも問題なく動いています。

それが、元々POP3対応(推奨)だったメールサーバーでは、いくら設定をIMAPに変えたところで、

メールコピーの保管容量に変わり無し!

ということだったのです。

ここで、メールサーバーを郵便局に見立てて例えてみましょう。(これ不要?)

これまで「郵便物のコピーは保管開始から○○日で廃棄しますよ~」と言っていた郵便局(サーバー)。

「今後希望されるお客様の郵便物に関してはコピーを(廃棄の依頼があるまで)ずっと保管しておきますね~」(IMAP対応)というサービスを開始。

 

「でも当郵便局は保管スペースがあまりない(もともとPOP3対応だったし~)ので、倉庫がいっぱいになったら郵便物を受け取るのも発送するのもストップしますよ~」

と言っているような状態なわけです。

その会社のメールシステムが受信するメール数は1日平均80~100通。メールサーバーにはX2サーバーを使っていたのですが、500件ほどでサーバーがパンクするということは・・・約1週間で送受信しなくなるわけです。

とはいえ、IMAPにはPOP3のように『メール受信から○○日でメールを削除する』という自動設定がありません。毎日こつこつメールサーバーに溜まったメールを削除しなければなりません。

それでももし短期間に大量のメールを受信したらパンクしてしまいます。

これでは意味が無いな・・・

やはり以前WEB上で見かけた『Gmailを利用してThunderbirdの同期設定をする』という方法を取り入れるしか手が無いか。

「そんな方法があるなら、先にそのページのリンクを教えろ!」

と思われたかた。

僕もそうしたいのは山々(やまやまと読む)なのですが、残念ながら僕のPCの優秀なセキュリティソフトが、そのサイト内の『支払いシステムもしくはページに何らかのリスクがある』と探知したのです。ページ自体には問題なさそうで、設定手順が親切に書かれた良いページだったのですが・・・

その為、今回は紹介を控えさせていただくことにしました。

また、そのページにはGmailを使ったThunderbirdの同期設定について詳細な手順が記されていたのですが、Gmailを使用する理由や概念などがあまり説明されていなかったため、分かりづらい部分も結構あったんですね。

そこでそれら概念も含め、次回・次々回といよいよGmailを利用したThunderbirdのIMAP同期設定についてご紹介していきます。

 

 

【初心者向け】~メールシステム POP3とIMAPの違い~ THUNDERBIRD等メールソフトを複数PCで同期させる方法3

電子メール(Email)の簡単な仕組みを見直してみよう

Thunderbirdメールの同期設定を行うにあたり、最低限必要なIT知識をまとめておくという企画の第3回目『POP3とかIMAPって何?』をお話しします。

〔前後の投稿目次〕

1.序章(まえおき)

2.(WEB)ブラウザメールとメールソフトの違い  ※前回の投稿

3. POP3とIMAPの違い  ※今回の投稿

4. X2サーバーでIMAP設定したところ10日経たないうちにサーバーがダウンした! ※次回の投稿

POP3とかIMAPって何?

そもそも当たり前のように使っているこの『電子メール(言い方が古くさいですね、Emailとも言います 笑)』が、どのような仕組みで動いているかすら、よく考えたことがありませんでした。

『サーバー』という言葉も良く聞きますよね。ですが実際のところどういった働きをしているのか・・・

まずは『メールサーバー』の役割について見ていきたいと思います。

メールサーバーとは郵便局のようなもの

『サーバー』といっても今回取り上げるのはパソコンなどのサーバーではなく、『メールサーバ』についてです。

よくEmailは郵便物に例えられますが、そういった意味で、メールサーバーは郵便局に例えることができるかと思います。

Aさん宛てにメール(郵便物)を送ると、一旦郵便局に集められますよね。Emailでこの『郵便局』にあたるのが『メールサーバー』になるわけです。

BさんがCさん宛にEmailを送ると、直接Cさんに届いているように見えますが、実は郵便物が郵便局に届けられるのと同じく、一旦『メールサーバー』に届けられます。そしてその後宛先であるCさんの受信箱にメールが届く。郵便物と全く同じ流れです。

ただひとつ、Emailが郵便物と大きく異なる点を挙げると、

Emailの郵便局(メールサーバー)は、常に手紙(mail)のコピーを作成してから受信者に配信する

という点です。

郵便局で言うと『すべてのハガキや手紙を一旦郵便局でコピーし、オリジナルの郵便物は宛先に配達、コピーは郵便局で保管する』というイメージです。

「だとすると、小さな郵便局の場合、すぐに郵便物のコピーを保管する場所がなくなるのでは?」と思われたあなた。

その通りなんです。Emailでも同じなんですね。

この『小さな郵便局』のイメージにあたるのがEmailでいう『POP3』という、かつて主流だった仕組み。

そして「小さな郵便局だと保管場所に困る」ということで開発された『大きな保管場所を有する、大きな郵便局』にあたるのが、最近主流になった『IMAP(アイマップ)』という仕組みなんですね。

POP3とIMAPの違い

POP3とはサーバーにメールをあまり溜め込むことができません。一定数を越えるとどうなるか・・・サーバーがパンクし、メールを送受信しなくなります。※その間届いていたはずのメールは再度確認することができません。送信者側にはエラーメッセージがでるようです。

そのため設定に「メールをダウンロード後、○○日でサーバーからメールを削除する」という項目があります。

メールサーバーからメールがなくなる=(イコール)以後どのPCからサーバーにアクセスしてもメールを確認することができない、と言うことなんですね。※ダウンロードした端末以外には・・・

 

それに対し、IMAPは、メールをダウンロード後もメールサーバーにメールが残る仕組みで、POP3とは違い、大量のメールが溜まってもパンクしたりしません。なので定期的にメールを削除したり、自動で削除されたりもしません。

バックアップとしても使えると言うことですね。

そのため、いつ、どの端末からアクセスしても、メールを確認できると言うわけです。どのパソコンからでも、スマートフォンからでも、タブレットからでも、ログインさえすれば。

ではPOP3のメリットは?

と思われたかたもいるのではないでしょうか?

POPのメリットは・・・

特に無いようです。

いわば古いメールシステムということが言えるかもしれませんね。

サーバーにメールが溜まらずよい。というメリットがあるようですが溜まっても大丈夫なメールサーバーのほうがよいですよね。

で、今回の主役Thunderbird」はこの『メーラー』にあたり、基本POP3でメールの送受信を行っています。基本、と言った理由は

最近のメールサーバーは、IMAPに対応している 対応できるようになった ものが多く出てきているんです。

え?ではIMAPで設定すればよいのでは?

と、僕も思っていました。

そして実際システムを担当させていただいている会社で1度試してみたところ、恐れていたとおりのトラブルが発生したのでした。

次回に続く

 

 

【初心者向け】~(WEB)ブラウザメールとメールソフトの違い~ THUNDERBIRD等メールソフトを複数PCで同期させる方法2

THUNDERBIRDを複数端末で同期させる方法とこれだけは知っておきたい必要最低限の知識

今回から数回に分け『THUNDERBIRDを複数端末で同期させる方法とこれだけは知っておきたい必要最低限の知識』について書いていこうと思います。

しかしながら、そもそも設定に際し、意味の判らない用語や設定が出てきて、まずそれを理解していないとどうにもならないような気がしたため、WEB上で調べ、記録することにしました。

下記に順を追ってIT用語の説明から最終目的である『Thunderbirdの同期設定』までを数回に分けて説明しています。初心者にも出来るだけわかりやすく書いたつもりですが、非初心者にとっては『百も承知』のこともあるかと思います。

それぞれ興味のある項目のみ参照いただけたらと思います。

1.序章  ※前回の投稿

2.(WEB)ブラウザメールとメールソフトの違い

3. POP3とIMAPって?

4. Thunderbird(WEBメール)を複数端末で同期させる方法

第2回目となる本投稿では2.の『(WEB)ブラウザメールとメーラー(メールソフト)の違い』について見ていきたいと思います。

2.(WEB)ブラウザメールと(電子)メールソフトの違い

(電子)メールソフトとは

さて、みなさんは『Thunderbird』というメールソフトをご存じでしょうか。※前投稿をご覧くださった方はご存じかと思いますが。

僕は知っていました!(自慢にはならないけど)。いや、以前勤めていた会社で使ったことがあったので知ってはいましたが、実はこのメールソフト、前回ご説明したとおり、なかなか不便なんです。

最近知ったんですが、『ブラウザメール』と呼ばれるGmailやYahoo!メールなどと違い、(電子)メールソフトと言われるThunderbirdやOutlookなどのメールソフトでは・・・

1つのアカウント(メールアドレス)について、送受信ができるのは、1台の端末でのみ!

なのです!(みなさんは知っていました?)

なぜ僕がそれを知ったかというと、最近システムを担当させていただくようになった会社がこのThunderbirdを使っていたからなんです。

その会社では予約受注や顧客問い合わせ等すべてこのメールアカウントを1台のパソコンを使用して行っていたため、メール担当者はかなり大変そうに見えました。

パソコンは何台もあるのに、メール対応をしているのは特定の1台のパソコンに座っている一名のみ。

なぜメール対応はいつも一人でおこなっているんですか?

と、まぬけな質問をしたところ、

ThunderbirdやOutlookは1つのアカウントについて、設定した1台のパソコンでしか使えないんですよ。

という回答が!

え!そーなんですか!?

知らなかった! でも、それは不便でしょ!

予約管理やメール対応できる社員がたくさんいるにもかかわらず、その業務に携われるのが1人だけ(というか1台のパソコンだけ)。軽くググってみても、やはりその会社のかたがおっしゃるとおり、Thunderbirdにおいては、1メールアドレス/1端末(パソコン)だということがわかりました。

「携帯メールでさえPCで見られる時代。何か方法があるはず」と、最近芽生え始めたエンジニア魂を発揮し調べたところ・・・

ありました。Thunderbirdというマニアックなメールソフトだけに、詳細まで説明されている情報はほとんどありませんでしたが、なんでもIMAP(アイマップ)という機能を使うと同一のメールを複数の端末で使用することが出来るとのこと。もちろん同期された(1台の端末で行った操作がそのまま別のPCにも反映される)状態で。

※本件(IMAPや対称のPOP3)については次回に、同期セッテについては次々回に、詳しく説明させていただきます。

ブラウザメールとは

この(電子)メールソフトに対して、ブラウザメールと言われるメールは、皆さん恐らくよくご存じのgmailや、yahoo!メールなどのように、どの端末からでも、連動するブラウザ(gmailならgoogle chromeを、yahoo!メールならyahoo!のホームページ)を開いてログインさえすればいつでもどこでも使えるんですね。

う~ん、便利!

次回以降、この同期にまつわるIT用語と、その設定方法をご紹介していきたいと思います。