【書評】堀江貴文『本音で生きる』~ホリエモンがアドラー心理学!? 猫ひろし優勝なう!

書評タイトル:ホリエモンがアドラー心理学!?

著書:本音で生きる
著者:堀江貴文
出版:SBクリエイティブ

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

堀江貴文氏の著書は啓発本なのか!?

元々僕がSNSやブログを始めるようになったのは、堀江氏の『ゼロ』を読んだことがきっかけでした。かなり感銘を受け、その後、氏の本を4,5冊立て続けに読みました。

『ゼロ』を読むまで僕は、ホリエモンに対しあまり良い印象を持っていませんでした。頭のいい人特有の、どこか上から目線な『嫌なヤツ』という印象しかなかったのが、ゼロや、その他の著書を読んだことで、「けっこういい奴」というイメージに変わりました。単純すぎでしょうか?

堀江氏は著書内で『僕は特別な人間ではない。僕にできたのだから君たちもやれば出来るはず』『努力は成功の絶対条件』『なぜ何かを選ぼうとするのか。全部やってみたらいいじゃん』など、TVの印象とは全然違う、努力や行動することの重要性を説いていました。元々根性論や啓発本が大好きな僕は、以来すっかり氏のファンになってしまったのでした。

堀江貴文氏の著書の特徴

小説ではないので仕方がないのかもしれませんが、いずれも骨子は同じで、『自叙伝』 『 How to本』 『 啓発本 』といった要素に『読者へのメッセージ』を加えた構成で出来ています。

もちろん1冊にこれだけの要素が含まれているというのはスゴイことで、だからこそ読みやすく感銘を受けまくります。堀江氏が実際に体験したこと、そこから生まれた思考、人生観をもって、読者に訴えかけてくるのですから。

ホリエモンがアドラー心理学!?

堀江氏の考え方は、収監前も後も、一貫しているといえるでしょう(ぶれていない)。その分、著書の構成も前述のとおり似てきます。そういうこともあり、4、5冊読んだ後、最近は氏の本とは少々ご無沙汰していました。

しかし、そんな僕が今回の『本音で生きる』については、久々に激しく「購入したい!」という欲望に駆られたのです。その理由とは・・・。

たまたま本屋で平積みされている同書が目に止まった為、手に取りページをめくったところ、『嫌われる勇気』や『アドラー心理学』という文字が目に飛び込んできたのです。

え?なぜホリエモンがアドラー心理学?

気になりました。僕も講演会等でよくお世話になっている岸見一郎先生の著書『嫌われる勇気』についてホリエモンが言及していたので、一気に興味が沸き、しばし立ち読み・・・。

このような事象を見事に一刀両断したのが、先ほども紹介した『嫌われる勇気』だ。<中略> アドラー心理学では「原因」、つまり言い訳を一切認めない。

ー『本音で生きる』より引用ー

堀江氏が嫌われる勇気を絶賛しているという話は聞いたことがありました。堀江氏と岸見先生、古賀史健氏の対談記事(下記)も見たことがあります。しかし、まさか堀江氏が自身の著書で言及するほど『嫌われる勇気』や『アドラー心理学』に感銘を受けていたとは知らなかったので驚きました。

ホリエモンWITH 「ゼロ」「嫌われる勇気」 堀江貴文×岸見一郎×古賀史健 鼎談【前編】

これまでの氏の著書が、自身の体験や経験に基づく思考や見解を述べた作品だったのに対し、本著は、他者の思考に共感し、それらも含めた堀江氏独自の考え方をメッセージとして読者に送るという、新しい要素を含んだものになっています。いい意味で「裏切られた!」と、思いました。

新しい!これはレア!ということで、すぐさま購入したのでした。

購入・読了後の感想

堀江氏の著書に共通しているのですが、とにかく読みやすいです。読了までに3時間かからなかったと思います。これまでと少し違い、自身の体験談は少なめ、他者の作品を例示しての人生観、そして読者へのメッセージ。堀江氏の強い人生への想いが伝わってくる作品です。

下記に冒頭分から印象的な文章を引用させていただきました。

本書を読んで、自分にとって必要なことに気づいたら、きっともうこの本はいらなくなる。それがこの本が望む到達点だ。そして僕も、もう2度とこういう本は書かないと思う。

ー『本音で生きる』より引用ー

「こんな本を読んでいるヒマがあるなら、とっととやりたいことを片っ端からやるべきでは?」というホリエモンらしい一文ですよね。

やっぱやる気でるな~!啓発されるよな~!というのがストレートな感想です。

ここにも堀江氏の影響を受け成功した人がひとり

最後に余談になりますが、驚いたことをもう一つ。

タレントの猫ひろしさんが、カンボジアで国籍を得てオリンピック出場を目指しているのは有名な話かと思いますが、こちらを提案したのも堀江氏らしいのです。

いや、この話自体は氏のファンならそこそこ有名な話で、同著でも言及されていたので改めて取り上げるほどのことではなかったのですが・・・

驚いたのは、僕がこのブログ記事を書いている真っ最中に下記のニュースが飛び込んできたこと。

猫ひろし、リオ五輪へ前進 カンボジアで代表選考V -日刊スポーツ-

最近日本では猫さんの話を聞かなくなっていたので、すっかりオリンピック出場は諦めたものと思っていました(歳も歳ですし・・・スミマセン💦💦)。実際同著を読んでいた時も「猫ひろしさんって、また昔の話を持ちだしてきたもんやな・・・。ネタ切れか?」などと思っていましたが、恐れ入りました。

ここにも堀江氏に影響を受け、夢を実現させようとしている生き証人がいるんですよね!

突き放した言い方と、氏の過去のイメージから、これまで半信半疑だったのですが、今回の著書と猫さんのニュースではっきりわかりました。

ホリエモンの著書、間違いなく『啓発本』です!

しかもコテコテで、飛び切り効果のある・・・

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

 

 

 

「【書評】堀江貴文『本音で生きる』~ホリエモンがアドラー心理学!? 猫ひろし優勝なう!」への2件のフィードバック

  1. 安藤さん

    「自分であることを恐れずにいたい」このコメントにすごく深い意味が込められているように感じました。またお話聞かせてくださいね(^^)

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