コーチングでモテるようになるのか!?
はい。なりません。
コーチングでもてるようにはなりません。
久しぶりにこのくだりを使ってしまった・・・。
これまで僕はアファメーション(※)の1つの手法『エフィカシーを高める』ということを仕事や対人関係に活かしてきました。
その効果があったのか、実際仕事では自分でも驚くようなありがたい話をいただけるようになりました。
3年前、アファメーションを知るまではITリテラシーが一般以下だった僕が、IT系の仕事で独立するなど誰が想像したでしょう。
現在でもこの流れは続いています。
※アファメーションとは
アファメーションという言葉は、持って生まれた潜在能力、思い描いている理想、望まれる結果を自分に信じ込ませ、効果的な目標設定を行うことを意味します。
ールータイス著『アファメーション』よりー
ルータイス氏、苫米地英人氏の著書でエフィカシーは『自己効力感』『自己肯定感』などと書かれていたと記憶しています。
先日の投稿にもランクインさせたほど効果を感じています。
アファメーションは恋愛にも効果を発揮するのか
しかしこの手法も
恋愛においては効果を発揮しない
少なくとも当てはまる人とそうでない人がいると思っていました。
なぜなら僕は恋愛においては
俺ってけっこうモテるんじゃないか
と調子に乗った時は必ずといっていいほどフラれてきたからなんです。
逆に、好きになった女子に彼氏がいたり、その子が高嶺の花だったりして『自分には無理だな』と思ったときは、意外にも仲良くなったり恋仲になれるということを経験してきました。
ダメだ・・と思ったときは上手くいく、イケる!と思ったときは失敗する、という、エフィカシーを高めるという作用とは反対の結果が生まれてきたからです。
その為こう思っていました。
エフィカシーが効果を発揮するのは、
日頃からコンプレックスを持っていて、”自分はダメな人間だ”と思っている事柄についてのみ
なのではないか。と。
ところが、あることをきっかけに
そうとは限らない
アファメーションは恋愛にも使える!
と思うようになったのです。
アファメーションが恋愛にも使えると思うようになったきっかけとは
それが最近恋愛関連でもスゴく悩むことがあって・・・
LINEで相手がなかなか既読にならないとか、返信がなかなか来ないとか、客観的に見たら大したことないように思えることでも、すごく思い悩んでいる自分がいたのです。
メンタル弱っ!
と思いましたが、こればっかりはどうしようもありません。
数時間に何度もラインを開いて既読になっていないか確認してみたり、返信が来る前に追加のメッセージを送ったり・・・(客観的に見るとキモい 笑)
※余談ですが、現代日本人は一日に約100回携帯(スマホ)の画面を見るのだそうです。恋愛中の女子やオッサンはその3倍以上なんでしょうね。
で、人間って、いくつになっても恋愛や人間関係で悩むんだな、と改めて思い知らされたのです。いや、むしろ歳をとったからこそ老いていく自分に自信がなくなり、ネガティブになってしまうのかもしれませんが。
そうです。
こんなときこそアファメーションの出番なのでは。
と思ったのです。
苫米地英人さんの著書には、気になる異性が出来たときに持つべき心理をこのように表現しています。
いいと思ったら、自分から「どうですか?」といきましょう。そして、声をかけた後に「私が見極めてよくなかったら、すぐ別れますね」と宣言するのです。「私と付き合えるんだから、うれしいでしょ?あなたの価値が低いってわかったら捨てますよ」と、そういう気持ちでいたほうがいいのです。
ー苫米地英人著『悩みを幸せに変える法則』よりー
僕にはここまでのエフィカシーを持つことは出来ません。特に恋愛においては。
それに「こんな上から目線だと嫌われそう」とビビってしまう小市民です。
とはいえ四六時中「何か嫌われるようなことしたかな?」とか「他に気になる人ができたのかも」とか思い悩み、仕事も手に付かない、とかになってしまうぐらいなら、エフィカシーを高めることに意識を向けるほうがよいのではないかと思ったのです。
コーチングで学んだことのひとつに「他人の気持ちはコントロール出来ない」という考え方があります。これは本当にそうだと思います。特に恋愛においては。
ただ他人はコントロールできなくても自分自身の考え方を変えることなら出来るかもしれません。
根拠はなくとも「自分はモテる。もしこの女性が僕をふるなら、この人はきっと見る目がなかったんだ。僕をふるなんてもったいない。僕ならまた他のいい女性と恋仲になれる」と考えるように努めることは出来るかもしれません。
そう考えるといくぶんか気持ちが落ち着き、相手に返信を催促したり、返信がないのにこちらからまた連絡を被せたり、「僕何か嫌われるようなことした?」とか問い詰めたりすることが減りました(少しだけ 笑)
-2019/5/5追記-
この投稿の直後にもまた、気になっている(友人)女性と少しぎくしゃくするようなことが起きました。
「こんな苦しい想いをするぐらいならいっそ会わない方がいいのではないか。」
「色々悩まされて結局フラれるぐらいならこちらから別れ(といっても付き合っているわけではない)を告げた方がいいのではないか・・・。」
などまたもやネガティブモード全開になっていました。
しかし、ここで初めてアファメーション(エフィカシーを高める)ことを思い出し、冷静になることができました。
僕の想いは全て伝えた。(根拠は無いが)彼女にとっても僕は友人として大切な存在に違いない。それでももしもフラれるとしたら、彼女にはよほど見る目が無かった、もしくはそれ以上に大切な、本当に大切な人が出来たのだと、その事を祝福し喜んであげよう、と。
この時はもう、催促のLINEを送ることも、別れを臭わすようなLINEを送ることもしませんでした。
ただ彼女からの連絡を待つことにしました。
少し、ほんの少しだけですが、自分が大きな人間になれたように思えた瞬間でした。
今回の結論(と名言 笑)
とはいえ、やっぱり好きな相手のことはなかなか頭から離れないものですよね。特にこちらの好き度が、相手の何倍も大きい時ほど。
でもそれも恋愛の良いところなのかも。
幻冬舎創業者の見城徹氏&サイバーエージェント社長の藤田晋氏の著書に『憂鬱でなければ、仕事じゃない』という作品があります。これを転用すると
苦しくなければ、恋じゃない
のかもしれませんね。
Today’s Recommend
今回は記事内にも出てきたこちら
そして今回はもうひとつ。
こちら『うさんくさい臭』が出まくっているので、これまで紹介しなかったのですが、Amazonでのレビューの良さや自身の経験から最近「けっこう効果あるのでは?」と思うようになったこともあり初めて紹介することにしました。
『潜在意識』とか『眠りながら成功する』とか、ダイエット市場にも言えることですが、「努力もしないで楽に成功する」という商材が最も売れるのだそうですね。
この書籍に関して言うと、『眠りながら成功する』というのは日本で販売するにあたり付与されたセールス用キャッチフレーズであって、内容とは少し相違あるように思いました。
内容はアファメーションと同じように『ポジティブ(理想的な)イメージを強く思い描くことで、実際に自分自身をその理想型に近づけていく』といった内容です。
とは言え、『妹のために強く祈ったら病が消えた』や『強く潜在意識に語りかけたら数週間で運命の人に出会った』など、スピリチュアル的な要素が強いのも事実です。
ただなぜ今回この本を紹介したかというと。病気や恋愛などコーチングでもどうにもならなさそうなテーマに直面したとき、人間はどうしても神仏的なものに救いを求めます。
僕は、占いや血液型をはじめ神仏的なものは基本信じていません。
それでもやはり精神的に追い込まれたときなどはそういったものに関心がでます。
僕も自分自身がヤバそうな病気になったときや、知り合いが深刻な病気にかかったとき等、この本のことを思いだし読み直します。
その後よい結果になったこともあったので今回紹介することにしました。
僕の恋愛についてはどうでしょうか・・・いまだ彼女もいなければ結婚していない、ということは、その分野においてはこの本もそれほど効果がないのかもしれませんね 笑
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Eye-Catch Photo by Everton Vila on Unsplash