親友と思っていた友人から「お前が好きになった女、俺が盗ってもええか?」と言われた!
今回のタイトル、最近実際に起きたことです。
世の中にはこういうクズがいくらでもいます。僕はハナからそういう奴とは付き合わないようにしています。
しかしまさか、親友と思っていた友人が、僕にそのようなセリフを投げかけてくるとは!
・・・思ってもいませんでした。ショックでした。
しかもその友人、僕が20代の頃勤めていた職場で知り合ったんですが、当時はチャラい遊び人タイプとか、女子にモテモテとかいうタイプではなかったんです。
硬派で、何に対しても真剣。チャラい奴や不真面目な人間を見ると批難するようなタイプだったため、僕とは昔からウマが合っていたんだと思います。僕もそういう彼の一面を尊敬していました。
月日が人間を変える!?
その友人と、最近またよく会うようになったのですが、どこか違和感を感じていました。ことあるごとに自分のモテ自慢をしたり、他人の恋愛にケチをつけてくるようになったんです。
昔はあんなヤツではなかったんやけどな・・・
いや、今にして思うと、昔はそれほどモテなかったから控えめな態度をしていただけで、元々こういう奴だったのかもしれません。
それが社会人になり、環境の変化に伴いモテるようになったのでしょうか。
彼は完全に調子に乗っていました。
そこまではいいとして、僕が「最近知り合った女の子を好きになった」という話をすると、なんとヤツは「俺がその子を盗ってもええか?」と面と向かって言ってきやがったのです。
昔の僕なら間違いなくケンカになっていました。もしくはその女性を取り合って勝負していたかもしれません(2人ともフラれるると思いますけどね 笑 )。
仕事でも恋愛でもヤツに負けると思ったことは無いですから・・・
ただ一方で、「絶対に勝てる」と思ったこともありません。
そもそも女性は物や賭け事の対象などではないんです。女性の側にも事情があります。ご主人がいたり、彼氏がいたり、好きな人がいたり、好きな男性のタイプもそれぞ異なっているでしょう。
それを酔った勢いとはいえ「俺ならどんな女も落とせる」などと思っているヤツは相当な勘違いヤローだと思いました。いい大人になってそんなこともわからないのか、と。
そう考えると、ただただ悲しい気分になりました。
ヤツの本意は?
そもそも彼は、いったい何を思って親友の僕に対しそのような発言をしたのでしょうか。
もしかするとヤツは、「今の俺はこんなにモテるようになったんだぜ!お前が恋している女性も今の俺がその気になったら口説けるけどな」と、言いたかっただけかもしれません。
ヤツの言う『モテる』も、どのレベルのことを言っているのか知りませんし、本気で僕の好きな人と恋仲になろうとしているわけではないのかもしれません。
ですが、僕の中では『親しいからこそやってはいけないことリスト』に入っている程のアカン言動やったんですね。
僕が青臭いだけなのかもしれません。誰でも、友人の彼女や奥さんのことを本気で好きになってしまうこともあるかもしれません。・・・だって人間だもの(あれ?誰かのセリフパクったみたいになってる)。
それなら理解もできます。その場合は真剣にそのことを友人に伝え、正々堂々と恋愛するなり交際するなりするのが筋だとと思います。
ですが今回は違いますよね?親友がホレた、会ったこともない女性のことを「俺なら落とせる」「盗るで」と言っているのです。
これっていかがなものでしょうか。
ヤクザの世界でも「仲間の女には手を出さない」といのがルールだと聞いたことがありますし・・・
やってはいけないもう一つのこと
実は似たようなケースで1度、それまで友人と思っていた友達と疎遠になったことがあります。
そいつは僕の親友(前述の友人とは別)を『女にモテなさそう』という理由でバカにしたんです。そいつより、そいつがバカにした僕の親友のほうが何倍もイイ奴で器の大きい人間です。
異性にモテることがそんなに偉いことなんでしょうか?
僕は『異性にモテるか否か』という基準で他人を評価したことはもありません。友人ならなおさらです。
今回のケースのように、友人が好きになった人のことを(恋愛感情なしに)『盗ってやろうか』などと思ったことも言ったこともありません。
今回一人の親友が軽蔑すべき言動をしたことについて、怒りよりも悲しみを覚えたことは言うまでもありません。
失望の後に得た結論
さて、ここまで一方的に僕の感じたことを述べてきましたが、実はヤツにも言い分があったのかもしれないと今では思っています。彼が上記言動を起こす前に、僕が何か彼の神経を逆なでするような発言をしていたのかもしれません。
結論としては・・・
僕は今でも、『親友』だった頃のヤツが戻ってくるのを待っています。
いや、一回りも二回りも大きくなって再び僕の前に登場する日を!
こうやってブログに書いたのも、なにもヤツをディスるためではありません。一時の言動だけで、長年の親友を失いたくない、ヤツに判ってもらいたい、という気持ちから急遽執筆した次第なのです。
現時点で、僕はヤツに失望しています。ですが、ヤツの言い分を聞けば、事情が理解できたり、誤解がとけたりするかもしれないし・・・
もしくは僕のこのブログを読んで、考えを改めてくれるかもしれません。
男子(女子も)三日会わざれば刮目して見よ
座右の銘です。
またいつか、尊敬できる彼が戻ってくる日を楽しみにしています!
今回の紹介商品
今回は、書籍ではなくCDを紹介させていただきますね。
このアルバムの中の『4つの約束』を聞くと、いつも今回の投稿に出てきたヤツ(親友)のことを思い出します。
『しばらく会えないけど、この4つの点についてだけは、お互いいつまでも変わらずにいよう。お前と俺なら、変えていかなければいけないことと、変わってはいけないこと、それが何か判るよな。』
という内容の歌詞です。※著作権法上、そのまんまの歌詞は記載できません。
恋愛の曲が中心のアルバム(それはそれですごくいい)ですが、この曲は友情を描いた名曲と言えます。
今回、変わってしまった(と僕が感じた)親友に、特に聞いてもらいたい曲です。
※「仲間内のケンカはよそでやってくれ!」と言われそうですが、『人格形成』もサイトのテーマにしていますので、今回投稿させていただくことにしました。