皆さんは投票に行ったことはあるでしょうか?
もちろんあるでしょうね・・・
子供の頃に習った「○○してはいけません」はウソ?
ところでアメリカ大統領選も大詰めに入ってきましたね。
今回の米大統領選は、かつてない『嫌われもの対決』 などと言われているようです。
討論会などを見ていてもみっともないです。互いを罵りあったり、過去の汚点を引っ張り出してきたり。政策の話などはほとんど出てきません。
いかに相手を貶めて、自分のイメージを上げるか。
が焦点のようです。そのおかげでオバマ大統領の支持率がここに来て大きく上がっているほどです(今更オバマさんの支持率があがってもね・・・)。
子供の頃、学校で習わなかったんでしょうか。
- 他人の悪口を言ってはいけません。
- 自分がされて嫌なことは他人にもしてはいけません。
その「してはいけないこと」がこの、世界一の経済大国にして、かつて世界の警察と呼ばれた国のトップ決める討論会で堂々と繰り広げられているのです。『討論会』とは程遠いお粗末な内容です。
政治家や先生=偉い(立派な)人
というのはウソだったようです。
人生で選挙に行ったことない僕は人間のクズか
ところでタイトルにもあるように、僕は生まれて四十数年間、1度も選挙(投票)というものに行ったことがありません。
タイトルの通りです。選挙権を与えられてから20数年間、1度も選挙にいったこどがないんです。
そんな僕は人間のクズなのでしょうか。
投票したことがないと言うと多くの人から批判・批難されます。
- 「最低」
- 「国民の義務違反・責任を果たしていない」
- 「貴重な1票をムダにしてる」
挙げ句には「非国民」「人間のクズ」と。
そして最後に必ず言われるのが、
「他人が信用できないなら自分で立候補すべき」
すべき・・・と。
確かに20代、30代のころは政治に興味がありませんでした。むしろ政治嫌いでした。
幼少の頃からテレビで見てきた政治家達は、相手の話を聞かず自分の主張を大声で捲し立てる、国会では居眠りする、下品なヤジを飛ばす、愛人、収賄、汚職、天下り、黒い交際、権力闘争。
最近になり政治に興味を持ち始めましたが、それでもやはり幼少の頃に抱いた政治家の印象は変わっていません。
国を治める政治家の人たち。聖人君子のような人間であってほしいとはいいませんが、せめて子供たちが尊敬するヒーローやヒロインのような人物であってほしいものです。
選挙とか行ったことないんですけど・・・何か?
僕から言わせると、信用できない他人に貴重な時間と労力をかける方がムダだと考えています。
ほとんどの政治家が選挙と金と権力のためにしか動いていないように見えますので。
過去記事に書いたように元『日本を元気にする会』の松田公太さんは僕が初めて「信用できるかも」と思った政治家でしたが、残念ながら政界を退かれましたし。
個人の力や信念だけでは、どうにもならない世界なのかもしれませんね。
この記事で僕が伝えたかったこと
いい歳して選挙に行ったことのない自分を正当化するつもりはありません。
そんなことよりも、「この人を当選させたい!」とか、「この人なら政界の悪しき風習にも折れない強い信念を持っているに違いない」と思わせられる政治家が出てくることを強く願っているんです。
政治に対して抵抗を持っている僕さえをも、投票に引っ張り出してくれるような、強い正義感とカリスマ性を持った、ヒーローもしくはヒロインの登場を・・・
え?
「何年経っても、そーゆー人が現れなかったら、お前は一生選挙に行かないのか?」 ですって???
その時は僕が立候補します。
本日は、記事中にも少し出てきた松田公太さんの著書を紹介します。松田さんの生い立ちから、タリーズコーヒー・ジャパン、エッグスン・シングス・ジャパンの立ち上げを通じ、政治家になった後のことまでが描かれています。
永田町のこと等「ここまで書いてしまって大丈夫なの?」というような興味深い内容です。