「●大人も性格変えられる?」カテゴリーアーカイブ

【検証】あなたを縛っている強者と決別すること

(タイトルは異なるが) 昨日に続き、サラリーマンであることの『安定/安心感』や『奴隷マインド』について語ってみたい。

先日読んだ里中李生氏の著書にこんな一節があった。

『昔アメリカで黒人の奴隷たちが、白人の家から逃げ出すことに成功したのに戻ってきた話があった。奴隷生活になれてしまっていたのだろう。                -中略-

自由になっても何をしていいのかわからない。ずっと強者と一緒だったからではないか。親、先輩、束縛する恋人、会社組織。

では自分が強者になればいいではないか。

最強になれとは言っていない。ある程度の力を持てば自由を獲得できる。それにはまず、あなたを縛っている強者と決別することだ。

以上『 』内 里中李生 氏著作  -孤独が男を変える–  より。

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画像はイメージです。本投稿内容とは直接関係ありません。

何というか、すごく身にしみた一節やった・・・。

そういえば、映画『ショーシャンクの空に』でも、長時間監獄に収監されていた犯罪者達は、いざ釈放されても、世間での生き方を知らないため、釈放を拒んだり、自殺に追い込まれたりしていたっけ。

僕自身も、学校や会社組織に属することで、安心しきっていて向上努力を怠ってきたのだ。

そして、自由になること、柵の中から抜け出すことを恐れていたのかもしれない。・・・あたかも動物園の動物のように。檻の中の家畜のように・・・。

でも忘れてはいけない。動物園もいつ閉園にならないとも限らない。殺処分にされたり、野生に返されるかもしれない。家畜はいつ食糧にされるかもわからない。

さながら・・・

動物園の動物=サラリーパーソン
家畜=社畜

といったところか。

僕も実際に自分が窮地に追い込まれたり、世間の仕組みを知るまで、その”安定神話” が幻想だと気づかなかったお気楽人間だ。

幻想かどうかはともかく、その安定感のなかで一生を過ごせたら、それはそれで幸せなのかもしれない、とも思う。

だが・・・

【結論】

今後、会社中心の収益形態の崩壊が謳われている中では、自分自身で稼げる能力創造性が必要になってくる。

それらを獲得するには、時には自ら、身近な強者と決別しなければならない時があるのではないか。

幸か不幸か、望むと望まないとに関わらず、僕の場合は、正社員雇用という強者と決別することになった。これは大きく成長するチャンスと捉えている。

もちろんこのテーマは、当ブログの基本テーマ『何の取り得も無いオッサンがヒーローになれるのか』に一致するものなので、今後検証と、経過報告を続けたいと思う。

【ヒーローニュース】クリスティアーノ・ロナウドと、友人の教え

先日の話です。Facebookを見ていると、知人が一人のスポーツ選手のかっこいい(ヒーロー的な)ニュースをシェアしていました。その選手の言動が、めっちゃヒーローで、僕にある一人の友達のことを思ださせました。

そのスポーツ選手と、友人のエピソード、併せてご紹介します。

クリスティアーノ・ロナウドに思い出させてもらったこと

-以下ニュース記事より引用-

日本に来日していたクリスティアーノ・ロナウド。大スターの彼に会うために頑張ってポルトガル語を覚えた少年。もちろんスラスラ言えるはずもなく、つっかえながら「私の夢は将来あなたと並んでプレーすることです。どうすれば願いは叶うでしょうか?」と問いかけた。

しかし、少年のたどたどしさに会場からは笑いが起こる。もちろん、少年を中傷してではないが、そこでクリスティアーノ・ロナウドが会場に向けて放った一言が素晴らしかった。

「何故わらうんだい?上手じゃないか。ちゃんと聞こえてるよ。」

出展:grape (動画あり)
C・ロナウドがみせた世界レベルの優しさ。少年を救った一言が男前すぎる

このニュースを見たとき思った・・・「自分ならどうしたやろうか?」「きっとこの場にいた聴衆と同じように笑ったやろうな・・・ 🙁 。」と。

この場にいた人たちを非難するつもりはないねん。ただ何故か、僕が学生だった頃のことを思い出した・・・。

ロナウドと同じく芯の通った友人が身近にもいた

(学生時代)友達数人と雑談中のこと。

友達の一人がその場にいない女の子のことを冗談交じりで悪く言った。僕もそれを聞いて同調するように笑った。その場の空気を壊したくないという理由で。

そこにいた、別の友人の一人がこう言った。

「あの子はいい子やん。陰口言うなんて失礼やろ。」

そう言った友達は、その子のことに限らず、いつもそういう筋の通ったところがあった。

だから、「空気を壊したくない」という理由だけで同調した僕より、彼のほうが数倍ヒーローやし、かっこええと思う。みんなの人望もあったように思う。

ロナウドのニュースで、その友人を思い出した。

僕ももっと昔は、その彼のようにまじめで筋の通った人間やったよなってことも・・・。

「いったいいつからやろ?」

「何故こんな空気を読みすぎる奴になってもーたんやろ?」

自問自答した。

そうや。成長課程で、いろいろな人に、いろいろなことを言われ、少しずつ自分らしさを失ったんや・・・。※一旦他人のせいにするw

「おまえ関西人やのにクソまじめでおもしろくないよなー。」

「マジになるなよー。空気読んでカルく受け流そうよ。」などなど。

まじめ過ぎることが災いし、周りとぶつかることが多かった。

避けられることもあった。

それがショックで、いつの間にか、周りに同調することだけを考える人間になっていた・・・。

関西人だって、いつもいつも面白かったり、ふざけていたりしないといけないわけやないんや!

一生懸命な人を、嘲笑したり、小馬鹿にするような人間になるくらいなら、その場の空気を壊したっていいし、クソまじめでおもしろくないヤツと言われたっていいやん!

C・ロナウドがそのことを思い出させてくれた!

ありがとう、ロナウド!

 

-ブログ後期-

さんざん熱く語っていますが・・・。

動画をよく見るとロナウドも一瞬『ニヤッ』としているように見えるのは気のせい?

いや、気のせいや。・・・きっと。そうに違いない。

せっかくの『いい話』をぶち壊してでもオチを付けたい衝動に駆られるところは、やはり僕も関西人の習性を持ち合わせているとゆーことで、ご勘弁くださいw

死ぬ直前に誰もが後悔する「五つのこと」 あなたは後悔しない生き方できてますか?

死ぬ直前に誰もが後悔する「五つのこと」

出展:msnニュース
看護師が語った、死ぬ直前に誰もが後悔する「5つのこと」

僕は、(最近は)五つとも 『後悔しない方』の生き方できるようになってた・・・ (ほっ)

「我が人生に悔いなし!」やね!皆はどおやろ?

01.期待に応えるよりも、“自分らしく”生きればよかった

02.あんなにがむしゃらに働かなくてもよかった

03.言いたいことを我慢せず、はっきりと口に出せばよかった

04.もっと友達と連絡をとればよかった

05.もっと自分の幸せを追求すればよかった

けっこう、これやってると嫌われたりするけどね  笑

『嫌われる勇気』著者 岸見 一郎氏の講演会に行ってきた

本日 掲題の講演会に参加してきました。

ベストセラー『嫌われる勇気』の著者の一人である岸見一郎氏の講演会です。※あのホリエモンもどこかで、同著をお勧めしていたらしいです。

『嫌われる勇気』 〜全ての喜びは、対人関係から〜
■ 講師 : 岸見 一郎氏

同氏の講演会は今回で2回目、前回非常に良かったので、今回も申込みました。

約1時間半の講演の後、同じく約1時間半の質疑応答がありました。
※この構成は前回と同じですね。

前回は「1時間半の質疑応答って、間もつのかな?」と、思っていましたが、恋愛相談から、家族、仕事関係の悩みまで盛り沢山、毎回多くの人が質問し、あっという間に時間が過ぎました。

氏は、『日本アドラー心理学会認定カウンセラー』の肩書きを持つ、心理学者、哲学者、カウンセラーですので、質疑応答の時間は、さながら『カウンセリング・ライヴ』といった様相でした。

前回は僕も遠慮と様子伺いをしていたため、何も質問はしませんでしたが、今回は「せっかくの機会や!」とばかりに、以前からの疑問を1つぶつけてみました。

「著書には、人を嫌いになるのも『目的があるから』とありましたが、僕は初対面の人が嫌いなことは、ほとんどありません。嫌なことをされたり、欠点に気づき初めて嫌いになります。この場合は原因論に基づき人間関係を決定してるのではないしょうか?」と。

それに対し、岸見氏の回答はこう(こんな感じ)でした。
「他者の欠点から、その人を嫌いになることも、あるかもしれません。ただ、その場合も、その人との関係を続ける、続けないを決めるのは自分です。」と。
他人の欠点が見えたのが、『原因論』にせよ『目的論』にせよ、そのあと、その人との関係を決めるのは『目的論』に基づいて行うべき、ってことやね。・・・たぶん。

3千円で講演聞けて、質問出来て、人によってはカウセリングしてもらえるとは!

お得感満載やね。また11月に講演会あるそうなので参加しよっと!

-追記-
「講演会拝見しました!」とFacebookで、岸見先生に友達リクエストをしたところ、その日のうちに承認いただけました。