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減酒大失敗! ~2017年1月に宣言した減酒。一年経った今~

減酒大作戦は上手くいったのか!?

僕は以前下記のようなブログを投稿したことがあり、身内の間ではちょっとだけ注目を集めていました。

いや、身内だけでなく、実は知らない方からのアクセスも結構あったんです。それはそうでしょうね。『減酒に成功した!』とか言い切ってしまってるんですから。

しかも「その秘訣を教えます」的な上から目線・・・

では、実際のところはどうだったのでしょうか。(と、言ってもタイトルで思いっきり発表してしまっていますが・・・)

減酒大作戦、結果報告

まずは結論から・・・

すみません!大失敗に終わりました!!!

上記の投稿から今日に至るまで・・・
毎週のように記憶を飛ばし続けています。

僕のブログを読み参考にされていた方がいましたら本当に申し訳ありません。わたくし、ウソをついておりました。

一年以上もだましていたことになります。

いや、上記の投稿をしたときは確かに成功していたんです。本当です!💦💦

ですが、その後油断してしまったのか、また元通り・・・というより記憶がどこかへ逝かれてしまわれることが以前より早くなりました。

この1年で何度か警察沙汰になったことも

この1年間でも、友人と口論になったり、飲み屋でその場に居合わせた、やんちゃそうなお客さんに殴られたり、首を絞められたり(↑これ別々の相手 笑)、周りが驚いて警察が十人以上来たなんてことも何度かありました。

※ちなみにケンカした上記の彼らとはその後意気投合し、飲み友達になっています。

あ、でもほどほどに飲める分には楽しく飲めるんです。楽しく・・・というかいつも最高の気分です。

とはいえ、やはり泥酔はよくありません。百害あって一利無し、です。

次の日に半鬱になったり、金使いが荒くなったり・・・、酒で記憶を飛ばす人はアルツハイマーになる確率も一般の人の3倍以上なのだそうです。

過去振り返ってみても、友人を呼びだしたり、女性を曖昧な記憶でデートに誘ってウザがられたり、適当なSNS投稿をしたり・・・。

やっぱこのままではいかんよな~。今度こそ本腰入れて減酒せな・・・。

減酒など所詮ムリな話なのか? 禁煙と同じく完全に絶たなければならないのか?

そこで、前述の投稿でも紹介している禁酒本『禁酒セラピー』を読みなおしてみました。

そこには、「悪酔いせず、ほどよく飲んでいるように見えている人達でさえ、実はアルコール中毒患者になる途中段階にすぎない」といった内容の記述がありました。

「意志の強さは関係ない」とも。アルコールも中毒性のある薬物と変わりないのだから、その中毒性にハマってしまった人は、意思の強さにかかわらず、飲み始めると止められないのだそうです。

自分の意思でコントロールすることは無理・・・

それならばコーチングで治すことは出来ないだろうか。と考えてみました。

以前読んだチームフローの代表、平本さんの本には確か『どうしてもアルコールを断ちたいというクライアントがいたので、ビールに醤油か何か不味いものを混ぜて一気飲みさせたところ、激しく嘔吐し二度と飲みたいと思わなくなった』といった内容があったと記憶しています。

止められる。でもこれも結局止めなアカンのか・・・。

以前お世話になった『西村コーチ』にも相談したことがありましたが、このテーマの時だけ唯一、特に気づきのないセッションになってしまったと記憶しています。

コーチングでも減酒は無理。名著でもダメ。やはりきっぱり止めるしかないのか。

それとも

癌になろうがアルツハイマーになろうが明日死のうが知ったことか!

とロックに生きるか。

自問自答しました。

僕の出した結論は

結論は

記憶が飛ばない程度に『楽しく』飲む!

です。

この後に及んでまだそんなことを・・・

と言われそうですが、やはり飲んでいる時は楽しいのです。特に気の合う仲間、親戚の集まり、好きな女性と飲むお酒などは格別です。この人生の楽しみのひとつを止めてしまいたくなどない。

前述の『禁酒セラピー』では、「飲酒によるメリットは何一つない」と断言しています。

本当なのでしょうか。

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

『飲酒のメリットは何もない』は本当か

僕がこれまで経験した数々の飲酒の席。これら「飲酒無し」でありえたでしょうか。禁酒セラピーには、いかなる場面であろうと酒が無くても楽しめる」「酒が無いと楽しくない、と思い込んでいる人は既に洗脳されているだけで、10代の頃は酒などなくても毎日楽しかったはすだ、とあるのですが、これったホンマ?

実際僕の親友は数年前に体調不良が原因でお酒を止めました。その後も何度か会って食事などしましたが、どうしても盛り上がりません。

彼が酒を飲んでいた頃は、くだらないことで何時間も盛り上がったものです。酔っ払って目が覚めたら田んぼで寝ていた、なんてこともありました。それが、彼が飲まなくなってからは、どうしても話が盛り上がらず、早い時間にお開きになってしまいます。

「酒が無いと話が盛り上がらないのなら、その人は親友とは呼べないのでは?」という人もいるでしょう。

『話が盛りあがるから親友』だとは僕は思っていませんし、話が盛り上がらなくてもわかり会える人は親友だと思っています。

本題から逸れるため深くは掘り下げませんが、このように『飲酒にもメリットはある』と僕は断言したかったのです。

そもそもお酒を飲まない人とは用事があるとき以外会う機会がどうしても減ります。で、いざ会ってみてもそれほど盛り上がらないとなると、次回はさらに機会が減ってしまうのです。

この本にある『減酒や節酒ではなく完全にやめる(禁酒す)べき』『飲酒にメリットは無い』という部分は正しいとは言い切れないということですよね?

そして、すごく説得力のあるこの本の内容にも「それは違うんちゃう?」と思える決定的な箇所を発見してしまったのです!

それは・・・

ほどほどに飲んでいる人もすべてアルコール中毒になる途中段階にすぎない

という部分です。※上記引用ではありません。このような内容の、とご理解ください。

『お酒を飲む人はすべからくアルコール中毒への道を歩んでいる』は本当か

これが本当だとすると、

週に1、2度しかアルコールを飲まない生活を、もう何十年も続けている母は、今後アルコール中毒になる前段階にいるのだと言えるでしょうか?

彼女と別れたあと何年もの間、酒浸り生活を余儀なくされたが、新しい彼女が出来たことですっかり酒の量が減った、という知人の場合はどうでしょうか。

そうです、ほどほどに飲むことは出来るのです。

1つの理論が崩れると全てのロジックが崩れる。

完璧の様に見えたこの書籍にも誤りがあった。1つ間違いがあると言うことは他にも存在する可能性がある。

だとすると僕にも出来るはずです。泥酔したり、記憶を飛ばしたり、翌日つぶしたりせずにお酒をほどよく楽しむことが!

今後の施策 ~僕が減酒に向けてやってみようと思うこと~

今回は2つの施策を用意しました。

1つは以前お世話になり、目標達成に次々と導いてくださった西村コーチ、その生徒さんでもあるヒデさんに今回コーチングをおねがいすることにしました。

ヒデさんとは何度か飲みに行ったことがあり、僕が泥酔したせいで迷惑をかけたこともあります。

僕の醜態を知っているヒデさんこそ、この課題のコーチにふさわしいかもしれないと思いました。

また西村コーチとは違ったコーチングスタイルも受けてみたいと思ったんです。ライ●ップのように、時にはスパルタ的なコーチングもありかも、と思いお願いした次第です。

西村コーチ、ヒデさんについては下記参照。

で、もう一つが

『願掛け(がんかけ)をする』

です。

これを読んでる僕のことをリアルで知っている人なら「あいつもとうとうスピリチュアル系に頼るようになったか・・・」と思われるかもしれません。

が、それほどたいそうなことではなく 笑

僕は基本願かけや神頼みはしないのですが、今回ばかりは何が何でも、という意気込みのため、やってみることにしました。

もしこの減酒が成功すれば、願いが叶う・・・。と自分に言い聞かせています。※願掛けの内容については内緒です 笑

下記に僕の(皆さんにとってはどーでもいいであろう)泥酔グラフを作ってみました。自分への戒めと、今回は随時報告出来るようにしようと思い、少々めんどくさかったのですが作ってみました。

週2ペースで記憶がない!? 酒で会社をクビになったことも!そんなダメ人間の僕が減酒してみた!

年末年始、皆さん忘年会や新年会と忙しい日々を過ごしているのではないでしょうか。

そんななか僕は

減酒するぞ!

と 誓い、現在約1ヶ月が経ちます。

なぜ今更減酒なのか・・・

下記に、僕がこれまでにやらかした失態の数々を書き出してみました。これを見ると納得してもらえるかもしれません。

1.酒が原因で会社をクビになったことがある

会社の飲み会で取引先の社長と意気投合。その場を盛り上げるも、悪酔いがすぎて自分が勤めていた会社の社長を激怒させてしまう。で、翌日クビ。

2.自己破産寸前まで追い込まれたことがある

酔っ払った僕は無敵モードに入ります。大金を稼ぎ、美女に愛をささやくスーパーオヤジになった気分になります。それが災いし、飲み屋ではムダにボトルを入れたり、知らない兄ちゃん達をつれて飲み歩いていたり・・・。酔うと浪費癖・散財癖が加速するんですね。

数枚持っているクレジットカードが全て限度額に達したこともあります。お店で支払いができず、その場にいた後輩にお金を借りるという失態を犯したことも・・・。


※ちなみに京都にあるこの川(高瀬川)で、酔っ払ってスーツのまま泳いだこともあります。

3.毎週のように記憶を無くしている。肝臓、大腸もかなりヤバい

最近では週に1~2回のペースで記憶を無くしていました。飲酒で1年間に2度以上記憶を無くす人は、そうでない人の3倍以上アルツハイマーになる確率が上がるのだそうです。

さらに僕は大腸内視鏡検査で、この4、5年の間に2度ポリープカットを行っています。

その時の記事が下記↓
【体験談】大腸内視鏡検査受けてきた1 ~ポリープ発覚。日帰り手術を受けて・・・~

4.成長・成功から遠ざかっている

そして最後がこれ。深酒をした翌日は何をする気も起きなくなります。仕事や勉強はもちろん、遊びや娯楽に対するモチベーションまで下がるのです。ヒーローや成功者を目指す人間にはあるまじき問題!

成功者になるためには、いかなる時も向上心を失ってはいけません。僕が尊敬する成功者達もブログや著書などで、下記のようなコメントをしています。

永江一石氏
仕事の効率を上げたければ、飲みに行くのを止めなさい。

里中李生氏
飲み会は時間のムダ。真の友人との関係性は飲み会などしなくても崩れない。

苫米地英人氏
少なくともアルコールが入っている間はIQが下がっている。もったいない。

確かに頷ける部分があります。やはり成功者達はしっかりと飲酒というものをコントロールしています。

※ざっくりとしか覚えていないので「こんな内容のことを言っていた記憶がある」程度に受け止めて戴けると幸いです。

どうでしょう。客観的に見ても結構ヤバい気がしますよね。これ、ブログ用に盛った話ではないのです

我ながらロックな人生です。

・・・でも、さすがにこのままではマズイ!

と思い減酒を決意したというのが、ここまでのいきさつです。

果たして、こんなダメ人間の僕でも減酒に成功するのか!?

まず取り組んだこと

いざ減酒に取り組むと言っても何から始めたら良いかわかりません。なにせこれまで何度も口だけで終わってるんですから。

AmazonやWEBサイトで、お酒を上手くセーブする方法を探しましたが、意外とこれが少ない。いや、ほとんど無いといっても過言ではありません。

『断酒 』『禁酒』であれば数冊ありました。その中でも口コミやレビューで評判のよかった下記2冊をAmazonで購入。

飲酒をコントロールできなくなった人たちの集まりである 『Alcoholics Anonymous(アルコホーリクス・アノニマス) 』が発行する書籍。「1杯だけなら・・・」と酒に口をつけてしまうと、次々に飲んでしまうという実体験から綴られた、核心に迫る内容が込められた1冊です。

どうやって飲まないでいるか

次に紹介する書籍は世界中で禁煙に成功する人たちが続出したという『禁煙セラピー』の著者『アレン・カー』の執筆による著書。WEBで『禁酒』や『断酒』を検索していると多くのサイトで紹介されていることがわかります。

「これを読むと2度とお酒を飲みたいと思わなくなる」という口コミや「禁酒に成功した!」という多くのレビューが散見されますよ。

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

期待できそう!

本を読んでわかったこと

ある程度中毒性が進行してしまっている人には、酒を抑えるとか、減らすとか、飲みながら自分をコントロールするとかは不可能に近いのだということがわかりました。これは禁煙でもよく言われることですよね。

そうです。酒を減らすなどとぬるいことを言っていてはダメ。タバコと同じで減らしたいなら完全にやめるしかないようなのです。

また著書 『禁酒セラピー』 では、酒による社交性、友好な人間関係の構築なども否定しています。この点については、永江さんや里中氏がおっしゃっているのと同じですね。

さらに同著では、酒によるストレス発散効果も否定しています。

こうしてみると、この手の著書は

酒による利点そのものを否定している

ようです。

酒は百害あって一理なし!

僕も『減酒』ではなく、『断酒』すべきか!?

上記の著書が述べているように、飲酒には1利のメリットすらないものなのか。減酒などではなく断酒すべきなのか・・・。

いや。そうではない気がする。

九十九害あっても一利ぐらいはあるはず!

そう思い、過去の人生を振り返ってみました。様々な祝いの席、別れの場面、大勢での飲み会、恋人や友人と2人きりで語り合った時。

すると見つかったんです!飲酒にも1利、2利のメリットが!

次回、それを証明してみたいと思います。

そしてそれが証明できれば断酒まではしなくてよいと考えています。

やはり結論は

酒と上手くつきあう

ことではないかと。

アル中手前の僕にとって減酒が簡単なことだとは思いません。これまで何度も失敗に終わっています。

ですが今回は自信があるんです。すでに一ヶ月近く継続していますし。

なぜなら今回は秘策があるから・・・。

次回予告

『アルコール・百害あって一利なし』は本当か。『減酒などムリ、減らしたいなら断酒すべき』は本当か。~飲酒のメリットと断酒の秘策教えます~

こうご期待!

※当記事はあくまでアルコール中毒には至っていないけれどお酒が減らせない、やめられないと言う人向けの提案です。中毒症の方は専門の機関に相談されることをお薦めします。また、こんな僕でも、運転中、仕事中、および仕事前に酒を飲んだことはありません。飲み会が好きで、飲み始めると止まらなくなるだけで、普段一人ではあまり飲むことはありません(←こういった意味では真の酒飲みやアル中ではないのだと思いますが)。

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【体験談】危険!アルコールと、うつ病は相関性が高い ~軽いうつ病になっていたようです~

後日記:上記記事では「減酒などしない!」と宣言していますね。ただ最近気づきました。これは精神面からくる鬱の症状などではなく、単にアルコールによる披露なのだと。それが加齢と共に顕著になってきただけなのでしょう。それだけアルコールが体に与えるダメージは大きいのです。

【体験談】胃内視鏡検査を受けてきた! 2 ~会社の健康診断って意味あんの?~