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実際のQUEENのコンサートに行ったことのある僕が映画『ボヘミアン・ラプソディ』について語る

映画『ボヘミアン・ラプソディ』大ヒットの後、現QUEENの来日が決定しましたね!

ということで今回は『実際QUEENのコンサートに行ったことのある僕が映画『ボヘミアン・ラプソディ』について語る』をお送りします。

はい。今回はただ自慢したいだけの投稿です。

僕の自慢


繰り返しますが、QUEENのコンサートに行った。これは数少ない僕の自慢のひとつです。
それとニューヨークでW松井&イチローを見たということでしょうか。(どちらも自分が成し遂げた功績ではなく、『単にスターを見た』というだけです)

QUEENについては僕がまだ中学生か高校生だったころ、大阪城ホールで行われたコンサートに行ったことがありました(確か僕の人生初のライヴ)。

さて、そんな僕が時を経て(歳をとって)、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見に行った感想をお話ししたいと思います。

結論から言うと泣きました。感動して。

役者は皆そっくり。特にギターのブライアンが。強いて挙げるならフレディ役のラミ・マレックが小柄だったため大柄なフレディとはどうしても違和感が拭えなかったのは事実です。

とは言え、実物を見たことがある僕でさえ(またここで自慢)、完全に映画に入り込める程の出来映えでした(上から目線)。

中でもライブエイドのシーン。映画のタイトル曲『ボヘミアン・ラプソディ』でいきなり泣きました。

『ボヘミアン・ラプソディ』はオペラとロックが融合した、曲調が突然激変する、今聴いても斬新で印象的なメロディーの曲です。

そこに「母さん、人を殺してしまった・・・」と告白する衝撃的な歌詞が乗ってくるのです。

人間歳を取る度に涙もろくなるものです。特に故郷の母のことを思い浮かべたりすると・・・(僕の母は近くに住んでいますが)

それがこの映画のクライマックスでいきなり演奏されるのです。

とても泣かずにはいられませんでした。初めてこの映画を観に行った時は1人だったのですが、泣くのを堪えようとして座席がガタガタ震えるほど感動してしまいました。

ライブエイドのシーンで流れた曲は一般的にも有名?

その後ライブエイドのシーンでは、『Radio GA GA』『Hammer to Fall』『We are the Champion』と演奏され、劇場はさながらライブ会場のように、いやライブ会場以上のテンションで最高のエンディングを迎えます。

いや~、よかったよかった!

と思い劇場を後にする際、ふと疑問に思ったことが2点ありました。

1点は、ライブエイドのシーンで流れた曲の内、『Radio GA GA』『Hammer to Fall』の2曲。もちろんファンにはお馴染みのライブ曲なのですが、あまり日本のCMやドラマなどでは聞かなかったようなきがします。

当時のQUEENをご存じない若い方や、「それほどQUEENにハマってたわけでは無いけど映画には興味があった」という方にとっては、

もしかしたらあまり馴染みのない曲なのかもしれないな

と、思ったのが1点。

もう1点は、映画のフレディの歌声。

全く違和感なく感動して聞けたけど、

本人の歌声では無いよな・・・

でもファンが聴いても違和感ないって、どうやって作っているのだろう。コンピューターでフレディの声を焼き直したとかかな。とか色々疑問が浮かびました。

ググってみると、やはりフレディ本人の声ではありませんでした。

カナダ出身のマーク・マーテルさんという方が歌っているのだそうですね。

実際のQUEENのコンサートに行ったことのある僕が映画『ボヘミアンラプソディ』について語る

では最後に本題に入ります。

実際にコンサートに行った人にとっては、映画は所詮映画で、観客も(基本)歌ったり踊ったりしないし、実物が目の前にいるのとスクリーン内では違うのか、という点について。

友人たちにもよく聞かれます。『実際のコンサートは、さぞすごかったんやろうな』と。

で、はっきり言いますと、

映画の方がよかった!

というのが正直なところです。すみません。期待外れのオチで(笑)

僕は30代位までは、洋楽邦楽関わらずコンサートやライブによく通いました。

いつも思ったのは『会場が大きくなればなるほど、そしてステージから遠くなればなるほど冷める』ということです。

音は爆音でも、遙か遠くに豆粒のように見えるスター。

特に海外ミュージシャンの場合、シンディ・ローパーやデュラン・デュランなども行きましたが、言葉が通じないと言うこともあり、MCはほとんど無し。新曲のプロモーション中心で、最後あたりにお約束のヒット曲を何曲か演奏して終わり。

という流れなんですね。

僕がQUEENのライブに行ったときは、確か『Radio GA GA』や『Hammer to Hall』などが収録されたアルバムが発売されたところだったため、まだラッキーだったとは思いますが。

それに対し、映画では、まるで自分たちがステージにいるかと錯覚するほどの映像技術でストーリーが展開します。

ヒット曲だけを、まるでステージでQUEENと一緒に演奏しているかのような気分になれるのです。

しかもコンサートのように新曲プロモーションに時間を割いたり、ムダに間延びさせるようなこともありません。それどころか彼らの生い立ちや秘話、人間関係なども知った上で、最高の楽曲が流れるのです。

今回の結論

実際にQUEENのコンサートに行ったことのある僕からしても、映画『ボヘミアン・ラプソディ』は最高でした。実際のコンサートの何倍も。

他にもミュージシャンを題材にした映画がありますが、僕はそれらは見たことがないので、良いのか悪いのかはわかりません。

ただ、今後この『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットを受けて、他のミュージシャンの映画もどんどん作られることを願っています。

Today’s Recomend

今日は何と言っても『映画ボヘミアン・ラプソディ』でしょう。映画では放送されなかった実際はQUEENがライブエイドで演奏した2曲(を映画版で撮っていたものでしょうか?)を追加したDVD&Blue-Rayです。

僕もほしいです!

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Eye-Catch Photo by frankie cordoba on Unsplash

 

慢性膵炎になってしまった!と思い断酒か命がけで飲み続けるかの決だんを迫られたとき、QUEENのボヘミアンラプソディを見て泣いたという話2

膵炎の場合、アルコールを絶つか飲み続けるか

さて、どうでもいい無名のおっさんの健康状態に関する話の続きです。

その病気のことを詳しく調べると、急性は自然治癒や通院で治る可能性が高いが、慢性になると、基本治ることはない。それどころか進行性で、症状の悪化をいかに遅らせるかだけがポイント。とありました。

そしてその最大の要因が、タバコでも食べ過ぎでもなく、他でもない

ネットでみる限り明らかに僕の症状と慢性膵炎の状態がマッチしました。おへその左側、激痛ではないが、仰向けになるとじーんという鈍痛がある。しかも、特に症状が現れるのが飲んだ次の日。

アルコール

だったのです。

最近急激に増えてきた病気だけに一般的にあまり知られていないようなのですが、30代、40代に急増している病気で、20代のころから一定量のお酒を飲み続けている人に発祥しやすい病気なんだそうです。

間違いない。。。ビンゴやん。

しばらくは胃腸薬を飲んだりコーヒーを控えたり(コーヒーもあまりよくないらしい)して、様子見をしました。

マシになった気もするし、それでも鈍痛は完全にはなくなりませんでした。

やっぱいつもの病院に相談するか・・・

と、訪ねたところ、即『胃の状態が内視鏡検査させてください!』とのこと。

え、でもこれって胃ではなく、膵臓のような気がするし・・・

と質問したところ、「胃の内視鏡ならすい臓や肝臓のエコーも取るし、胃の状態もわかるから安心では?」と言われました。

おへそのすぐ横だったので、僕の推察では胃ではなく、すい臓か腸だと決めうちしていました。

しかし先生いわく「腸なら下痢するし、1年半前に検査してるし、可能性は低い」とのこと。

ここはプロの言うことに従おう、とすぐに胃の内視鏡を受けることにしました。

で、この検査を受けるにあたり、僕の中では完全に。『慢性膵炎で確定』となっていたため、すでにアルコールを断つのか、命がけで飲むのか、の二者択一を迫られていました。

膵炎の検査とボヘミアンラプソディ

そんななか、前々から友人が激プッシュしていた映画『ボヘミアンラプソディー』を見に行きました。

泣きました。病気になった(と思い込んでいる)自分と、エイズで余命が少ないフレディマーキューリーが重なったという訳ではありません。

実はブログでは一度も話したことはなかったのですが、学生時代はかなりロックミュージックにハマっており、人生で始めて行ったライブ(コンサート)がQUEEN。

映画でもライブのシーンで泣いてしまいました。

このまま断酒しないといけないのか・・・という絶望と共に。

酒を止めてもすい臓はなおらない。それなら飲み続けた方が豊かな人生を過ごせるのではないのか。

いや、これはもしかすると神様が与えたチャンス?(僕は無宗教ですが)これまで酒での失敗は数知れず。深酒の次の日は仕事も勉強も集中できない。こんな僕を見かねて、『酒をやめざるを得ない』という環境を与えてくれたのかも。

ポジティブに考えると(前向き思考とか嫌いやけど)、僕の人生から酒をとると、超つまらん奴になるけど、超スゴい奴になるのでは・・・と。

で、その数日後、検査当日。

相談に行った日に血液はとってもらっていたので、その結果と、当日内蔵のエコー、そして、胃の内視鏡検査を受けました。

まずエコー。

すい臓、肝臓問題なし!

で、胃の内視鏡前に看護師の方から、「血液の(アミラーゼ等)の数値もむしろ良くなっていますよ」とのこと。

と、なると、いよいよ胃がヤバイことになっているのか。

結果は。

胃が何ヵ所か荒れていますが、心配ないでしょう。鈍痛の原因もこれの可能性大!

とのことでした。

今回の結論

病気に関しては素人の独自調査はあてにならないですね。やはりお医者さんに見てもらいましょう。

ということと、

今回本当に思ったのは、(前回も何かのときに投稿しましたが)

やりたいこと全部やったよな。我が人生に悔いなし。

もしも慢性膵炎だったらどうするか。僕の気持ちの中では五分五分でした。酒を完全にやめるか。それとも飲み続けるか。仮に止めるという決断をした場合も、それは1日でも長く行き長らえるためではなく、今からでもスゴいやつになる、という選択をするためでした。

ってこと。

実は少しワクワクもしていました。

今の自分の生活から酒を経ち、その時間とコストを自己投資にあてる。どんなすごく(なるだろう・・・と。

今回は結果として『飲んでも大丈夫』となりましたので、それならそれで、真剣にアルコールと向き合おう、と思ったのです。

意思の力で二日酔いに勝てるか。下記著書がいう『飲酒にメリットはない』に完全と立ち向かい、飲酒にもメリットがある、飲みながらも成功者になってみせると誓ったのでした。


グレイテスト・ヒッツ
 

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Eye-Catch Photo by Vince Gaspar on Unsplash

 


慢性膵炎になってしまった!と思い『断酒か命がけで飲み続けるか』の決だんを迫られたとき、QUEENのボヘミアンラプソディを見て泣いたという話1

お酒との付き合い

さて、以前より当ブログを読んでいただいている殊勝な方はご存じかと思いますが、わたくしお酒による失敗をたまにしてしまうダメな大人なんです。

その私が、この度大好きな酒(と、言うか飲み会)を絶たなくてはならないかもしれないという状況に直面しました。

今回はその時のことについて話したいと思います。

約1年前に下記の投稿をしていたのですが、そのころから(特に夜の時間帯、仰向けに寝ていたりすると)おへその左側に鈍痛がするようになっていました。

その時は「またもや異にポリープができたのかも」と不安ながら検査を受けたのですが(↑)幸いその時は『良性の胃炎』ということで大事には至りませんでした。「鈍痛もこれが原因なんやな」と安心し、普段どおりの飲み会生活に戻っていきました。

ピロリ菌は消滅し、痛みの原因は良性。進行が遅いという大腸も異常なし。これで数年は内視鏡検査とかせんでいいわ~。ラッキー!と浮かれていました。

当然のように飲み歩き生活は完全復活を遂げました。

そして2ヶ月が経ち、半年が経ち。

ただ、良性の胃炎が原因と思っていた左腹の鈍痛は治まりませんでした。

そうこうする内にビールが最高にウマイ夏が訪れました。

ビアガーデンにビアホールにと仕事の合間を見つけては飲みまくりました。(海やキャンプではないとことがオッサンのオッサンたるゆえん)

そして秋がきて、冬がきた。※このくだり昔読んだ『リングにかけろ』からパクりました。

忘年会や打ち上げが重なるこの季節。鈍痛は治まるどころか、酒を飲んだり、食べ過ぎた次の日は以前より痛むようになっていました。

そういえば、この痛み、もう1年ぐらいになるな。

痛み自体は全然大したことないんです。これが悪化したりしなければ、放置で全然OKでした。

ですがあまり長期間続くと少々気になるものです。

「ちょっとネットで調べてみようかな・・・」と思い、腹痛の部位別病状を調べたところ・・・

『膵炎』というのに、みごとにマッチしたのでした。

慢性膵炎の原因・症状

症状

まず部位別症状を調べたところ、複数のサイトで『左下腹部の鈍痛』→『(急性)膵炎』というものを見かけました。

膵炎?なんて読むんやろ?

膵炎(すいえん)でした。

  • みぞおち、またはおへその左辺りや背中に鈍痛もしくは激痛
  • 普段はそれほどでもないが仰向けになるとジーンと痛むことがある
  • 放置していれば治まることもあるが、多飲・多食の翌日に痛むことが多い

膵炎とは

急性膵炎

急性膵炎(すいえん)の患者さんは年々増え続けていますが、特に男性に多い病気で、中高年層が最も多く、膵臓が腫れるだけで安易に回復する比較的軽症なものから、多臓器不全といって、心臓や肺、腎臓など重要な臓器が一度期に障害を受けるような、死に至ってしまう重症まで様々です。

出典 -増えている急性膵炎-

僕の場合、約1年にわたり鈍痛が続いているので、急性ではなく、慢性の方ではないかと勝手に推測していました。

慢性膵炎

慢性膵炎とは、長期間にわたって膵臓の炎症が持続することによって、この2つのはたらきがいずれも徐々に衰えていく病気です。つまり、膵液(消化酵素)は本来食べ物を消化するのですが、膵臓自身を溶かしてしまい、繰り返し炎症を引き起こすことで膵臓の正常な細胞が徐々に破壊され、膵臓が硬くなったり、膵臓の中に石ができたりします。

腹痛は、お酒を飲んだあと、食べすぎや脂肪分のとりすぎなどにより引き起こされます。慢性膵炎を発症すると、腹痛の発作が5~10年にわたり繰り返し起こります。その間に膵臓の中では炎症が進行し、消化酵素やインスリンなどのホルモンのはたらきがだんだん弱くなっていきます。その後は、腹痛は弱まる、あるいはなくなり、今度は食べ物がうまく消化できなくなったり、糖尿病を発症したりするようになってきます。

ー日本消化器病学会ガイドラインより抜粋・引用ー

原因

原因として最も多いのは長期間にわたり大量のお酒を飲むことです。そのほか、胆石やストレスでも発症することが知られており、なかには原因がはっきりしない場合もあります。また、慢性膵炎になりやすい家系があることもわかっており(家族性膵炎)、こうした人は遺伝子の異常が原因のため、若いうちに発症する場合もあります。

ー日本消化器病学会ガイドラインより抜粋・引用ー

その他

20歳や30歳頃から一定量のアルコールを飲み続けている40代や50代に最近急増している病気

うーん。ビンゴかも。

治るの?

慢性膵炎になると、病気は徐々に進行し、基本的に治ることはありません。

ー日本消化器病学会ガイドラインより抜粋・引用ー

治らない!!!

その他

  • 基本的には治らない。節酒や減酒ではなく断酒が必須(それでも進行を遅らせるのみで完治はしない。(進行を完全に止めることも難しい)
  • 放置すると糖尿病の併発や死にいたることも

まっマジですか!?

断酒?禁酒?

それでも治らないの?

いや、ちょっとまて。まだ慢性膵炎と決まった訳ではない。他の病気かもしれないし。

しかし症状から見ても原因を見てもまさに『慢性膵炎一択』。

周りからも「あの飲み方をして体を壊していないはずがない!早く病院で検査を受けてください!」と脅かされてるし・・・。

ううっ。酒飲めないの?いまでも数件の飲み会の予定入ってるのにどおなる?

いや、まてよ・・・。断酒しても治らないなら好きなことをして楽しい人生を送るべきでは?

 

・・・長くなってきたので『つづく』にします。

Today’s recommend

ちょうどこのころ劇場でQUEENの『BOHEMIAN RHAPSODY』が上映中で、友人の激プッシュもあり見に行きました。

学生時代はそこそこのロックミュージック通を自負していた僕の人生初のコンサートが『QUEEN』の大阪城ライブでした。

改めてQUEENのすごさを体感できる素晴らしい映画でした。※映画を観に行ったときのことについては次回すこし言及します。

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

今回のレコメンドはもう1枚。僕は病気になったり死について考えるとき、よくこのアルバムのラストの曲『底なしの底』を思い出します。

生命のあるものは必ずいつか死を迎えます。人間は皆そのことを知っていながら、そのことを忘れていたり、気づかないように努めたりしながら生きています。

将来のことを常に考えながら生きる人、今が全てと生きる人、いつ死ぬかわからないと怯えて暮らす人、自分は死なないかもしれないと思っている人。

それぞれですが、そういったことを考えさせられる曲です。もちろんアルバム全体としてもかなりの完成度で、すばらしい作品だと思います。

クロスブリード・パーク (通常盤)

 

Eye-Catch Photo by Felix Mooneeram on Unsplash