
アルコール依存症Kzの減酒ブログ
はじめに
この度、親サイト『HISSHI.JP』の中の『酒やめたい・やめたくない カテゴリー』を独立させ、
『アルコール依存症Kzの減酒ブログ』を起ち上げました。
どうしても酒(悪酔い・泥酔)が、やめられない!
僕はこれまで何度も何度も何度も何度も、
飲酒量を減らす!
二度と悪酔いしない!
酒をコントロールしてみせる!
と宣言してきました。
職場のマネージャーに相談にのってもらい、減酒に協力して頂いたこともあります。
酒の席でもめて、以降疎遠になった友人・知人は多々。
酒の席に居合わせた初対面の人とケンカになり、警察を呼ばれたことも何度かあります。
女性にセクハラまがいの発言をし、嫌われたことも。
当時勤めていた会社の同僚・上司・部下だけでなく、社長さえをも怒らせたことがあります。実際、酒の席でのことが原因で解雇されたこともあるのです。
それでも酒を、というか悪酔いしてしまう自分から、どうしても脱却できずにいました。
僕はアル中や依存症なのか!?
僕は普段家に一人でいるときは、あまりお酒を飲みません。根っからの酒好きというわけでは無いのでしょう。週に1、2日は休肝日がありますし、家では飲んでも寝る前の1、2缶程度です。
なので自分がアル中やアルコール依存症かもしれないなど考えたこともありませんでした。それって、飲まないと手が震えたり、仕事中でも酒に手を出してしまったりする人達のことを言うと思っていましたので。
それが、あるYouTube動画を見ていて知ったのです。
アルコールにまつわる一切のことをコントロール出来ない人(量、時間、精神など)のことをもれなく
『アルコール依存症』
と呼ぶのだと。
※動画については後日紹介しますね。
その動画では
「飲みだしたら止まらなくなる人なども依存症です」
と明言していました。
飲みだしたら止まらなくなる・・・。
それ、僕のことやん・・・。
そうか、僕は『アルコール依存症』だったのか。
それならば、やはりこのまま放置はよろしくない。
何とかしなくては。
ブログ起ち上げを決意した理由
あんな、こんなこと、やらかしてしまった!
2020年を迎える年末年始のこと
2019年は、初旬に酒でやらかして反省していたことから、その後は比較的落ち着いていました。
後半までは。
油断もあったのかもしれません。年末から2020年初旬にかけ、また立て続けにやらかしてしまったのです。
毎週のように記憶を飛ばし・・・具体的には下記のようなことも
見知らぬ人に奢りまくり、最後にはセクハラ発言も!?
ある日、京都から大阪に帰る途中のこと。
「移動前に1杯だけ」のつもりで1人バーで飲んでいたら、フランス語を話せる友人が偶然そのバーに来店しました。その時たまたまフランス人客が一人で飲んでいたのですが、フランス語が話せる人や、僕のような飲み助が来たことで、テンションが上がったのでしょう。盛り上がり、僕のおごりで2軒目に行くことに。
そこまではよかったのですが、2軒目でそのフランス人が、お店にいた別の日本人カップルにも僕のお金でおごり初めたのです。
一方、僕はというと、そのカップルに「週何回●●●するん?」とか、普段ではあり得ない質問をしたりしていたそうです。
一晩で10万円近い金額を使い、その使い道の半分以上を覚えていない!
また別の日のこと。
1軒目を出たときにサイフに入っていた現金7万円が、翌日にはほとんどなくなっているということもありました。この日、1件目はクレジットカードで払ったということ、2軒目はどこへ行ったかとか、少し現金を使ったな、などというところまでは覚えているのですが、その後の記憶は途切れ途切れ。
気がつくと、1件目を出た時に確実に財布に入っていた7万円札が、翌朝には、残金1千円ほどしか残っていませんでした。
これまでも酔って豪遊してしまったことは何度もありますが、大体どこで何に使ったかなどは、ぼんやりとでも覚えていたものです。
それが今回は使い道の半分以上を覚えていない・・・。さすがに自己嫌悪に陥りました。
泥酔状態で実家に帰り、母親を泣かすことに
そして、その数週間後のこと。
「今日は自分だけでも絶対早く帰ろう」と決めて行った飲み会。一人、二人と先に帰り(それもよく覚えていない)、結局最後は、僕と友人もう一人だけが残る結果になりました。その残った友人に対しても「奢るから2軒目行こう」と、終電も無くなったような時間にゴネていたような、いなかったような始末。
その友人にも断られたのか、気づくと一人、深夜まで営業している繁華街にタクシーで向かい、キャッチに連れられてガールズバー等をはしご、最後は朝5時頃、一人で泥酔しながらラーメン屋と牛丼屋をはしごしていたのです。
当然これらやらかした日の翌日は、毎度の通り『頭痛・嘔吐』『飲酒鬱』『夕方まで、僕が移動したのは布団とトイレのみ』というセット付きです。
最後に紹介した『ラーメン屋と牛丼屋をはしご』した時、すでに飲酒鬱の症状が出始めており、「自分は最低の人間だ・・・」「実家に帰ろう」と、タクシーで1万円以上の距離を使い実家へ。
帰宅時の僕の、泥酔、疲労困憊、自己嫌悪、というあまりにも酷い姿を見た、80歳になる母が心配で泣き崩れるほどだったのです。
50歳にもなって、80歳になる母を泣かせてしまった。
さすがに限界!悪習もここまでくると笑えません。許容範囲超過です。武勇伝とか『やんちゃ』で済まされる程度では無くなったんですね。
50歳の減酒宣言!
なぜ『断酒』ではなく『減酒』?
減らすのはムリ?完全に断つべきか!?
そんなこんなで、絶対酒止める!・・・か、減らす!・・・か、コントロールする!
と、固く誓ったのです(禁酒か減酒か迷っている時点で固くはないですが 笑)。
でも、どうやって・・・。
ネットや書籍を調べると、「酒の悪習を断つには、タバコと同じく
完全に断つべき
とありました。
「減らす」などというぬるいことを言っている内は絶対依存から抜けられない、
ということなのでしょう。
よくわかります。それが証拠に、『断酒(禁酒)』の情報はあっても『減酒(節酒)』の情報がWEB上にさえほとんど見当たりませんでしたから。
それほど依存症の人にとって『酒をコントロールする』『適度に飲む』ということは難しいということなのでしょう(減らしただけなら話題にならないから、誰もUPしてないだけ?)。
きっぱりやめる
か、
「どうなってもいいから飲み続ける!」と開き直る
かの2択しかない。
という方もいました。
やっぱ、断酒しかないのか?
魔法の言葉を失いたくない!
・・・いや、いや、人付き合いの下手な僕にとって、
今度飲みにに行こう!
は、魔法の言葉なのです。
これまで、この魔法の言葉のおかげで、何人もの友人が出来たり、恋人ができたり・・・。
その言葉を奪われてしまったら廃人になってしまう・・・
酒をやめるぐらいなら死んだ方がマシ!
とまでは言いませんが、やはり僕は最後まで、『減酒』にこだわろう、と思ったのです。
それに僕は『無理』と言われればかえってやってみたくなるひねくれ者なのです。難しいというなら敢えてチェレンジしてみたくなるのです。
今回ネット検索する中で、僕と同じように、飲酒をコントロールしたくても出来なくて悩んでいる人が大勢いることも知りましたし。
そんなこんなで、この度、これまでのような『hisshi.jp』で、時たま投稿するようなものではなく、独立した『減酒ブログ』として、本気で、真剣に、必死で、減酒に取り組むことにしたのでした。
今後は、僕の減酒活動進捗や、他の方の断酒ブログや動画の紹介、『飲酒にメリットがあるか否か』などを交えながら、ブログを更新していきます!
参照書籍
第一回投稿で紹介するのは、やはりこちら。
全世界何十万人という人を禁煙に導いたという『禁煙セラピー』の著者『アレン・カー』氏が書いた禁酒に関する本です。
この本では、『禁酒と意思の強さは関係ない』『減酒や摂取ではなく、禁酒すべきである』そして『飲酒には何一つメリットがない』と断言しています。
僕は今でも『飲酒にもメリットはある』と信じています。その為、『禁酒ではなく減酒』『飲酒しながら自分をコントロールする方法』を模索し続けています。
そのあたりについても当ブログで検証していきたいと思います。
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