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TPPってマジヤバいの!?3 【書評】沈みゆく大国アメリカ ~ぜひ読んでほしい1冊~

著書:沈みゆく大国アメリカ 〈逃げ切れ! 日本の医療〉
著者:堤未果
出版:集英社新書

書評タイトル:一億総必読書では!? ~ぜひ読んでほしい1冊~

ドキュメンタリータッチやインタビュー形式で、著者の見解が書かれている良書です。※下記内容例

『アメリカの医療保険制度の現状』
『日本の医療保険制度(国民皆保険制度)の素晴らしさ』
『現在の日本の医療現場の真実(過酷さ)』
『日米政府の思惑や資本主義社会(拝金主義)の問題点』
『今後我々がそれらとどう向き合っていかなければならならいか』

そして・・・

『日本人の持つ共同体(協同の)精神の大切さ』

僕も初めはTPPで危険視されている『国民皆保険制度の崩壊』や『アメリカ式保険制度』のことを詳しく知りたくて読み始めました。もちろんその部分についても詳細の説明がされていましたが、途中で「著者が本書で本当に伝えたかったことは別にあるのではないか」と感じ始めます。下記引用文をご覧ください。

「無知は弱さになる。持っている人がその価値をわかっていないものほど、奪うのは簡単ですからね」

「普通の人々の無関心こそが、放っておけば国を亡ぼしてしまうのです。」

「賢い患者が医療を救う」「小さく動いて大きく勝つ」

そして

「誰もがこの世に生を受け、ほんの少しの間同じ時代を生きて、そして死んでゆく。その普遍的な営みを、貴び、お互いさまの心で助け合ってゆく。それははるか昔から、私たち日本人のDNAに刻まれてきた、〈共同〉の精神だろう。」

-上記「 」内 グレー文字部分、同書より引用-

熱いものを感じました。全ての『無関心な国民』に警鐘をならす1冊といえます。僕の言葉で勝手に代弁させていただくとすると・・・

「みんなもっと色々なことに関心をもとうよ!政治にも、医療にも、隣人にも、教育にも・・・。そして関心をもったことについて、もっと学んでいこう!無知だと搾取されるばかりだから。」

「そして拝金主義、自己中心主義に侵されず、共同体(助け合いの)精神を取り戻そう!小さなことからでも行動を起こそう!それがいつか大きな勝利に結びつくかもしれないのだから。」

といったところでしょうか。医療制度やTPPのことに限らず、『人間の本来あるべき姿』的なことを思い出させてもらえる、本当に出来るだけ多くの人に読んでいただきたい一冊です。

著者(堤 未果さん)について

僕が著者のことを初めて知ったのはテレビ朝日『正義のミカタ』でのこと。当ブログの前記事でも詳しく説明させていただきましたが、TPPに警鐘をならすジャーナリストさんです。国民皆保険制度や食の安全がTPPによって危機にさらされることになるという話を、同番組内でされていました。

その際、「東京の番組ではこのような(政策に反対するようなこと)はしゃべらせてもらえない」「政府はTPPの影の部分(デメリット的なところ)を隠している」というような内容のことを話されており、「テレビでこんなこと言って大丈夫なんやろうか !?」とすごく興味が沸きました。

速攻で堤氏のTwitterをフォローし、ホームページもお気に入りに登録しました。その際、本書の存在知ることになります。僕のTPPに対する疑問もMaxに達しており「国民皆保険制度が崩壊し、アメリカ式医療制度が日本を蝕むというが、そもそもアメリカの人達はそれで生活しているんでしょ?」というあたりの事実関係が知りたくなり、Amazonで購入しました。

Twitterでのつぶやき、TV番組内での発言、そして同書の内容。そのすべてから意志と使命感の強さが感じられます。このような政治的な発言は社会的な危険を伴います。それにも屈しない芯の強さのようなものを身にまとった女性です。

同著書の特徴 (レーダーチャート)

沈みゆく大国アメリカ

※【読了日時:2015年12月】   読了時点での「僕にとっての」という視点でポイント分けさせていただいたものです。

  • 被啓発度:5
    「無知ではだめだ」「小さなことからでも行動をおこさなければ」と啓発されます。
  • 読みやすさ:3
    医療・政治・法律等、正式名や専門用語を要するため「サクサク読める」とはいかないのは、いたし方ありません。
  • 感動・感激・感銘:5
    実話に基づき話が展開します。医療現場の声、地方自治体の取り組み、著者のお父さんの話等感動しました。
  • 役に立つ:4
    医療現場の真実・日米保険制度について・反対する政策にどう立ち向かえばよいか、などが学べます。
  • 興味が沸く・面白い:5
    僕にとって極めて関心の高いテーマでした。

 

次回予告TPPに対する僕の見解まとめ

著名人(ホリエモンや永江一石氏)にTPPについて問い合わせをしていましたが、その回答が届いています。それらの紹介と共に、賛成派・反対派などの意見も取り入れたうえでの、僕の意見をまとめたいと思います。

 

 

TPPってマジヤバいの!? 2~TPPがヤバイという方々の見解を簡単にまとめてみました~

掲題のテーマ2日目です。当記事、先ほどようやく完成。日々飲み会の合間を縫って記事を作っているのでけっこう締め切りぎりぎりになったりします。

さて、本日は100%本題に沿って進めます!

「TPPはやばいのか!?」と思い始めたきっかけ

僕が初めて「TPPってやばいのでは?」と思い始めたのは苫米地英人氏の著書『TPPが民主主義を破壊する!』を読んだ時からです。「これはえらいことになってるぞ~」・・・と。「けど、なぜ世間もマスコミも騒がないんやろ?」と思っていました。認知科学者にして脳機能学者の苫米地英人氏は、数年前から「TPPは危険だ」と警鐘を鳴らし続けています。最近では、アメリカの事情に精通したジャーナリストの堤未果氏が、テレビや雑誌で苫米地氏と同様の訴え続けています。※テレビ朝日『正義のミカタ』を見られた方も多いのではないでしょうか。

苫米地英人(著)出版社:サイゾー

その後メディアでも特に取り上げられることなく、世間も騒がず、最近になっても「農業が大変になる」程度のことしか報じられませんでした。中には反対派のことを『TPPはアメリカの陰謀説だとか言っている危機感煽りたいだけの奴らがいる』と揶揄する人まででてきました(苫米地さんのことを指したのではなく反対派全般のことを)。当の苫米地さんも、あれほど影響力がある人物であるにもかかわらず、あまり反対運動をしている様子もうかがえませんでした(どこかでされているのかも)。「苫米地さんやTPP反対派の思い過ごし(考えすぎ)だったのかな・・・」と、僕の不安も次第に薄れていきます。

TPPに警鐘をならす人々

しかし、そんな中Twitter上で『TPPは絶対阻止すべき』というツイートが流れ始めます。苫米地氏もTPPに関する自身の見解を変えてはおられないようでした。

そこに堤未果氏出演回の『正義のミカタ』が放映されたのです。

『薬代に保険が効かなくなる』『ジェネリック医薬品が消滅』
『国民皆保険制度の崩壊』→『盲腸の手術に(最悪)700万円必要』
『医師が治療内容を決定できない(保険内容によって決められる)』→『アメリカでは年間約90万人が医療破産している』
『食の安全が崩壊』→『農薬まみれの果物や遺伝子組み換え食品が大量に輸入される』

など次々にショッキングな話が・・・!
※参考:TV朝日『正義のミカタ』

動画:教えて!ニュースライブ 正義のミカタ 動画 2015年10月17日 TPP大筋合意

TPP批准に付随するアメリカ(の一部大手企業や投資家)の真の狙いは、関税撤廃(自由貿易化)ではなく、『非関税障壁(国民皆保険制度や知的財産権等、お金以外で貿易を規制するもの)の破壊』にあるというのです。僕は苫米地氏の著書で読み知っていましたが、その著書とほぼ同内容のことが、テレビで問題提起されていたことに衝撃を受けました。

しかもそれは堤氏一人の憶測や妄想などではなさそうなのです。レギュラーコメンテーターの藤井聡氏(政治・経済担当)・宮崎哲弥氏(政治・経済担当)も共に、TPP、特に国民皆保険制度の崩壊の危機であると警鐘を鳴らしていたのですから(;゚Д゚)

改めて「TPPやっぱヤバいやん!」と思い始めることになります。

医産複合体(製薬会社・医療保険会社)が日本の医療制度を、金儲けの市場として狙っている!?

今の日本には『国民皆保険制度』があります。国民は皆すべからく加入が義務付けれれている保険ですが、医療費の7割を国が支払ってくれるという素晴らしい制度です。コメンテーターの宮崎氏も「国民皆保険制度は世界に冠たるものだ」と番組内で仰っていました。

対してアメリカには『国民皆保険制度』はありません(まずこれに驚きました。自国のことしか知らないって怖いですね~)。そのため米国民は、医療費を10割負担するか、民間の保険に加入しなければなりません。「じゃあ保険に入ったらいいやん!」と思うでしょ!?  僕もそう思っていました。しかしここが問題なのです。

日本では少々高額の治療費や薬代がかかっても、国が7割負担してくれるため、「けがや病気になったが、医療費(治療費)が支払えない」という人は、ほとんどいません。しかしアメリカは違います。保険に入っていても薬代は製薬会社が決定します。おのずと高額になります。保険に入っていても保険でカバーできる範囲は限られます。保険会社が内容を決定するのですから。日本の国民皆保険制度のように『基本7割負担』などしてはくれないのです。TPPの批准に伴い、このアメリカ式保険制度が日本に巣食うようになるというのが反対派の見解です。アメリカ、儲け至上主義やもんな・・・。

食の安全についても少しだけ触れておきましょう。TPPが批准されると「農薬まみれの果物や遺伝子組み換え食品が大量に輸入される」と言われています。さらに問題なのはアメリカが「『遺伝子組み換え』などの表示は不公平だからやめよう!」と要求してきていることでしょう。そうなると我々一般消費者には、何が健康で、何が危険な食物か判断がつかなくなります。

そこは強気の外交で「そんなん受けられるか!」といえばいいのでは!? とおっしゃる方もおられるでしょう。それが出来ないのです。TPPにはISD条項が含まれていますので。ISD条項とは『ISD条項を締結している相手国に投資した企業が、もしもその国の政策のため損害を被った場合、その相手国を訴えることが出来る!』。つまりアメリカの企業が日本に投資して、日本の政策のせいで儲けることが出来なかった(損した)場合、『日本の政策のせいで儲けられへんかったやんけ~!』と、日本を提訴することができるのです! ※しかもその決定権が限りなくアメリカ優位にできているというのです。これまでアメリカはISD裁判無敗!

ISD裁判を起こされた国は数億円を負担しなければならないそうです。「そんな損失を負うくらいなら、国内法を変えてしまおう」となるため、アメリカとFTA(Free Trade Agreementの略ね。この2国間FTAはISD条項を含む)を締結している韓国は、60以上もの法律を改定せざるを得なかったといいます。アメリカの言いなりなんですね~。

その他にも胡散臭いポイントが多々あります。「日本の政府が公開したTPP概要は本章の数十分の一程度に要約されたもの」「特定秘密保護法はTPPを締結させるための前振り」等。

本日はこのあたりでそろそろ締めさせていただきます。次回の予定については下記ご確認ください。

【今後の予定】

次回:『沈みゆく大国 アメリカ〈逃げ切れ!日本の医療〉』の書評

僕が最近読了した堤氏の著書です。日本の医療制度とアメリカの医療制度を対比し、詳しく述べられています。「無知であると搾取される」「今もっているもの(国民皆保険制度)も、その価値に気づかないと、それを狙う誰かに奪われることになる」等を教えられる、日本国民すべからく読んでほしい著書です。

次々回TPPに対する僕の見解まとめ

著名人(ホリエモンや永江一石氏)にTPPについて問い合わせをしていた、その回答が届いています。それらの紹介と共に、賛成派・反対派などの意見も取り入れたうえでの、僕の意見をまとめたいと思います。
  
参考文献1)『TPPで日本支配をたくらむ者たちの正体』 苫米地英人(著)出版:サイゾー

参考文献2 『沈みゆく大国アメリカ 〈逃げ切れ! 日本の医療〉』堤未果(著)出版:集英社新書

 

  

TPPってマジヤバいの!? 1~本当に薬の値段が数万円になったり、入院や手術が数百万円になったりするんやろか!?~

外交のことをテーマにしておきながらバカっぽいタイトルですみません!💦💦  今回はその前にまず、昨日あった嬉しい出来事を一つ紹介させてください(ここで離脱せんといてっ!)。

昨日の朝の出来事

最近の僕は完璧な夜型になってしまい、毎朝目が覚めるのがAM8:00~8:30頃。遅い時はAM9:00なんて日もあります。それが昨日は、前夜寝る前に読んだ著書「沈みゆく大国アメリカ」の続きが気になり、朝6時ごろ目が覚めてしまいました。2度寝出来そうになかったので、著書の続きを読んでいると、AM7時頃、最近めっきり鳴らなくなっていたLINEの着信音が響きました。

昔勤めていた会社の同僚からでした。

その同僚(男)とは退職して以来一度も会っていないのですが、Facebookでたまに「いいね」をもらったりする関係は続いていました(何か表現ヘンかな!? )。その彼(彼氏って意味じゃないよw)が一週間の始まり月曜のしかも仕事前の時間帯に連絡をくれたのです。「なんやろ?おごると約束しながらも踏み倒したままの青島ビールの請求やろか・・・」などとと思いながらLINEを開くと。

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どうですか?これ!( ̄ー ̄)

あの『茂木先生』に例え称されるんですよ!

別に感想を尋ねたわけでも「コメントも求む!」って言ったわけでも、ましてや「俺をほめて!」という『承認欲求ありあり野郎』みたいなオーラを発信していたわけでもありません。にもかかわらず月曜の仕事前の時間帯に感想をもらえたということで、すごく励みになりました。しかも彼は社内でも『面白い脚本(文章)が書けると有名』で、僕も尊敬している人物だったのです。

もし僕が、「あなたの知人の誰かがブロガーもしくはYou tuberになるとしたら、誰が一番面白いと思いますか?」と聞かれたら・・・。

間違いなく彼の名前を挙げるでしょう(褒めてもらったお返しちゃいますよ!昔からガチでそう思ってます)。このブログを書く時もいつも「奴なら、もっと面白く書けるんやろーなー」と何度も、そのセンスをうらやましく思いました。その彼から「魅力があるブログ」と言われたのです・・・。

『生涯1ブロガー』としてやっていく自信と決意ができました。

 

さて、『自分大好きブログ』はこのへんにして、そろそろ本題に。(前置き6割、本題4割という、この乱暴さ・・・笑)

TPPってマジでヤバイの!?
皆さんTPPのことは詳しくご存知でしょうか?

Trans-Pacific Partnershipの略です。先日大筋合意したという、アメリカやオーストラリア、そして日本も加盟している国際的経済協定ですね。

環太平洋戦略的経済連携協定 Wikipedia

ニュースなどでは、「関税障壁が撤廃されて国内産業(特に農業なんか)がヤバイ」と騒いでいますよね?「そっか、農家の人は大変やな~」なんて思いながら見ている人も多いことでしょう(僕もそうでした)。しかし実はこれ、それどころではない『トンデモ条項である』という説があるのです。

何がヤバいのか・・・。今回は本テーマ初回ということで、ざっくり説明します。

国民皆保険制度の崩壊

『国民皆保険制度が破壊し、医療費は国民の10割負担になる!(;゚Д゚) 』→『国内外、保険会社は高額の保険を国民に提示するようになる』→『薬の値段は企業が好き放題決めることが出来る』※盲腸の手術に数百万円かかったりすることもあると言われています。アメリカでは年間数十万人の医療破産者が出ているそうです。

ISD条項の締結

TPPにはISD条項が含まれます。ISD条項とは『ISD条項を締結している相手国に投資した企業が、もしもその国の政策のため損害を被った場合、その相手国を訴えることが出来る!』。つまりアメリカの企業が日本に投資して、日本の政策のせいで儲けることが出来なかった(損した)場合、『日本の政策のせいで儲けられへんかったやんけ~!』と、日本を提訴することができるのです!(;゚Д゚) ※しかもこれまでアメリカはISD裁判無敗!

黒幕はアメリカではなく、多国籍企業とグローバル金融資本家

アメリカ国内(政治家含む)でも反対している人が大勢います。にもかかわらずTPPが推進されているのは、政治にも多大な影響力をもつ大手多国籍企業やグローバル企業が裏で手を引いているからともいわれています。しかもこの条約、秘密条項で、会議の席には政治家ではない、上記のような企業経営者などが入っていたりするのです。

ここまでだけでも「やばい!」と思いますよね。

ホリエモンや永江さん等、各界著名人に取材(問い合わせ)を開始

しかし、ここで少し冷静になり、「でも賛成派もいるんやんな?」「実際アメリカに住んでいる人は、それで生活しているんやんな」など俯瞰してみました。僕が勝手に師匠と仰いでいる永江一石氏やホリエモンもTPP容認派のようです。双方の意見を聞いてみる必要性を感じました。真意の程を確認する必要があると思いました。どんなものごとにも裏と表があるのですから。政治の世界にだって左派と右派がいます。一方だけの主張を聞いて『TPP反対!』などというと、「戦争反対!」といいながら国会前で暴れたり、「安倍さん感じ悪いよね~」といいながら暴言をはく『●EALDs』と変わりありません。

それと永江一石師匠が仰っていました。ブログ記事がバズる(多くの『いいね』や『シェア』をしてもらえる)ためには、「自分が気になっていることで、読者も気になっているであろう案件について調べて記事にする。読者は、『気になっているけど調べる時間がない』ものについて、代わりに調べてくれていているブログがあれば読む。」と。

まさに僕にとってTPPは『気になっていること』であり、『調べてみたいこと』でした。

そこで調べてみることにしました。現在、ホリエモン、永江一石氏、苫米地英人氏、堤未果氏、そしてアメリカに住む友人などに問い合わせをしています。※カッコつけて『取材』などと申しましたがSNSを通して質問しただけです。どれだけ回答いただけるか不明です。

経過・結果はもちろん当ブログで後日報告し、賛成派・反対派の意見を踏まえた上での、僕自身の見解も発表したいと思います。

次回は、TPPについて、もう少々深いところの確認と、上記知人・著名人からの回答状況を報告いたします。次々回は前述の『堤未果』氏の著書『沈みゆく大国アメリカ』の書評をお話ししたいと思います。

興味ある方はお楽しみに!

参考文献1)『TPPで日本支配をたくらむ者たちの正体』 苫米地英人(著)出版:サイゾー

参考文献2 『沈みゆく大国アメリカ 〈逃げ切れ! 日本の医療〉』堤未果(著)出版:集英社新書

 


【ヒロインニュース】美しすぎる検察官のコメントがカッコよすぎて記事にしてみた

美しすぎる検察官で知られるポクロンスカヤさんのコメントがカッコよすぎるので紹介を。

こちら昨年(2014年ごろ)にネットなどで話題になったニュースですが、当ブログスタート前だったということもあり、これまで紹介できずにいました。「まさにヒロイン!」という記事で、前々から「機会があれば記事にしたいな~」と思っていたので、今回ようやくその時がきたという感じです。

ご存じない方も多いかと思いますので、簡単に経歴のご紹介を。

-以下Wikipediaより引用-   ※同団体には寄付もしていますので、著作権とかで訴えられたりしないですよね!?

『ソビエト連邦のウクライナ・ソビエト社会主義共和国ヴォロシーロフグラード州出身』
『2014年3月11日、クリミア自治共和国とセヴァストポリ市は、「クリミア共和国」としてウクライナからの独立を宣言。』
『同年3月18日、ロシア連邦とクリミア共和国との間で「《中略》ロシア連邦とクリミア共和国との間の条約」が調印され、これを受け、ロシア連邦最高検察庁の検事総長はクリミア共和国の検察機構をロシア連邦の検察機構に編入するよう指示し、ポクロンスカヤはクリミア共和国高等検察庁の検事長に任命された。
『ウクライナの暫定政権側は、内務省を通じてポクロンスカヤを指名手配』

出展:Wikipedia
ナタリア・ポクロンスカヤ

以上が抜粋・引用になるのですが、これだけだとピンとこないかもしれませんね。ざっくりと説明しましょう。

ポクロンスカヤさんは、もともとウクライナで生まれて、検事になります。しかしウクライナの一部であった『クリミア共和国』が独立宣言を出し、ロシアに併合されると、そのポクロンスカヤさんの所属する検察の指示・任命権もロシアに移り、ポクロンスカヤさんは、クリミアの高等検察庁の検事長に任命されることになります。

実はこの検事長の任務、ポクロンスカヤさんの前にベテラン男性検事(4名)にも打診していたそうですが、ウクライナや西側諸国と対立する現状に危機感を覚え、みな怖気づき断ったそうです。その危険な任務をポクロンスカヤさんは二つ返事で引き受けました。彼女は現在のウクライナ政権を激しく非難していることもあり、ウクライナから指名手配されたり、敵対グループに暗殺計画を立てられてりします。-下記ニュースより-

Neverまとめ
これだけで罪【美しすぎる】検事総長!!クリミアの【ポクロンスカヤ】を指名手配

そんなポクロンスカヤさんの名言を下記に挙げてみました。

「彼らのために働くよりも監獄にいたほうがましだ」「自分たちの条件を突きつけるネオファシストが自由に街を歩き回る国にいるのは恥ずかしい」

※ウクライナ新政権を激しく批判したときの発言

と言って当時ウクライナの首都キエフでの辞職を申し出たり、命が狙われる危険にさいなまれても臆さない。

美しさの中に強い信念と覚悟が、垣間見えます。これだけハッキリとものを言える人がどれだけいるでしょうか。命の危険を顧みず任務を受けられる人がどれだけいるでしょうか。

あの有名な鳩山元総理も「彼女の美貌のファンだ」と語り、対面を希望したといいます。-下記ニュースより-

産経ニュース
あの鳩山元首相もゾッコン…クリミアの美しすぎる検事総長が政界入りか

僕も始めは鳩山元総理と同じくw、その美貌にビックリして関心をもったんですが、記事やコメント読んでたら、すっかり人物としてのファンになってしまいました。かっこいいし、男前・・・。

来年(2016年)には、ロシア与党より、ポクロンスカヤさんの出馬の可能性が報じられています。その際、彼女の活躍が期待されますね。

 


【政治】政治や社会に無知な僕が思う理不尽なこと6 ~安保法制可決を受けて

さて、ついに同テーマについても一旦の最終日を迎えました。

これまで1~5に渡り、「政治や社会に思う理不尽なこと」についてお話してきました。最終日の今日は、「それではヒロインやヒーローを目指す我々は、その理不尽にどう立ち向かえばいいのか」について話してみたいと思います。

僕は、「みんなでヒーローやヒロインを目指しましょう」と公言してきました。そのため、「理不尽なことであれば、国家権力や反社会勢力にも立ち向かう!」と発言するように思われるかもしれません。

めっ、めっそうもございません!

僕ぐらいの年齢になると、世の中の現実や、手を出してはいけない(アンタッチャブルな)世界と、そうでない世界の区別ぐらいは、なんとなくつきます(誰でもわかる?)。

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※画像はイメージです。本投稿内容に直接関係はありません。

僕が大好きな著者である、里中李生氏や、苫米地英人氏でさえ、それぞれの著書で、下記のように言及されています。

『大臣クラスの政治家に噛みついたところで、庶民の声などは届かない。選挙は支持政党が勝とは限らないし、数年に一度の選挙の争点があなたの悩みであるはずもない。それに腹をたて、「反権力」とばかりにジャーナリストのように動くと、痴漢冤罪で逮捕される恐怖もある。あなたが謎の変死体で見つかる可能性もなきにしもあらず。国家権力とは先進国においても怖いものなのである。』

里中李生『悪徳の成功法則』(宝島社)より引用

《「正義の言動を行っていると」、もしくは「国家権力と戦っていると」、もしくは「アファメーション(自己評価)や抽象度を上げると」、命を狙われることがある。》苫米地英人 著作より

といった内容でした。

※苫米地氏の言及については、どの著作に記載されていたか記憶が定かではなく、本日見つけることができませんでした。見つかり次第、本投稿に記載しますので、ご了承ください。

このように体制に逆らうと、命を狙われることになるかもしれない。体制に逆らった結果、命を落としてしまい、ヒーローやヒロインになった人達も歴史上多くいます。

でも僕は思うんです。

死んだらアカン・・・と。

少なくとも、その人自身や、その周りの人たちは幸せになれないと思うんです。大勢の命も1人の命も比べてしかるべきものではないのです。

僕が考えるヒーロー・ヒロインは、” 死なくてもヒーロー・ヒロインである。” が定義。生きながらにしてヒロインやヒーローでいなければならない。(単に僕がチキンだからというのもあるが 笑)

それではどうすればいいのか。

【本日の結論】

国民が、世界中の一人一人が、知見を積み、できるだけ情報発信するべきだと考えています。そして、多くの情報から何が正しくて、何が正しくないのか・・・自分なりに取捨選択できるようにならなくてはいけません。

そして、僕が複数の成功者やコーチングなどから学んだ「他者貢献で人は幸せになれるのか?」を皆が検証し、もしその答えが『YES(なれる)』なら、1人でも多くの人にそのことを伝えましょう。日本だけでなく世界中に・・・。それこそが、ヒーロー・ヒロインの言動だと思うのです。

そうすることで、世界中に、優しく、良識と博識のある、お金に振り回されない、悪事に手を染めない、他者を悲しませない、幸せな人であふれかえるはずです。(なんか後半は宗教っぽくなったかな?まー、僕は人から崇拝されるようなタイプではないので、大丈夫でしょうけど w)

この方法なら、命がけで、巨大勢力に立ち向かう必要もありません。一人一人が、じわじわ~と、いい人になっていくよう、世界を変えていくだけでいいのです。その活動に貢献するのが、ヒーローとヒロインではないでしょうか。

と、こんなところで、本テーマを一旦閉させていただきます。

【政治】政治や社会に無知な僕が思う理不尽なこと5 ~安保法制可決を受けて

昨日は丸1日二日酔いで寝込んでましたが、今日は完全に復活しました。

さて同テーマの4項目(最終日)に入ります。

自分が酒好きなので、本日のテーマには少々ふさわしくないかもしれませんが、飲酒運転事故にまつわる理不尽な裁判についてお話します。僕がこの事件を知ったのは、長谷川豊氏のブログの同記事(下記)をネットのニュースで見た時です。

先日あった話をします(長いですが)

ひまわり

※画像はイメージです。本投稿内容に直接関係はありません。

僕はこの記事を読んだとき、感動と、憤りを同時に感じました。

人の出会いに感動したと同時に、このような「いい加減な」裁判が、この件だけでなく、あちこちで行われているのだと思うと、悲しみと怒りがこみ上げてきました。被害者のご家族や友人、関係者の方の悲しみや怒りを想像するだけで、胸が締め付けられる思いでした。

このような神聖な場所でも権力者(検事や裁判官、そして弁護士も)による理不尽な行いが見られたのです。

何とか、ご家族や関係者の方の手助けができないかと、いろいろ調べてみたところ、すでに本裁判(第一審)の判決が出てから数カ月がたっていて、多くの方から署名や応援メッセージが集まっていたようです。

少しホッとしました。世の中には僕と同じく「理不尽な扱いを受けて苦しんでいる人を助けたい」、と考える人たちが大勢いたとわかったからです。

その後も気にして同事件に何か進展がなかったかネットで情報を追っていました。

すると・・・

ありました!2015年8月28日、当ブログが正式にスタートした日です!以下の追加記事を見つけました!

前回の記事の後日談

多くの良心的、良識的な世間(ヒロイン・ヒーローたち)の声もあって、第二回公判が行われていたのですね。

-以下『 』内上記記事より抜粋-

『裁判は、冒頭より検察側から「訴因変更を含む再調査のための時間が欲しい」との要望が出ました。』『この裁判は、「やり直し」ということです。』

本当によかったです。もちろんまだ最終判決が出たわけではありませんが、とりあえず第一回の理不尽な判決が覆ったわけです。

長谷川氏のブログにもあるように、裁判は、加害者更生のためだけにあるのではありません。被害者を含む被害者の関係者が復讐や報復に走らないよう代わりに国が裁いてくれる場所なのです。そのことが最重要事項であるはずです。そのように神聖な場であるはずの裁判で、権力者や法曹にいい加減なことや理不尽なことをされたのでは国民はたまったものではありません。「それなら自分たちで復讐する」と考える人が出てきても不思議ではないのです(既に大勢おられるのかもしれません)。

池上彰氏も著書内で、裁判についてこう述べておられます。

『罪を犯した人を専門家である警察が捕まえ、その人を法律の専門的な知識のある検察官が裁判所で証拠を提示し、有罪に追い込み、国として処罰を与える、という仕組みになっているのです。そうでなければ、たとえば子供を殺された親が、「犯人を子供と同じ目に合わせてやる」というような復讐や報復が起きてしまう恐れもあります。』

上記『』内 池上彰氏 著書 ー政治のことよくわからないまま社会人になってしまった人へー より引用

 

本裁判については、まだ終わっていませんので経過を追い続けます。進展があれば当ブログでも報告いたします。

同テーマのブログ報告は明日で一旦閉じたいと思います。ここまで、『僕が思う理不尽なこと』についてお話してきましたが、明日は、『それでは、ヒロインやヒーローを目指す僕たち、私たちは、その理不尽にどう立ち向かえばいいのか』をお話ししたいと思います。

※長谷川豊氏は以前フジテレビを横領の疑惑で、辞職(解雇)された方で、当時女子アナに偉そうな態度だったとか、あまりよい噂はないのですが、今回そこについては特に触れません。あくまで疑惑であり、本人も認めていないようです。何かの圧力がかかったのかもしれません。何より、ヒーローやヒロインは、噂話を信じないものです。本題にも関係ありませんので。

【政治】政治や社会に無知な僕が思う理不尽なこと4 ~安保法制可決を受けて

昨日はヤクルトスワローズが14年ぶりのセ・リーグ優勝を果たしましたね!

友人とスポーツバーで阪神、ヤクルトを観戦、その後ダーツバーや立ち飲み屋など朝まで飲んでいたため、今日は激しい二日酔いに襲われていますw

さて、当テーマも第4日目を迎え、佳境に入ってきました。・・・

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※画像はイメージです。本投稿内容に直接関係はありません。

2.自民党武藤議員が議員を辞めない理由

武藤氏といえば、はじめに安保関連法案に反対する学生団体『SEALs』を批判し、有名になった議員ですね。その後『未公開株問題』『(同性への)売春問題』など、次々と話題を提供しています。

初めに断っておくと、僕はLGBTの人たちに対する偏見や差別意識はありません。武藤氏の言葉を借りると「だって生まれつきなんだからしょうがないじゃん(※)」と本当に思っています。※こちらLGBTを小ばかにしているのではありません。このような小ばかにしたような言いまわしでSEALsを批判しておきながら、自分は未公開株問題など違法なことをしていた武藤議員を皮肉ったものです。

『(同性含む)売春問題』は、確か双方の合意があれり、未成年者でなければ犯罪にはならなかったはずですので、この件で武藤氏を批判するつもりはありません。しかし安保法案成立の直前にも同氏は、男性とラブホテルに入ったと報じられています。安保関連法案に反対する学生団体を批判した政治家として、もう少し時期や場所をわきまえることはできなかったのでしょうか。

未公開株問題については違法行為です。議員を辞めてしかるべきでしょう。

・・・が、しかし!

武藤議員は自民党に離党届は提出し、受理されたものの、議員は辞めないと言っているそうじゃないですか。

自民の武藤貴也氏が離党 未公開株問題、党は幕引き図る

しかも、まだ自民党も辞めていないようです。その理由がまた、ふざけています。

買春疑惑でも武藤貴也議員を辞めさせられない自民党 補欠選挙にリスク?

こういうところにも、権力者や、政治的思惑が強く影響し、理不尽なことが行われているのです。武藤議員もそうですが、こんな政治的事情で人間的にふさわしくない人を議員に置いておいていいのでしょうか。強い憤りを感じています。

3.それでも辞めない上西小百合議員

比較的どうでもいいw内容ですが、上記武藤議員の問題と共通点があったため挙げさせていただきました(もちろん、こんな政治家にも我々国民の税金が渡っているのかと思うと憤りを感じますが)。

武藤氏との共通点

■議員としてのモラルが欠如している。

上西議員は、国会を欠席し、不倫旅行に行っていた、しかもその前日はショーパブでアルコールを何杯か飲んでいた、と報道されていますね。※本人は旅行や不倫については否定していますが・・・。

維新・上西小百合氏は「議員失格」 国会欠席前夜にショーパブ、スタッフもモラル欠如

■議員としての行動、所作をわきまえていない(武藤氏はそうでもなかったかな・・・)。

報道陣に囲まれた時の(恋人と言われている)秘書の舌を巻いての恫喝、怖かったですね~ 😯  しかもその時の上西議員の語り口も、さながら、関西の夜のお店の女経営者(※)のようでした。※スミマセン、関西の夜のお店の女経営者様、僕がTVなどでみたことのある、あくまで数名によるイメージです。怒らないでくださいね~。※こちら報道陣側にも問題があったようですが。

■議員らしからぬ(問題)言動で話題を絶やさない。

何点か前後の記述と重複しますが、国会欠席中の不倫旅行(疑惑)、(秘書の)マスコミ恫喝、写真集発売、実はバツイチ、TVでの複数タレント(室井佑月氏や上沼恵美子氏ら)とのバトル・・・いやースゴイですね。

■議員のポジションに固執する。

これは当然なのかもしれません。年収も数千万円入ってくるらしいですし。それに対し「政治家は、政治家を辞めると(もしくは落選すると)ただの人」と言われるぐらい、その収入や待遇も違うのでしょう。それはわかりますよ。けど、それなら「辞めろ」と国民に言われるような言動は避けるべきでしょう。

この期に及んで、議員を辞めない、「政治家としてやりたいことがある」と言いながらTVに出まくったり、写真集を発売したりと、いったい何がしたいのかわかりません。

こういう議員たちが辞めずに国民の税金を収入源にしているということに憤りと理不尽さを感じます。

【政治】政治や社会に無知な僕が思う理不尽なこと3 ~安保法制可決を受けて

さて、同テーマの3日目です。

本日から、あと数日かけて、最近起こった事件(出来事)の内、「これって理不尽では?」「公職者=人格者とは言いがたいな。」と思ったものをお伝えし、最終日に「では、僕たち、私たち、ヒーロー・ヒロインを目指す人(※)はどうすればいいのか」について、僕の考えをお話しさせていただきます。

※お断り
・僕の目指すヒーロー像は、「死(命)と引き換えに何かを成し遂げることではありませんのであしからず w

従いまして、巨悪や巨大勢力に立ち向かっったり、革命を起こしてやろうなど、めっそうもございません。「誰かを自分の命と引き換えにして救う」のも違います。ただ、多くの知見を積み、多様な考えを知り、「どうすればみんなが幸せになれるか」を考え、発言し、行動できる人間に、みんなで近づきたいだけです。

・昨日まで4日でこのテーマを終わるとお伝えしていましたが、またもや、まとまりきらなくなったことに気づきました・・・。ご了承ください。

さて、そろそろ本題に・・・。

みなさんご存知の件も多いかと思います。

  1. 集団強姦容疑の元警官、釈放、理由明かさず
  2. 自民党武藤議員が議員を辞めない理由
  3. それでも辞めない上西小百合議員
  4. 飲酒運転事故に関する理不尽な裁判

一部「どうでもいい」ものも交じっているかもしれませんが、とりあえず、上記4項目について、本日から順に、僕の見解をお話しさせていただきます。

本日は1.『集団強姦容疑の元警官、釈放、理由明かさず』から。

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※画像はイメージです。本投稿内容に直接関係はありません。

1.集団強姦容疑の元警官、釈放=処分保留、理由明かさず-大阪地検

-以下【  】内記事まま- 上記記事より抜粋

【大阪府警の警察官と元警察官が集団強姦(ごうかん)と監禁容疑で逮捕された事件で、大阪地検は18日、元警察官(32)を処分保留で釈放した。地検は理由について「答えられない」としている。】

あくまで容疑者の段階ですので何とも言えませんが、本人も容疑を認めており、真相はかなり明白なはずです。それが「答えられない」という説明だけで釈放してしまっては、どうしても「警察関係者だから?」と疑ってしまうように思います。

[後日記事] 大阪府警・集団強姦 巡査部長を釈放へ、関係者供述一致せず 捜査は継続

数日後、「関係者の供述が一致しない」という理由と、「捜査は継続する」という発表がなされたのでしょうか。それでもまだ、不信感がぬぐいきれないかと・・・。うがった見方をすれば、先の「答えられない」という発表に対する世論の批判が多く、こじつけたようにさえ見えます。継続捜査も、事態収拾を図るための詭弁ともとられかねません(いや、ちゃんと捜査してくれると信じたい気持ちが大ですが・・・)。

思うに、安保法案より、むしろ本件のような出来事に説明責任が求められるのではないでしょうか。(安保については、我々が勉強不足である場合もあり、勉強不足な人もいます。 しかし本件のような出来事については、国や警察からの説明がないことには、我々国民は何も知るすべがないのですよね。)

もちろん国や警察にも、そして本件関係者にもいろいろ事情はあることでしょう(詳しくは知りませんが、特定秘密保護法が成立した後ということもありますし・・・)。

しかし、それでもなお、できるだけ透明性のある、国民も物事を判断するに足る必要十分な情報にアクセスできる、真の民主主義国家を目指していただきたいと願っています。

そして、本件についても、このまま迷宮入りしないことを願うばかりです・・・。

項目2以降は明日以降、順にお話させていただきます。

【政治】政治や社会に無知な僕が思う理不尽なこと2 ~安保法制可決を受けて

昨日の続きです。政治家や権力者は何故こんなにも子供っぽい言動を起こすのか・・・てゆーとこまででした。

今回のテーマは4回に分けてお伝えしようと思います。今日はその、第2回目ですね。

あ、ところで、今日は親友の誕生日です。おめでとう!(おっと、話がそれてしまった・・・。ただでさえ、まとまりない文章ばかりやのに。笑)

多くの政治家や権力者がダメダメだということは昨日お話ししたとおりです。と言って、大統領や政治家個人に投票しても、大して状況が変わらないことは、アメリカが立証ずみです。

かつてのブッシュ氏のように戦争大好きな人や、最近のトランプ氏のように政治の事を知らない人が、一時の人気で当選してしまったりすることが起こりえるのです。オバマ氏は結構まともかと期待していたのですが、貧富の差は広がるばかり、人種差別問題も一向になくなりません。

つまり、支持する政党に票を入れても、個人に票を入れても、結局は同じなんですね。

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※画像はイメージです。本投稿内容と直接関係ありません。

僕が推測するに、今はすっかり子供っぽくなってしまった多くの政治家や議員たちも、当選前は夢や理想に燃えていたのではないでしょうか。しかし実際当選して政治家になると、先輩議員や上位権力者、派閥などがあり、その人たちに気に入られなければ、長く政治家を務めたり、主義主張を通すことができないのでしょう。そうやって党内や政治家間で可愛がられるため、自分の主張や理想を捨て、その人たちの意見や考えに同調するようになっていくのだと思います。

また、献金や裏取引などに手を染める政治家も多いようです。これの理由は簡単です。「みんながやっているから」ではないでしょうか。人間など弱いものです。少しぐらいのルール違反(少しではないか?)をしても、みんなバレずにおいしい思いをしていれば、「自分も・・・」となるのが普通の人間だと思います。※あくまで「やっている」というていで話してしまいました。すみません。みんながみんな、そんな政治家ばかりではないと信じています。

え!? 」「お前にそんなこと言われなくてもわかっているって?」「そんなの常識。何を今さら、って?

そうかもしれません。ですが、そういったことでも「何かおかしい」という考えを捨ててしまってはいけないのだと思います。

小さなことからでも、何かを変えていかなければ・・・。

小さなことからコツコツと。」by 西川キヨシ師匠
・・・そういえば師匠もかつて議員さんでしたね。)

明日は、同テーマの第3回目です。明日は、最近起こった「えー!?」「まじでー!?」というような理不尽な事件を振り返ってみたいと思います。

そして第4回目にまとめ『ヒーローになるには、どういう行動を起こせばよいのか』を考えてみたいと思います。

【政治】政治や社会に無知な僕が思う理不尽なこと1 ~安保法制可決を受けて

昨日は、当ブログが初めてネット上で紹介されるという、記念すべき1日でした。おとついのような「とりあえず投稿」は今後やめるようにしますw。

さて、先週のことになりますが、安保法制案、可決されましたね。このブログを始めるようになって、政治・社会に無知だった僕も、注視し、少しだけ勉強するようになりました。

政治に興味を持ち始めると、「右派、左派や、応援する党、応援する議員などが明確になってくるのだろうな」と漠然と考えていたのですが、実は今のところ、『どっち寄り』など、全くありません

それどころか、以前興味がなかった頃と同じ『違和感』を感じています。

正確に言うと、以前から「興味がなかった」というより、「違和感があった」というほうが、正しいと思います。

その『違和感』とは・・・

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※画像はイメージです。本投稿内容に直接関係はありません。

子供の頃から、「政治家や教育者など、先生と呼ばれる人達は立派な人達」と教えられてきました。そのトップが首相や国会議員なのだと思っていました。

人に優しく、思いやりの心をもちましょう」「他人の悪口を言いのはやめましょう」。優れた人格と、人徳を持った人だけが、皆に愛され、幸せになれるのだと。その象徴が首相や国会議員はじめ、先生と呼ばれる人達なのだと。

ですが、TVやニュースで見かける議員や政治家達は、罵りあい、汚職に手を出し、自分の意見が通らないととっくみあいのケンカ。国会では居眠りしているような人達ばかり・・・。

ほとんど小学生の子供がやっていることと同じです。

そのような政治家の言動が大きな違和感となり、僕を、政治や選挙から遠ざけることとなっていました。

そして、長い年月を経て、年齢とともに政治や社会に興味を持ち始めた僕が見たものは・・・。

 

「いっしょやん!! 変わってないやん!!!」

 

子供の頃と変わらない政治家の姿でした。

SEALs奥田氏のスピーチ中に居眠りをする議員

喪服で牛歩する山本太郎議員

女性の品位を下げるような、法案可決妨害工作をする野党女性議員達

これといった対案を出せず、委員長席にダイブするしかなかった民主党議員

野党議員に暴言を吐く総理大臣

 

弁護士から華麗な転身を遂げた橋下徹氏もそうです。当選後しばらく、大阪ではヒーローでした。体制に臆さず、人目をはばからず涙したり・・・。今でもその主張に、正当性や妥当性はあるのかもしれません。しかし最近ことあるごとに、裁判で決着つけようとしたり、暴言を吐きまくったりしています。ちょっとしたチンピラ風です。

トップの安倍さんでさえそうです。会見の時などは、『国民の皆さん』を意識し、丁寧な言葉遣いで話されています。しかし、国会の席などでは、配慮もなく、後先も考えずヤジを言ったりします(しかも、野党に突っ込まれ、すぐお詫びする)。

なんやこれ?と再び失望させられました。

しかし、仮にも僕はヒーローを目指す人間の端くれです。嫌なことから目を背けているだけでは、ヒーローになどなれっこありません。

そこで、今更ながら少し調べてみることにしました。国を、世の中を、政治を、良くする方法はないのか・・・と。

すると何となくですが色々なことがわかりました。残念ながら現体制ではなかなか難しいことも多いようです。

民主主義』とは言え、そこには様々な思惑や慣習や派閥や権力や圧力などが絡んでいて、少数の人格者や正義感にあふれた人だけでは、政治は変えられないのですね。

よほどのヒーローやカリスマが出ない限り・・・。(あ、「僕がなってやる!」というほどの勘違い野郎では今のところ無いです 😥  それでも、大それたヒーローなどではなても、何か変えられる、貢献出来ることがないかと模索はしています。)

それでは、子供の頃に教わったことは嘘だったのでしょうか。

いや、恐らく、それは嘘ではなく理想だったのかもしれません。大人達は、理想を子供に教えることで、理想を実現する大人に育ってほしいと願っていたのでしょう。

そして中には、その理想を信じて政治家になった人もいることでしょう。しかし、その理想や正義感さえもくじかれてしまうほど、国の、そして政治の世界は、恐ろしく強力な権力社会なのかもしれません。様々な野望や野心、ねたみやそねみ、権力や圧力などが魑魅魍魎のごとく蠢く闇社会なのかもしれません。

選挙制度に問題があるから?

財力や、知名度が無ければ選挙で当選しない制度そのものに問題があるのでしょうか。

政党から総理大臣を選ぶ形だから派閥のしがらみが生まれるのでしょうか。

アメリカのように、個人を投票で選ぶスタイルにすればよいのでしょうか。

毎度のことながら少々長くなってしまいました(文章をまとめる力がないもので・・・)。続きは明日とさせてください。