コーチングを学ぶと『モテる男』になるか1 ~それでもコーチングは『うさんくさい』のか~

コーチングでモテるようになるのか!?

はい。なりません。

コーチングでもてるようにはなりません。

ですが・・・

今回はそのあたりについて経過報告したいと思います。

調子に乗りまくっていた自分が感じたこと

実はつい先日まで僕はすべてにおいてノリノリでした。もちろんこの『モテるか』 というカテゴリーについても。

仕事に関しては前回の記事でお伝えした通り、楽しくやりがいのある仕事に就けるようになりました。

その勢いのまま、これまで食事に誘っても付き合ってくれなかった数名の女性に改めて声をかけてみたところ、まさかの皆OK。

神戸牛で有名な高級店 『伊藤ダイニング京都』に行きました。

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別の女性と念願だった京都川床にも行けました。

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※当サイト画像ページは下記
関西の景色と飲食店(Instagram)

また別の女性とは回っていないお寿司屋に行く約束もとりつけました。

仕事だけでなくモテ度まで向上するとは!コーチングは万能なのか・・・

などと考えていました。

食事中に試してみたコーチングスキルとは

上記画像のように、いずれの店も雰囲気がよく、料理もおいしい。

ここで最近コーチングで覚えた

  • 聞くスキル
  • 承認スキル
  • フィードバック

をフル活用してみました。

人は他人の話を聞くよりも、自分のことを話しているときの方が気持ちがよく、楽しかったと感じるようになるというのは既知の事実です。

と同時に、自分の話を真剣に聞いてくれた相手に好意(好感)を持つ、上手く話を引き出してくれたり、同調してくれる相手を、(聞き上手ではなく)『話し上手』だと感じるようになることも多々あるということも最近知りました。

岸見一郎先生の講演会で学んだ『相手の関心事に関心を持つ』なども意識しました。

結果、話は盛り上がり、途中恋愛相談(というほどではないですが恋話)にも花が咲きました。

よく聞きませんか?恋愛相談をしている間に恋愛感情がうまれるという話。

僕は生まれてこの方、同性からも異性からも恋愛相談を受けたことがありません。他人に興味がなく、自分の話ばかりして気分良くなっていたのですから無理もありません。

そんな僕が、これまで食事すら付き合ってくれなかった女性の恋愛話をちょっとした高級店で聞いている・・・

「これは間違いなく次のセリフのいずれかが相手の女性から飛び出すはずだ」と確信していました。

もう少し私の(恋愛)話を聞いてください

または

次はいつ会ってもらえますか?

なぜ当てが外れたのか

結果はいずれも✕(バツ)

完全に当てが外れました。

相手から飛び出した言葉は・・・

私はそろそろ帰ります

え!?  WHY!

話いろいろ聞いたよ?コーチングスキルいろいろ使ったし!全然効果ないやん!コーチングって万能ではないのか!?

やはり20代、30代の頃とは違い、40代のオッサンが色恋沙汰に走ること自体ムリがあったってことなのか???

※皆多少の違いはありましたが、だいたいこんな感じです。

コーチに相談した結果は

コーチに上記のことを話してみたところ、いつものように色々質問をされました。その上で、

上手くいかなかった理由を、自分の年齢のせいにしすぎでは?

と指摘されました。

いやいや、地球上の生物にとって、高齢化と共に性的魅力が衰えるのは否定できない事実なんやし・・・

と思っている僕に、

目標のハードルを短期間に上げすぎたのでは?

とも指摘されました。

確かに、はじめは食事に付き合ってもらうだけで満足だったのに、途中話が盛り上がったために、その日の目標のハードルを上げ、相手から好意的なセリフが飛び出すだろうと高い期待を持ってしまっていました。

更にコーチと話しながら自分で気づいたこともあります。

そもそもその相手がそんなに好きではなかった

コーチと話ながら、自分の声もキャッチしている(オートクライン)の状態で、過去に自分の恋愛がうまくいったときのことを思い出していました。

そのときは「付き合えるかどうかよりも、とにかくこの自分の『好き』という気持ちを伝えたい」。ただそれだけでした。

それが最近は、相手に自分のことを好きになってもらおうと思っている。つまりは、その相手のことが本当に好きだというわけではなかったのだと気づきました。

過去にうまくいった時のように、相手には何も期待せず、ただ、自分の想いを伝えたい。そういう相手であれば、もっと結果も違ったものになっていたのかもしれません。

それこそが本当の恋なのでしょう。

コーチングの効果が及ぶのは

コーチングでコントロール出来るのは自分自身だけです。コーチングは自分の目標設定とその管理には向いていますが、他人をコントロールすることには向いていません。

相手にこちら(僕)のことを好きになってもらおう、「次いつ会えますか?」と言わせようなどとは、おこがましく、またコーチングの範疇を超えた考えを起こしてしまっていたのです。

コーチに指摘されそのことを思い出しました。

思いやりがあって、自己管理ができる大人な人間になったとき、その副産物として『モテるようになる』と気づかされました。

仕事もそうです。前記事でお話ししたように、自分自身の目標管理や行動管理ができていれは 『デキル男』 になれます。

そういう目標や目的に向かっている姿勢やひたむきさにホレる人が現れたりするんだということに気づいたことが、今回の成果です。

そしてそれに気づいた今の自分は、今度こそ『モテる男』になれそうな気がします。いや、既になっているのかも・・・

また後日報告します!

本日のおすすめ本

下記の本、初めて読んだ当初は「なんか難しくて面白くないな・・・」と思ったのですが、今読みなおしてみると、コーチングの基礎がしっかりと書かれた良書だと感じました。コーチングを学ぶ人であれば、テキストとして持っておいても損はない1冊ではないでしょうか。

コーチング・マネジメント

補足

当ブログで取り上げる『コーチングでモテるようになる』というのは決して下記のようなものではないとご理解ください。

  1. 憧れの異性を洗脳し、こちらのことを好きにさせる
  2. 自分自身に「自分はモテる人間だ」「モテモテだ」と暗示にかけることで、実際にそういうことが現実化するのを待つ

そいうったコーチングを行っているところもあるのかもしれませんが、ここでは取り上げていません。

 

 

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