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50歳を越えて百合系マンガ、アニメにハマってしまったおじさんの僕2~僕がハマった百合風(?)作品を紹介します~

前回の続き

前回の要約

幼少から40代になるまでは、ごく一般的な趣味趣向のマンガ・アニメにハマってきた僕も、40代中盤にはマンガもアニメもほどんど読まなくなっていました。

その理由は、主人公と自分を重ね合わせて見ることができなくなった、文字通りハマれなくなったからなんですね。

スポーツものやヒーローものは、「自分とは器も次元も違いすぎる」と感じ、男女の恋愛『ボーイ・ミーツ・ガール』ものについては、「もうボーイじゃないし、ガールはおじさんを相手にしないし・・・」ということで、全てが夢物語と化したからなのでした。

40代後半に、あるジャンルのアニメやマンガにハマることに

自分が主人公と同化できなくなってからというもの、通常の恋愛モノの主人公(男)は、単に憧れのヒロインを奪っていく憎いヤツにしか写らなくなりました。

ヒーローとヒロインが結ばれた・・・

ふーん。って感じ。

良いように言い換えると父親目線なのかもしれません。主人公男がいい奴なのはわかるけど、愛する娘を奪っていく憎い奴にはかわりないし・・・的な。(父親になったことはないのでわかりませんが 笑)。

それにどんなに『純愛』を唱おうとも、どんなに純情そうな主人公男だろうと、男女関の恋愛であれば男の側には少なからず、しかし確実に

エロ心

が存在するのです。

しかし女子同士ならどうでしょうか?

女子同士なら

エロ心

が無いこともありえる!

・・・かもしれないのです。なんと美しい。

これぞ純愛、ではないでしょうか!?(独身妄想オヤジの戯言です。スルーしてください)

そんなこんなで僕の場合、百合系が好きと言ってもエッチなシーンが絡んでくると引いてしまうので、あまりハードなガチものはダメです。

「本物の百合ファンじゃねーよ」と思われたかた。

はい、すみません。なんちゃってファンなのであしからず。まー百合系というより『百合要素を含んだマンガ』といったところでしょうか。ご了承ください。

僕がおじさんになってからハマったマンガ・アニメ作品

50代前後にハマったマンガ、アニメ

さて、ここまでダラダラと脇道にそれてきましたが、それではそろそろ本題の、僕が最近ハマった『百合(要素を含む)マンガ(アニメ)』を紹介したいと思います。

『響けユーフォニアム』

当ブログでも何度か紹介させていただいている『響けユーフォニアム』

主人公の『くみこ』には、後に付き合うことになる『シンイチ』という幼なじみがいます(その後すぐ、その付き合いは『一旦解消』となるのですが・・・)。にも関わらず全編通して親友の『れいな』に対する『恋心にも似た憧れ』が描かれていて、かなりキュンときます。

一方、親友のれいなにも『異性として切ないほどの恋心』を抱いた教師がいるのですが、それでも親友のくみこに対し、こちらも恋心にも似た感情があると伺えるシーンがあります。

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そしてこの『響け! ユーフォニアム』の登場人物の中で、最も長期にわたり、最も強い同性への憧れ(恋心)を抱いていたのが『みぞれ』でしょう。

人付き合いが苦手で友達もいなかったみぞれを吹奏楽部に誘った、友達が多く人気者の希美。希美への切なく一途過ぎる想いが爆発するセカンドシーズン第4話は僕が最も好きなエピソードです。

おそらく、多くの視聴者も同じ想いだったのでしょう。二人のエピソードは劇場版スピンオフとして映画化されています。

それがこちら↓

『リズと青い鳥』

リズと青い鳥[DVD]

『女子高生の無駄遣い』

これは、ツイッターの相互フォロワーさんに最近教えてもらったことで知った作品なのですが、女性が主人公のマンガの中では、僕の50年の人生でNo.1といえる作品です。

基本『百合』を題材としたマンガではありません。僕としては『ギャグマンガ』と位置づけたいほど笑えます。

登場人物は全員もれなくキャラが濃く、でも純粋で優しい人ばかり。

ごくわずかな男性キャラ達も含め、全員愛おしくなります。

中でも主人公の田中(ニックネーム:バカ)さんは、最高キャラの持ち主。主要キャラの中では、一番バカで、一番ルックスも劣っていて、一番モテません。

それでも一番の愛されキャラで、その為、ストーリーも所々、うるっときたり、切なくさせられたりします。

現在のマンガ界を見渡すと、脇役がずい分華やかになったのはいいのですが、反面、主人公の陰が薄くなってますよね?

その中でも希有な、強烈な個性揃いの脇役の更に上をいく

『絶対主役』

といえるような存在です。

今回この作品を『百合系要素』として紹介させていただいたのは、作品中『姉妹愛』『祖母への愛』『女の友情』が描かれているのに対し、『男性への愛』が皆無といえるからです。※現在6巻まで販売

それと、No1美形女子高生の『リリィ』(ニックネームからして百合 (笑))が女子好きなこと、No1モテ女子の『マジメ』は女性からモテまくりで、自身も同級生の女子高生『ロボ』に恋心を抱いていること、などからです。

『徒然日和』

続いて紹介するのが『徒然日和』。こちらは前述の作品より、もう少しハッキリと百合要素を表現しているといえます。

特に主人公(?)はハッキリと親友の女の子に対し恋心を抱いていると自覚ありです。

ただし、エロとかは特になく、本当にほのぼのと日和っている物語です。※現在2巻まで発売

特に七椰と実里(↓2巻の表紙の二人ね)の関係は、「これって理想の夫婦像やん!」と思わされる雰囲気で、独身のオジサンからすると、「こんな彼女か奥さんいたら人生一生幸せやろうな~」と思わされるほどキュンキュンしますよ!

徒然日和: 1 (百合姫コミックス)

徒然日和(2) (百合姫コミックス)

いずれもキスシーンが出てくるか、それすらないかという程度ですが、その位の淡い恋心がまたよいのです。

また何となく笑えるのが、主要4人の中でもたぶんこの娘が主人公?と思う『真冬』。すごく美人ということを除けば、勉強もあまりできず、友達も少なく、性格も?な、主人公にはありえないような、『特にこれといった特徴がない女の子』なんですね。

『セインティア翔』

有名な『聖闘士星矢』のスピンオフとも言える作品です。ただのスピンオフと侮るなかれ。原作の作者『車田正美』氏の監修の元描かれたストーリーなので、内容に雑なところは一切見当たりません。原作の登場人物も大切に扱われ、裏話的なストーリーも多く、興味深く読み進められます。

また、ありがちなスピンオフや同人マンガなどと違い、イラストが美しいです。原作の登場人物を更に少女マンガ化したような絵は美しく、ストーリーを更に引き立てます。

今回この作品を『百合要素あり』としたのは、作品の主要キャストはほぼ全員女性(ほぼ少女?)で、皆アテナ(城戸沙織)への愛を胸に戦地に赴くというストーリーだからです。

聖闘士星矢セインティア翔 2 (チャンピオンREDコミックス)

『サエイズム』

こちらも『百合系』というのとは少し違いますが、サスペンス調でのめり込む作品です。

元々おとなしく引っ込み思案な性格の主人公は、引っ越しを期に周りからいじめられるように。

そんな主人公を救ったのは、学園のスーパー・ヒロインの『サエ』。二人はすぐ親友になるのだが、実はサエには恐ろしい一面が・・・。

この作品は『ミステリー』なのですが、ストーリーは全般に、美しく、勉強もスポーツも完璧にこなす絶対ヒロインの『サエ』に対する憧れ、愛、恋、などを含めて展開します。

もちろん主人公もサエに恋心を抱いたり、恐怖を抱いたりしながらストーリーは進みます。

サエイズム 3 (チャンピオンREDコミックス)

『ソウナンですか?』

この作品については、現在5巻まで発売されていますが、ほとんどといっていいほど『百合要素(恋心的なもの)』はありません。

ただ、無人島に修学旅行中の女子高生4名だけが遭難してしまうという物語のため、登場人物はほとんど女子(数名の男性も登場しますが)。

そのため少なからず、女子同士の肉体的接触のシーンはあるのです。(というとすごくいやらしく聞こえますね 笑。敢えてこう書いたのは、無人島のサバイバル生活の中では、性的では無いものの、口づけやその他(活字にはできないような)女性同士の肉体的接触のシーンがあるからなんです。))

もちろん基本は女子同士の『友情』を描いた物語なのですが、感動するシーンもあり、巻を増すごとに面白くなってきている為、今回この『百合要素特集』にエントリーさせていただきました。

ソウナンですか?(2) (ヤングマガジンコミックス)

その他、多数の『はなにあらし』『付き合ってあげてもいいかな』『君が死ぬまで恋をしたい』なども良かったのですが、なんちゃって百合系ファンの僕には、少しエロシーンが過激だったり、逆にほのぼのしすぎだったり、現時点では『すごくハマった』というところまでいっていない作品も多くあります。

以上、現時点までで僕がハマった『百合要素マンガ・アニメ』の紹介でした。

Eye-Catch Photo by Krzysztof Niewolny on Unsplash

 

50歳を越えて百合系マンガ、アニメにハマってしまったおじさんの僕・前編 ~僕がおじさんになる前にハマっていた熱血ヒーローマンガを紹介~

50歳を越えて百合系マンガ、アニメにハマってしまったオジサンの僕

僕はあまりマンガは読まない方だと思います。特に40歳を越えた頃からは、ほぼ皆無。

それが最近は暇さえあれば、いや、暇を作ってでも読むようになりました。

特に百合系の漫画に・・・

百合系といってもガチなヤツではありません。キスシーンがあるかないか程度のソフトなものに限ってなのですが、何作品か一気読みしました。

今回はまず、なぜ僕がこの歳になって、レズ系・・・じゃなかった百合系の作品にハマったのかという原点とも言うべき、過去にハマっていたマンガ、アニメを紹介したいと思います。

僕がオッサンになる前にハマっていた百合系以外のマンガ、アニメ

僕がおじさんになる前に

どこかで聞いたことあるようなタイトルですね。

若い方は知らないかもしれませんが、ちょうど僕ぐらいのおっさん、おばさんとよばれる年齢の方々はお気づきではないでしょうか。

そう。ひとつはスピッツの名曲『君が想い出になる前に』。そしてもうひとつは、一世を風靡し今なお活躍を続けるイケメン俳優『江口洋介』さんの奥様『森高千里』さんの代表曲『私がおばさんになっても』に響きか似ているのですね。

まーそんなムダ話はいいとして、僕自身こんな(おっさんと呼ばれるような)歳になって、マンガやアニメの再ブームが自分自身に到来するとは思ってもいませんでした。

僕が百合系にハマるずいぶん前にハマっていた非百合系作品

なぜ50歳を越えた独身男が今さら女子同士の恋愛ものにハマったのかというと・・・

その理由は、僕がこれまで歩んできた人生(主に恋愛経験や女性経験)と、読んできた(見てきた)作品のヒストリーに大きく影響受けているように思います。

僕が子供の頃は、他の少年達に漏れず、スポ根(スポーツ根性)ものやヒーローものにハマっていました。

恋愛ものなどは「女みたいでナヨナヨして、あんなもの男が読むもんちゃうやん!」と、硬派を気取っていました。

それがまさか、50歳にして恋愛もの・・・しかも女性同士の恋愛作品にハマっているとは、子供時代の僕が見たらショック死するかもしれません。

10代にハマったマンガ、アニメ

さて、そんなことはともかく、取り急ぎ僕が若い頃に夢中になったマンガやアニメを駆け足で紹介したいと思います。

『リングにかけろ』

今考えると結構『トンデモ』マンガだったような気もしますが、最近主流のバラエティ豊かな脇役陣、必殺技や必殺パンチなどが次々登場するマンガやアニメの走りだったような気がします。

リングにかけろ1 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

『あしたのジョー』

僕のヒーローといえばこの人をおいて他になし。矢吹丈ですね。社会に対する反抗、不良、スポーツ、女性にも権力にも媚びない、まさにこの時代のヒーローの要素を全て兼ね備えたヒーローのなかのヒーローでした。

あしたのジョー2COMPLETE DVD BOOK VOL.1 (<DVD>)

『炎の転校生』

今でこそ見かけますが、当時ではあり得なかった『マヌケなヒーロー』がこのマンガの主人公『滝沢昇』くんでした。それでも僕の読んだ漫画史の中で『最も愛すべきキャラ』だったように思います。

[まとめ買い] 炎の転校生(少年サンデーコミックス)

『湘南爆走族』

超名作中の名作と言って過言ではないでしょう。よくある不良や暴走族のケンカマンガかと思っていましたが、友情・恋・人生。まさに『青春とは』を描いた作品です。

[まとめ買い] 湘南爆走族 (電子書籍版)

『To-y』

当時としては画期的な、主人公がアーティストのマンガでした。しかも、割と日常生活を描いたままストーリーが進行していくのですが・・・。

たった10巻しかないこのマンガ。何故か20巻以上のストーリーだったように感じさせられる、思い出すと自分もその世界観の中に居たかのような、僕の中では絶対に外せないマンガです。

TO-Y 全10巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]

10代はやはり絵に描いたようなヒーローものばかりですね

20代にハマったマンガ、アニメ

『オフサイド』

よく『キックオフ』というマンガと間違えられますが、ラブコメの方ではなくガチのサッカーマンガの方ですね

[まとめ買い] オフサイド

ちなみに下記がよく『オフサイド』と言うと間違えられるラブコメ『キックオフ』。

キックオフ [マーケットプレイス コミックセット]

この『キックオフ』週刊少年ジャンプに連載されていたので、単行本を買ったことは無くても、ほぼ全編に渡り話は知っています。

学生同士の淡い恋愛を描いた、ちょっとエッチなラブコメディです。

実は僕、子供の頃は「キックオフなんか軟弱な男が読むマンガ」とバカにしていましたが、実は毎週エッチな展開が無いかドキドキしながら読んでいました。

『今日から俺は』

最近実写ドラマ化されてブームになっているようですね。こちらも『主人公が卑怯者』という斬新な設定に、すでにこの頃には時代遅れだった『不良マンガ』を組み合わせた非常に面白いマンガでした。

[まとめ買い] 今日から俺は!!(少年サンデーコミックス)

30代にハマったマンガ、アニメ

『スラムダンク』

大人になってから、これほどアツくなったマンガはないかもしれません。安西先生のエピソードを知っていただけも、色々な場面でネタになりました w

SLAM DUNK(スラムダンク) コミック 全31巻完結セット (ジャンプ・コミックス)

『GTO』

GTOは先にドラマで知りました。※EXILEのアキラさんが主演していたものよりも、ずっと前の古い方です。

反町隆史さんが主人公の先生役、松嶋菜々子さんが同僚の女性教師、小栗旬さん、窪塚洋介さんが生徒役で出演していた大人気ドラマです。

俳優陣の豪華さももちろん内容もインパクト大で印象的だったのですが、マンガを先に知っていた人が「マンガがすごすぎて、ドラマは薄っぺらく感じた」と言っていたことにすごく驚かされた記憶があります。

あのドラマが薄く見えるほどの内容のマンガって一体・・・

読んでみて納得しました。

単なるはちゃめちゃマンガではなく、生徒一人一人が闇を抱えていて、それぞれに教師である鬼塚先生がぶつかっていくという物語。

それぞれのストーリーが、よく調べられた上に作り込まれた玄人も唸らせるような展開なのです。

[まとめ買い] GTO(週刊少年マガジンコミックス)

『はじめの一歩』

一戦一戦ドラマがあって熱中しました。涙が出そうなほど感動したエピソードもあります。

が、さすがに最近は引っ張りすぎ感が否めず・・・

はじめの一歩(126) (講談社コミックス)

と、まーこんな感じで、ふつう2次元ヒーロー達が自分とは能力もメンタルも別次元にあることに気づくであろう30代になってもなお、幼少期のなごりか、スポ根ものを読み続けていたのでした。

40代にハマったマンガ、アニメ

無し

スポ根ものや男女の恋愛ものに響かなくなった僕

しかし40代になると、スポ根ものにさえ興味が無くなり、ついにはこれまでハマっていた『はじめの一歩』の新巻が出ても購入しなくなりました。

50巻以上買いそろえていたコミックも、ほとんどヤフオクで売ってしまいました。※『はじめの一歩』は高額で売れました!ありがたや!

自分がアニメやマンガの主人公とは違うと気づいたから

幼少の頃は、天才、または努力によってどんどん一流プレイヤーに成長していくスポーツものが大好きでした。

自分もこの主人公(ジョーや翼くん)のようになるのだ!

とドキドキ・ワクワクしながら見ていたものです。

それがだんだん歳と共に判ってくるのです。

将来プロや一流アスリートになる人物は10代までにその片鱗が現れています。

僕のように20歳前後(アラトゥエとかわ言わんか・・・)でスポーツマンガに憧れているような凡人アスリートは、一生凡人のままで終わるに違いないのです(一般論)。

ましてやケンカ最強で、みんなの人気者、どんなピンチにも屈せず周りを助けるヒーローなど、

なれるわけないやろ!

と、気づき始めるのです。・・・(「今?」「普通初めからわかるやろ!」とツッコまれそうですが。)

この気づきに伴い漫画やアニメの主人公に自分の姿を投影出来なくなりました。

恋愛もの(ラブコメディ・ラブロマンス)については?

男女の恋愛ものについては映画やドラマも含みほとんど見たことがありません。

前述のように僕が時代背景もあり硬派を気取っていたからと言うのもありますが、何よりこれらはスポーツものやヒーローもの以上に、努力や策の介入する隙がなかったからなのです。

ほぼ運まかせ・・・

または生まれ持ってのイケメンか、神のような人格の持ち主でなければ、『タッチ』の浅倉南ちゃんのような女性はゲットできないのです。

実写でいうならば、古くは織田裕二さん、キムタク、最近では山崎賢人さんあたりでしょうか。またはマンガのヒーローと自分を重ね合わせられる人ならいいのです。

俺は上杉達也だ!(タッチ)とか、俺は山崎賢人(イケメン俳優)だ!

とか・・・笑

しかし本来思春期を迎えるはずの10代にモテ氷河期を迎えていた僕にとっては、そこまでの想像力(妄想力・勘違い力とも言う)は持つ術もありませんした。

自分が恋愛もののヒーローと同化できないとなると・・・

後はどんなマンガを見てもアニメを見ても、主人公の男達に連戦連敗しました。憧れのヒロイン達が、自分ではない、その物語のヒーロー達に持って行かれるのを口惜しく見送るしかないのです。

もうおわかりでしょう。そんなこんなで、僕は普通の恋愛ものはもちろん、ヒーローものもスポ根ものも、40歳を過ぎる頃には見なくなっていたのでした。

そんなこんなで、すっかりマンガもアニメも、宮崎映画すら見なくなった僕ですが、50歳を目前に、『百合系(ソフト)』にハマることになるんですね。

いつものように長くなってしまったので、本題の『おっさんがハマった百合系マンガ、アニメ』については次回に回させて戴きます。

お楽しみに!

Eye-Catch Photo by Matt on Unsplash

 

『コーチング本』お薦めを用途別にまとめてみた! ~最もコーチ向きの人に「お薦め本は?」と聞かれ即答できなかったので・・・~

用途・目的別コーチング本

先日ある人から「コーチング関連の本で一番のお薦めは何ですが?」と聞かれることがありました。

え!? 一番お薦めのコーチング本!?

これまで当サイトでさまざまなコーチング本を紹介してきた僕ですが、いざ「一番お薦め」と言われるとすぐには思い浮かびませんでした。

しかもその人というのが『仕事が出来て面白くて人気者』という、僕が目指している人物像のリアル版のような人。会話の中に、『おうむ返し』『自己開示』『他人の関心事に関心を持つ』といったコーチング(心理学)スキルが自然に散りばめられた、コーチの資質も持ち合わせた人なのでした。

そんな人にコーチング本を薦めるとなると、いい加減なものは選べません。

それぞれ用途や目的によって違うしな・・・

そこで今回自分自身の頭の整理も含めて、お薦めのコーチング本を目的別にまとめてみることにしました。

実例を読み進める内に自分もモチベートされているという1冊

Awaken the Giant Within: How to Take Immediate Control of Your Mental, Emotional, Physical and Financial (English Edition)

まずはやはりこれ。僕がニューヨークに住んでいた頃、スイス人の友達がくれた世界一有名なコーチ『アンソニー・ロビンズ』が書いた最高傑作。アンソニー自身がコーチングを通じて体験した(奇跡的な)事例が紹介されています。

特筆すべきはその文章力。「自分もやれる!」と思わせてもらえるようなエネルギーみなぎる文体です。前述のスイス人の友人も「俺はこの本で人生が変わった!」と言っていたほどです。彼はその後スイスに帰り会社を立ち上げました。

唯一問題点を挙げるとすると・・・この本英語なんです。日本語版も出ているようですが、一部省略されていたり、翻訳があまりよろしくなかったり(というレビューあり)と、評判があまりよくありません。なので英語に自信のあるかたには原著(英語版)をお薦めしています。

ちなみに、冒頭で書いた『コーチ向きの人』にはこの本をお貸ししました。

コーチだけでなく、一流のビジネスマンを目指す人にも読んでもらいたい1冊

次に紹介するのが、上記アンソニーロビンズの最年少トレーナーだった『ピーター・セージ』の著書です。

自分を超える法

実話に基づく成功事例が紹介されており、こちらも読み手を上手くモチベートさせる文体で、やる気がでます。本人の、コーチ業よりもビジネスでの成功実績に説得力があります。アンソニー・ロビンズの本は3-4冊読みましたが、日本語版はいずれもあまり印象に残るものがなかったのに対し、このピーター・セージの同著は、とても印象に残るものでした。

後半はコーチング本というより『ビジネス書』。文章術などの指南もあり、仕事で伸び悩んでいるビジネスマンには最適の1冊といえます。

もっと同著者の他の本も読んでみたい!

と、思い色々検索しましたが、なにやらセミナーのビデオが発売されているだけで、これといった関連商品は見つかりません。そのビデオも高額な割には内容がお粗末で不評のレビューがついていました。

ここからは少しネガティブな側面の話になるのですが、同著を読む限り「この著者はどこまでスゴくなるのか!?」と思わせられるような内容が載っています。しかし、この話がすべて本当だとすると、現在の活躍ぶりがあまりにも聞かれなさすぎると思いました。

コーチング業から離れていることが理由かもしれませんが、同著以外、目立った出版物はなく、氏の日本版オフィシャルサイトは2008年から更新されていません。本人のブログも最終投稿が2012年で、以降凍結状態。この本に書かれている通り宇宙産業で活躍しているなら、その業界でもまた名前が聞かれると思うのですが・・・。

そういった背景を除けば、本自体はスゴくモチベートされる1冊といえます。

物語を読み進める内に自分もモチベートされているという1冊

ザ・コーチ

こちらは前述の二冊とは違い、小説仕立てのコーチング本です。

あまりパッとしなかった営業マンが、一人の老人と知り合うなかで気づかないうちにコーチングスキルを高められ、一人の人間としても成長していくという物語です。コーチングというものがどういうものか理解が深まるのはもちろん、コーチングに興味のない人でも一冊の小説として感動できる良書だと思います。

本格的にスキルや用語を学びたいというコーチを目指す人にはこの1冊

コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる

こちらはスキル的なところがきっちり紹介されたテキストのような本格コーチング本と言えます。オートクラインやパラクラインなど基本スキルがわかりやすい図解と共に紹介されています。

ただしあまり実例的なことが書かれていないのと、あくまでテキスト形式であることから、決しておもしろい本とはいえません。

気軽にコーチングがどういったものかを知りたい人にはこの1冊

マンガでやさしくわかるコーチング

「コーチングには興味あるけど、スクールに通ったり何百ページもある著書を読むのはちょっと・・・」という方に最適です。奥の深い哲学や心理学、学術等をわかりやすく漫画で紹介している当シリーズ。どうしても要約、割愛しすぎな感が否めないのですが、その中でも本著は良くできた良書だと思います。

スポーツにコーチングを取り入れるならこれ!

最強の選手・チームを育てるスポーツメンタルコーチング

こちら柔道金メダリストや日本スノーボードチームをコーチングでメダル獲得に導いたというチームフローの柘植(つげ) 陽一郎氏による著書です。スポーツだけでなく日常生活のコーチングにも使えます。

効果あり!と感じたのがこの1冊

ファメーション

こちら当ブログに度々登場するルー・タイス氏の『アファメーション』です。約400ページに渡る大作で、専門用語が所々でてきます。しかも翻訳本なので少々読みにくいです。とっかかりとしては避けた方がよいかもしれません。が、僕が一番効果を体感したのはこの本でもあります。

他のコーチング本との違いとして着目すべき点は、現在、過去含む著者のダメな点、嫌な点も隠さず書かれているということでしょうか。一般の人と同じく、コーチも人間であるということが伝わってきて親近感が生まれます。※これも一種の自己開示ですね。

下記書籍にはわかりやすく、そして興味深く『アファメーション』がどういったものか書かれています。

「言葉」があなたの人生を決める

サブタイトルというのでしょうか、英語タイトルというのでしょうか、表紙の上の方に前述の著書と同じ『AFFIRMATION』という文字が見えますね。この本、ルー・タイス氏のアファメーションを苫米地氏が『言葉』にフォーカスし、わかりやすく書いた書籍なんですね。

さらにかみ砕いて簡易になったのが下記。

まずは親を超えなさい!

番外編

トリガー 自分を変えるコーチングの極意

すみません。実はよく覚えていないんです。が、スゴく良い内容だったことだけ覚えているので挙げさせて戴きました。近日中に読み直しておきます・・・。

取り急ぎ思いついたところを羅列してみましたが、この他にも思いついたり、新たに読んで良いと思ったものがあれば都度、加筆修正していきますね。