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【書評】臆病者のための株入門 ~プロの株トレーダーになろうかと本気で考えていた時に読んでショックを受けた1冊~

3編連続『橘 玲(たちばな あきら)』 氏の著書紹介。本日は2日目『臆病者のための株入門』です。

  1. お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ
  2. 臆病者のための株入門 (文春新書)
  3. 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 (幻冬舎文庫)

この段階でお断りしておくと、本日の投稿、『株式投資』全く興味のない方には時間の無駄になってしまうかもしれませんので、ここで離脱していただいて構いません。また別の投稿をご覧いただけると嬉しいですw

書評タイトル:株式投資をやめたくなる1冊

著書:臆病者のための株入門
著者:橘 玲
出版:文春新書

臆病者のための株入門 (文春新書)

前回紹介したの橘氏の著作『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 』と同様、本著も「この本を読めばお金持ちになれます」「この本を読めば株で勝てるようになります」といった情報商材系の本ではありません。むしろ「株をやめようかな・・・」という気にさせられますw。

著書『臆病者のための株入門』について

著者の株式投資の経験、世界の有名人の逸話、その他様々なデータなどから、『長期保有』『中期保有』『短期保有』また『ファンダメンタルズ分析』『テクニカル分析』など、それぞれについて検証、深堀しています。

一体どの方法が一番儲かるの?

株式投資をしたことがある人なら、必ず一度は抱く疑問なのではないでしょうか。

そして必ずたどりつく疑問・・・

テクニカル分析やファンダメンタルズ分析、成功者の思考など、いろいろ勉強してみたけど、結局株価の上下なんか、予想できないんじゃないの!?

でも、日本だけでなく世界中に「私は株式投資で〇〇億円儲けました!」なんていう人の話を聞くよね?あれってウソ?

株で成功したという人達の多くが「あなたにも私の必勝法を伝授します!」とかいう情報商材を販売したりセミナーやったりしてるよね?本人が儲かっているなら、そんなヒマないのでは?

これらの疑問にも同著は答えてくれています。

株式投資はやるべきか?

著者は結局やめたそうです。同著を読むとその気持ちもよくわかります。

僕がこの本を買った時期というのが、株を初めてから、約4ヶ月が過ぎたあたりでした。最初の3~4ヶ月は初心者にありがちなパターンで、とにかく連敗が続き、決めていた資金の3分の2(数十万円)があっという間に消えてなくなるという粗末さでした。

しかし、「これではいかん!」と投資成功者の本や、メルマガ、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析の本を読んでいるうちに、少しづつ負けが減り、徐々に勝てるようになってきたのです。※さすがに高額のセミナーや情報商材には手はだしませんでしたが、それでも夢中になっているときは、「10万円のセミナーでも、後で数百万円勝てるようになるのなら安いのでは?」という思考になるのですから恐ろしいです。

不思議なもので、負けが続いているときは「こんなのギャンブルと同じで、どんなに頑張って勉強しても予測なんて出来ない」と思うのに、少しでも勝ちがが続くと「いける!勝ちの法則をつかんだ!」「自分には投資の才能があるのでは!?」と思うようになります。

その頃の僕は、ノリノリでした。なんならこのままプロのデイトレーダーになろうかと思ったりもしていましたから 笑

僕が同著を購入したのは、まさにそんな時でした。「もっと株の勉強をすれば、もっと勝率が上がるに違いない!」と、Amazonで投資本を検索してたところ、橘玲氏が「投資に関する本」を出版されていると知りました。

それ以前に橘氏の著書は数冊拝読しており、内容が秀逸であることを知っていただけに、かなり期待しました。Amazonのレビューも高評価。さらに自分の勝率が上がることが期待されました(「同著を読んでトレードをやめた」という読者がいらっしゃったのが少々気にはなりましたが)。

結果・・・読了後ショックを受けました。

氏は、「株をやりなさい」や「株はやめなさい」というようなことは明言はされていません。また著書に「株は儲からない」などと書かれているわけではありません。ただ淡々と検証結果や逸話・裏話が述べられた後に「決めるのはあなた次第です」と締めくくられているような形です。

ネタバレになるといけませんので、この辺でとめておきますが、とにかく他の投資本とは、間違いなく一線を画す著作といえます。株をやっている人、もしくは、やってみようかな?と考えている人は一度読んでおいて損はないかと思います。

最後に

で、僕は結局、株を続けているのか・・・勝っているのか、負けているのか。

実は、同著を読んだ後も、その内容を深く胸に刻みながら、投資は続けています。現在はけっこう勝ちが続いています。今度こそ勝ちの法則をつかんだのかもしれませんw

また後日、その件についても報告させていただきます。

 

 

【経過報告】投資始めてみた 5 ~2016年明け、日経平均株価6日連続の下落で僕の資金も激減か、それとも・・・~

いや~、寒くなってきましたね~。独身、ニートのオッサンにとって、身も心も凍る季節が、ついに到来しました(地球温暖化のことを考えると、少しぐらい寒くなってくれないと困るわけですが・・・)。

さて、本日は久しぶりにこのテーマ『投資始めてみた』の経過報告を行いたいと思います。

英語学習の経過報告と違い、あまりこのテーマの報告を行わない理由。それは・・・

このところ、負け続けているからです!Σ(゚д゚lll)ガーン

20160114損益推移グラフ

株式市場に素人が参入するとどうなるか

昨年、ビギナーズラック的なことがあり、それを資金の一部に投資を本格的に開始したのですが、その後は負け続け。「株は、上がるか下がるかしかないのだから、勝率は五分五分になるはず、後はちょっと株の勉強したら儲かりまくり!」などという考えは、大甘でした!「あま~い!」スピードワゴン小沢さんもびっくりです。

ネットなどで調べてみたところ、日本の株市場では、『1割のプロが利益を総取りし、9割の素人が資金を吸い上げられる』というのが定説のようです。しかし本来、株というのはギャンブルとは違い、親元(場の運営者)に入る利益は手数料だけです。宝くじや競馬などに比べると極めて割がいいというか、投資者にとって『平等』な世界のはずなのです。

ではなぜ、素人が参入すると、資金を吸い上げられ何年も持たずに退出を余儀なくされるのか・・・。

株の売買には、企業の業績や将来性を示す『本来の意味での証券』以外の要素が働いているからなのです。

そうです、『プロ』と呼ばれる相場師や、投資企業などです。多額の資金をバックグラウンドに株式市場に参入しているプロたちは一般の素人と違い『相場を動かす』ことが可能です。素人が銘柄を選ぶ際、『予測』して買うしか術がないのに対し、プロたちは『株の価格を仕掛ける』ことが可能です。

さらには仕事や家事をしながら隙間時間でトレードを行っているサラリーマンや主婦などとは、圧倒的に情報量も集中度も違います。

ざっくりとした説明でしたが、そういった理由で、市場は支配されているのです。素人がその世界に参入するということは、そういったプロの相場師や投資企業を相手に利益を奪い合うということに他なりません。

しかもアベノミクス崩壊後(?)の最近では、日経平均株価の下落に連動して、多くの国内企業株価も大幅に下落しています(アベノミクス発進直後は多くの企業株が上昇し、儲かった素人投資家も多数おられたそうですが、残念ながら僕はアベノミクス終了後(?)に始めたので、その恩恵は受けられず・・・。新3本の矢や黒田バズーカは不発っぽい)。※少々不適当な用語がありますが、ここでは政策の是非を語る部分ではないので、ご了承ください。

少々い言い訳くさくなってしまいました。

それでは僕も無駄なあがきはせず、このトレードの世界から、すんなりと退出するべきなのでしょうか。

トレードの勉強を開始

いえ、開始当初の予定通り、(投資用に充てた)資金が尽きるまでは、出来る限りの勉強をしてトレードを続けるつもりです。素人の90%が負けるのであれば、プロの側になればいいのです。残り10%の『プロ』の側になれば大勝ち出来るようになるということですよね?(間違っていたら指摘してくださいね~)。短期間に少ない資金でプロになるのは難しいかもしれませんが、セミプロぐらいならなれるかもしれません。

と、いうことで、最近は無料メルマガや本で『チャートや板の読み方』『ファンダメンタルズ分析』『テクニカル指標』などを学び、精度を高めていっています。※「無料のメルマガや本で勝てるなら、9割もの負け組は出ない」と、よく言われますが、セミプロになるには必要最低限の知識だと思いマスター中です。有料の教材やセミナーなどに関しては、いずれもかなり高額で胡散臭いものも多いため、現時点では手を出していません。無料や安価なもので試してみて、利益が出るものがあれば、その投資家の有料商材であれば、購入を検討してもいいかなとは思っています。

下記、僕が基礎を学んだ本です。とある投資家の有料セミナーのことを調べていた際、口コミに「この投資家の有料セミナーで教わることは、千円程度で手に入る下記の本で充分マスターできる」とあったので、即購入しました。『儲ける方法』が書いてある本ではなく、『チャートの見方』『板の見方』『ファンダメンタルズ分析の仕方』『テクニカル指標の見方』『逆指値注文の仕方』など、株をするにあたって、素人から脱却するためには最低限知っておいたほうがよいであろうノウハウがしっかりと説明されています。『7日で・・・』というタイトルですが、1日あたりかなりのボリュームのため、ずぶの素人が読むと2倍から3倍の日数を要するかとは思いますが、かなりのおすすめです。

たった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版
ダイヤモンド・ザイ編集部 (著)
出版社:ダイヤモンド社

その他、並行で下記のようなものをいろいろ試しています。

    • デイトレード(1円抜き含む)
    • スイングトレード
      ※現在は主にこれ。上記書籍で基礎をつくり、下記情報の中で有効そうなポイントを拾い上げてハイブリッドで運用しています。
    • 株の学校ドットコム(本/メルマガ)
    • 神王リョウ 氏(動画/メルマガ)
    • 杉山てつや 氏(メルマガ)
    • その他ブログやサイト

良し悪しについては、よい成果が出たものだけ皆さんにもお話ししたいと思います。※何一つ成果が出なくて惨敗した時には・・・このテーマごとブログのエントリーから消えるかもしれませんw

トレードの勉強を始めてから、精度(勝率や利益額)は上がったのか

トレードを始めてからここまで惨敗中だということは、先ほどお話しした通りですが、トレードの勉強を本格的に始めてからはどうなのでしょうか。精度(勝率や利益額)は上がったのでしょうか・・・

ご存知の方も多いかと思いますが、2016年が明けてからというもの6日連続で日経平均株価が下がり続けています。そのため、またも大打撃を喰らい、僕が『勉強の成果』とばかりに満を持して購入した株も現在のところは下降線をたどっています。これほどの打撃を喰らうと、「正確な検証が出来ない」というのが正直なところです。

参考資料:NHK news web
株価終値 6営業日連続値下がり

最後に、僕が現在購読しているメルマガにあった言葉を自分自身に贈り、本日の記事を閉めたいと思います(たしか、こんな内容)。

株の世界は、勝つことよりも、生き続けることが大切

※本当の生きる/死ぬ、ではなく、トレードを続けられる環境にい続けるということね。それぐらい長期継続するのは難しいということと、長く続けていると経験から勝率も上がるということなのでしょう。

 

 

【経過報告】投資始めてみた 4 ~株式投資は儲かるか?危険か? ~信用口座開けず~

忘年会シーズンですね。先週、今週にわたり僕も忘年会続きで本日も夕方ごろまで2日酔いから立ち直れずにいました。

当ブログでも以前記事にしていますが(下記参照)、僕は深酒をすると翌日2日酔いになるだけでなく、軽い鬱症状を併発することがわかりました。本日も例にもれず、午前中若干落ち込み、デスクワークをする気になれずにいました。ただ、原因さえわかれば対策が打てます。午後になれば回復するとわかっていたので午前中はできるだけ睡眠をとったり、先日購入した茂木健一郎氏の著書『生きて死ぬ私』を読んだりしてしのぎました。

【体験談】危険!アルコールと、うつ病は相関性が高い ~軽いうつ病になっていたようです~

さて、本日は下記検証の現状報告をしようと思います。投資はリスキーなのか、僕はこれまで投資でどのぐらい儲けているのか・・・です。

検証】投資始めてみた3 ~トレードは儲かるか?危険か?~

スイングトレードとは?

僕がやっているのは『スイングトレード』です。明確な定義はないらしいのですが、2日~2週間程度で株の売買をを行う投資形態です。値段の上がりそうな企業株を買い、2日~2週間程度の間に株価が上がれば売る、反対に下がりそうな企業株があれば、空売り(証券会社から株を借りて売りから入ること)し、株価が下がったところで買い戻し、証券会社に返すという方法です。売った時より安い値段で買い戻すことができれば、その価格差の分だけ儲けがでますよね。※詳しくは上記過去記事もしくは下記書籍をご覧ください。

窪田剛(著)柴田博人(監修)株の学校』
出版社
: 高橋書店

 
株の価格変動は基本3種類しかありません。
上がる』『下がる』『横ばい』です。

横ばいを除くと、上がるか下がるかの確率は計算上5分5分に近くなるはずです。さらに市場の推移傾向や、企業別の過去の変動推移から予想を加えることができれば・・・

「かなりの確率で勝てるんちゃうん!?」

というのが、上記書籍に書かれている内容にして、僕の当初の感想でした。それでは実際はどうだったのかを見てみましょう。
株式投資 損益推移グラフ
トレード12月14日

 

今のところ僕の資金額は右肩下がりですね。自己分析をしてみました。まず初めに強く感じたのは・・・

株価が上がる銘柄(企業株)が少なすぎる!

市場全体の動きが上昇トレンドで、ここ半年ぐらい右肩上がりで来ている企業の株を買っても・・・。上昇するのは極めてゆっくりで少額、落ちるときは早くて多額。できるだけ上昇しそうな銘柄ばかり買ったつもりでも一定の儲けが出るほどもうかる銘柄は10社に1社あるかないかぐらいでしょうか。※僕が下手なだけ?

「それならば下落傾向にある銘柄を空売りしたら、どんどん株価が下がり、買い戻すだけで多額のもうけが出るのでは!」

と、当然考えました。ただし『空売り』には一つの大きな問題があったのです。『空売り』とは、前述のとおり、証券会社に借りる形で、実際は保有していない株をいきなり売って、価格が下がったところを買い戻し証券会社に返す形をとるのです。お金や株を借りるのには『審査』が必要ですよね?『空売り』をするにはその審査形態である『信用口座』を証券会社に開設しなければならないのです。

早速申請しました・・・

結果は、「今回は残念ながらご希望に添えません」とのこと。当然かもしれません。審査基準には、『投資経験』『現在の資金源』『現在の資金力』など複数の要素から、総合的に判断されるのだそうです。現在の僕には、上記いずれも充分といえるものがありません。Amazonアソシエイツと同じく、根気よく再申請していくつもりです。※再申請までには短くとも半年程度の期間を開けなくてはいけないようですが(><)

今後の展開について

信用口座を開設できるまではこつこつ上昇しそうな株に投資するしかありません。しかしこの予測がかなり難ししいことがわかりました。

『スイングトレード』は、日中それほど細かく株の動きをチェックしていなくても運用できるため、サラリーマンの副収入源として運用することに向いていると言われています。他方『デイトレード』は細かにチェックする必要があり、昼間仕事をしながら運用するのはかなり難しいといえます。僕は幸い、現在こまめに株の変動を確認できる環境にあります。せっかくそういう環境下にいるのだから、今後は期待できない『買いだけのスイングトレード』より、『デイトレード』に投資する割合を増やしていこうかと考えています。

現状報告はここまでとさせていただきます。また数か月後に本件の経過報告をさせていただく予定です。

【次回予告】

ノートンセキュリティのサポートが素晴らしかったという話をさせていただく予定です。

 

  

【検証】投資始めてみた3 ~トレードは儲かるか?危険か?~

本日は投資についてのエントリー3日目(ひとまず最終日)です。

昨日は僕が勉強した投資の大まかな種類の内『株式投資』と『投資信託』についての確認でした。本日は3つ目の『トレード』についてお話ししたいと思います。

■株式投資 ※おさらい

昨日お話しした『株式投資』は、「企業の将来性に掛ける」という要素が強いものでしたね。企業の株式というのは、多くの人が保有(購入)すればするほど単価が上がります。反対に、「この企業の株を持っていても、単価が下がったり、倒産したりしたら大変だ!」と多くの人が思い始めると、売りに出す人が増え、株価が下がるというわけです。

そこで(我々を含む)投資家は、株価の上がりそうな企業の株を買い、価格が上がるのを待つんですね。100円で買ったものでも、その企業が頑張ってくれたら株価が上がり、500円にも1,000円にもなることがあります。そうすると売ってもいいですし、保有していても価値があります。

ただし、企業が一定の成果をあげる(株価が大きく上昇)するためには通常一定の期間がかかります。そのため、一定の利益を得るには巨額の資金を投資するか、長期間株価が上がるのを待たなくてはいけません。

他方、企業が倒産したり、国単位の不景気があったりすると、株価が一気に下がるということがありえます。これが株式投資はリスキーと言われるゆえんでしょう。

■トレード

株式投資に対して、短期間で利益を上げようとするのがトレードです。※もちろん短期間で損失が出る場合もあります。株価というのは、証券会社が活動している平日9時から午後5時(いつも3時ぐらいには変動がなくなるのですが・・・)までであれば、分単位(もしかすると秒単位?)で動きます。そのため、朝~夕方の間でも、100円、1,000円単位で上下することがよくあります。この特徴を活かし、企業の将来性等に関わらず、数時間後~数日、数週間後に上がりそうな株を購入したり、下がりそうな株を空売り(※)したりするのがトレードです。※空売りするには信用取引口座の開設が必要になります。この場合、リスクが跳ね上がるといっても過言ではありません。下記書籍に詳しく記載されています。

トレードにも大きくわけて3つの種類があります。※参考資料:下記書籍『株の学校』

  • スキャルピング:短時間に売買するトレード(数分~数時間)
  • デイトレード:概ね1日で売買するトレード
  • スイングトレード:数日~数週間で売買するトレード

下記書籍では、スイングトレードを推奨しており、出来るだけリスクを抑えて運用できる方法が紹介されています。

さわりだけ簡単に説明すると、『売買ルール』というのをしっかりと守り、それに沿った運用をしていれば、「大きな損失は回避できる」といったものです。ギャンブルにも言えることですが、持ち株の株価が上がっている(勝っている)時も、ある一定額を超えたら売る。持ち株の株価が下がっているとき(負けている)時もある一定ラインを下回ったら売る(損切りする)。このルールを守り、無理な大金投資などをしなければ、それほど巨額の損失をすることはない(少ない)という考え方です。

僕は、この書籍の考え方に基づき、2015年10月より始めました。下記がその推移グラフです。今後定期的にこのグラフを開示していきますので、お楽しみに。※投資額や獲得・損失額は伏せていますが、プラスに転じているのか、マイナスに落ち込んでいるのか、などはわかるようにしています。

損益グラフ

 

上述で紹介した書籍です。

窪田剛(著)柴田博人(監修) 『株の学校』
出版社
: 高橋書店
※当記事の内容は、あくまで僕個人の些末な経験と調査に基づいた個人的見解です。ご覧になられた方の投資については責任を負いかねます。各個人の責任においてお取り扱いください。

 

【検証】投資始めてみた2 ~投資信託は儲かるか?危険か?~

昨日は『投資を始めてみよう!』と思うに至った経緯をお話ししました。

本日は株式投資と、投資信託のの大まかな特徴について確認しておきたいと思います。※トレードについては明日お話させていただく予定です。

■株式投資

将来性のありそうな会社の株を購入、その株価が購入時より上がれば得をする。下がれば損をするという、株式投資の最も一般的な形といえるでしょう。

企業の株式というのは、多くの人が保有(購入)すればするほど単価が上がります。反対に、「この企業の株を持っていても、単価が下がったり、倒産したりしたら大変だ!」と多くの人が思い始めると、売りに出す人が増え、株価が下がるというわけです。

そこで(我々を含む)投資家は、株価の上がりそうな企業の株を買い、価格が上がるのを待つんですね。100円で買ったものでも、その企業が頑張ってくれたら株価が上がり、500円にも1,000円にもなることがあります。そうすると売ってもいいですし、保有していても価値があります。

ただし、企業が一定の成果をあげる(株価が大きく上昇)するためには通常一定の期間がかかります。そのため、一定の利益を得るには巨額の資金を投資するか、長期間株価が上がるのを待たなくてはいけません。

当然我々投資家も大きな利益を得るには一定以上の投資金額、もしくは期間を要します(一般的に・・・)。他方、企業が倒産したり、国単位の不景気があったりすると、株価が一気に下がるということがありえます。これが株式投資はリスキーと言われるゆえんでしょう。

■投資信託

CMなどでよく聞くことがあるかと思いますが、皆さんは詳しくご存知でしょうか? 僕は3年前までは全く何のことやらわかりませんでした。と言うより興味がありませんでした。

ざっくり言うと、証券会社が提供している”ファンド”とよばれる株式セットに投資すること、を言います。ファンドには色々なものがあるのですが、基本的には、異なる種類の株式や債券、銘柄などを組み合わせたもののことを言うようです。※国内株式・海外株式・国内債券・外国債券など

1つのファンドに寄せられた複数の投資家(我々のことね)の資金を集め、1つの巨額資金として、プロの運用家が運用、成果を各投資家の投資額にあわせ配分するという仕組みです。

プロが運用すること、複数の株式や銘柄を組み合わせていること、などから、リスクは低いとされています。※例えば日本の景気が悪くなり日本国債の株価が下がったとしても、他の海外株や海外国際なども同時に運用しているので、そちらでカバーできる。

ただし元本割れがないとは言い切れません。※元本割れとは 預けていたお金を引き出そう(全額返金)とするとき、預けた金額よりも少額になっていること。

それでも、銀行の定期預金よりは利率がよく、株式投資やトレードよりは、はるかにリスクが低いと言われています。

『定期預金 < 投資信託 < 株式投資 』※あくまで一般論です。この場合の『投資信託』とは主に『積立投資信託』を指します。

ちなみに僕の場合は、『積立て投資信託』というのをおこなっており、月々決まった金額を積み立てていき、それをファンドの運用資金の一部としてもらうという運用方法をとっています。これまで約2年間積み立てを続けていますが、元本割れしたことは今のところ一度もないです。僕の利益額をいうと、これまでのところ積立額の5%~10%の間で推移しています。※アベノミクス序盤のころは、利益10%~多い時で15%でしたが、中国株が暴落した時などは、1%~3%に落ち込みました。最近は5~8%に戻ってきています。

※上記、僕の場合の一例として紹介させていただきました。これまでたった1つのファンドしか購入したことがありません。たまたまこのような結果になっているだけで、他の人、他のファンド、今後についてどうなのか等、全く不明です。僕は投資の専門家ではありませんので、あくまで一例としてこのような経過だと認識ください。

【本日の結論】

■株式投資
長期スパンで結果を待つ
ハイリスク・ハイリターン
利益を得るのに時間がかかりやすい
短期間に大きな損失が発生することもある

■(積立)投資信託
長期スパンで結果を待つ
ローリスク・ローリターン
利益を得るのに時間がかかりやすい
短期間に大きな損失が発生することは稀

※上記以下すべて「比較的〇〇だ」という調査結果であり、一般論に照らし合わせた僕の見解です。

一般的リスク『定期預金 < 投資信託 < 株式投資 』

※当記事の内容には、あやふやな点や、誤った点があるかもしれません。あくまで『何の取得もなかったおっさん』がどこまで知識や経験、実績を伸ばすことが出来るか検証しているブログですので、あらかじめご了承ください。もし明らかな間違い等ありましたら、どんどんご指摘ください。僕の勉強にもなります。今後については投資の分野でも、精度の高い解説が出来るよう努めていきます。

※当記事の内容は、あくまで僕個人の些末な経験と調査に基づいた個人的見解です。ご覧になられた方の投資については責任を負いかねます。各個人の責任においてお取り扱いください。

 

 

【検証】投資始めてみた1 ~株式投資は儲かるか?危険か?~

昨日までの『花と平和』をテーマにした投稿と打って変わって、本日は『投資』の話を少し。

日本人は海外の人に比べ、投資に対する抵抗が大きいと言われています。僕も子供の頃から周りの人やTVなどから「株は身を滅ぼす」というネガティブイメージを刷り込まれてきたような気がします。『お金=汚いもの』というイメージが日本は外国に比べ今だに強いですよね。

ですので、僕も40代になるまで投資をしようと考えたことはありませんでした。しかし、この1~2年の間に、心境の変化があり、『投資信託』と『トレード』を始めることになります。

本ブログにも度々登場するホリエモンこと堀江貴文氏が下記のように言っていたからというのが大きかったと思います。

『投資は必ずやらなければいけないと同時に、もはや全ての人に必要なスキルといっても過言ではありません』

-ホリエモン日めくりカレンダー  9/29分より-

堀江氏の「情報をインプットせよ、それをSNS等でアウトプットせよ」的な発言によって、僕はSNSを始め、当サイトも作ることができました。本当によかったと思っています。

そこで、次にプログラミングを始め(ただいま絶賛勉強中)、堀江氏が提唱する3本の矢(?)の最後の一本、『投資』も始めようと思いたった次第です。

多忙な堀江氏からは、『投資』や『プログラミング』を始めるとなぜいいのか?という詳細までは聞けませんでしたが、推測するに、『プログラミング』は今後社会人の標準装備として求められるスキルであるから、そして『投資』はお金の流れや、経済の仕組みなどを常に理解しようとするからではないか、と勝手に認識しました。

40歳を超えたあたりから『投資』に関しては興味をもちはじめており、数冊の関連本を読んでいました。しかし「株式投資は比較的多額の資本金(元金)が必要で、長期的に行わなければならず、リスクも高い」と知り、その際にしり込みしました。・・・なにせチキンなものでw。

ただその際、一口に『投資』と言っても『株式投資』と『投資信託』というのがあるいうことを学び、以来投資信託を行うようになりました。

その時お世話になったのが下記書籍です。投資信託でも、(定期預金のように)毎月積み立てて長期スパンで資産を増やしていく『積立型投資信託』がおすすめであること、その理由、その運用方法が非常にわかりやすく書かれていました。比較的リスクが低く、小額から始められるということがわかりました。

竹内 弘樹(著) 尾上 堅視(監修) 『はじめての積立て投資1年生 月1万円からコツコツはじめて増やせるしくみがわかる本
出版社:明日香出版社

その後、今日までの約2年間積み立てを続けていますが、書籍に書いていた通りリスクが低く、『利率のいい定期預金』のようなイメージで運用できています。僕の利益額をいうと、これまでのところ積立額の5%~10%の間で推移しています。※アベノミクス序盤のころは、利益10%~多い時で15%でしたが、中国株が暴落した時は、1%~3%に落ち込みました。最近は5~8%に戻ってきています。

といったところで、明日、これまで僕が学んだ投資に関する知識を、下記の3項目に絞り、お話ししたいと思います。

  • 株式投資
  • 投資信託
  • トレード

あくまでど素人の僕が、最近始めたばかりの経験をもとにお話させていただくものです。期待せずご覧くださいw。