現在の大腸内視鏡検査ってどんなん?
先日11月11日、大腸内視鏡検査を約2年ぶりに受けてきました。
僕はこれまで『胃内視鏡検査』を含むと、10回以上内視鏡検査を受けたことがあります。
これまでの検査では
ポリープが見つかって生体検査
そのポリープが実は癌手前のグループ3だったり
ピロリ菌が見つかりしばらく除去薬を飲んだり
と、色々あったのですが、そういうときだけ当ブログで報告するようにしていました。(何も無いほうが良いのですが、何も無いとブログにしても面白くありませんので・・・)。
ですが先日ふと「前回いつ検査受けたかな?」と思っても思い出せなかったのです。特にスケジュール帳やアプリなども使っていませんし。
そんなとき、このブログが役に立ちました。ブログを見ることでいつ、どんな検査を受けてたか、ほぼわかりましたので。
ということで今後は特に何も無かったと時も履歴的にブログに残すことにしました(本来のブログの使い方)。
ただ、せっかくなので、大腸内視鏡検査を受けたことが無い方々にとっては多少興味深い内容になるように、僕が受信した最新の情報を多少の写真と感想を交えながらお伝えすることにしました。
受診までの流れ
まずは予約(当たりまえですが)
受信先は安定の『森口胃腸内科クリニック』
10月半ばに思い立って予約の電話を入れたのですが、10月中は予約でいっぱいとのこと。皆さんこういった検査は涼しい時期に行おうと思うんですかね。*森口胃腸内科クリニックさんに関しては、通常胃の内視鏡検査より大腸の方が予約が埋まっているように思います。
で、大腸内視鏡の場合、検査の前に一度来院しなくてはいけません。
というのも検査の当日朝には必ず腸内を空にするため下剤を飲まないといけないので、その薬を取りに行き簡単な説明を聞かないといけないのです。
下記がその下剤
検査前日
前日は朝から食事に気を配らなければいけません。腸内に残りやすいような食べ物は避けた方がいいようですね。(ちなみに今回僕はこのことを完全に忘れていて、朝はお寿司を頂いてしまいましたw)
↓下記のように推奨される食事メニューを渡されていました。
前日の21時以降は絶食です。この際錠剤の薬を飲んでおきます。
水、お茶、スポーツドリンクに限ってはOKとのこと。
お茶がOKで何故紅茶やコーヒーがダメなんでしょう?砂糖が良くないのならブラックや砂糖無し紅茶は?という疑問が浮かびましたが、深くはツッコみませんでした。
次回は思いきって聞いてみよう!と思います。
検査当日
検査当日朝
まず朝にもまず錠剤(ガスモチン↓)を3錠飲みます。
で、いよいよ下剤を飲むわけです。多分当日の検査を含め、大腸内視鏡検査で一番しんどいのがこれを飲むときだと思います。
↓この袋に入った2リットルの液体を2時間半かけて飲むわけですが、いきなり一気に体内に流し込むのは体に良くないのか、この薬200cc×2杯に対し水(又はお茶、スポーツドリンク)200cc×1杯を1セットとし、合計5セット飲み続けるわけですね。
味自体はそれほど不味いとか苦いとかではないく、濃いめのスポーツドリンクといった感じですね。
なので、特に飲みづらいとかはないのですが、やはり薬です。何セットか飲むうちに体が受け付けないというか飲みづらくはなってきます。
これを2、3セット飲むと、”もよおし” はじめます
その後、下痢が続きます。便の色はどんどん薄くなり下剤の効果が確認できます。
普段これだけ下痢をすると肛門が痛くてたまらなくなるのですが、不思議なものでくすりでの下痢の場合はそれほど痛くなりません。恐らく便自体のあくが薄まってるからでしょうね。
病院からは「絶体に飲みきらないといけないわけではないので、無理のない程度に」と言われていたのですが、僕はいつもすべて飲みきります。
初めて受診したときなどは、この薬を飲みきるのが結構苦痛だったのですが、体が慣れてくるのか、年々薬の質が上がっているのか、回を重ねる度に辛さは無くなります。
今回などは「え?もう飲みきってしまった?」と分量間違いを疑ったほどです。
そうこうする間に、病院へ向かう時間になります。
当日病院へ向かう途中
絶食と言っても水分は取れますし、下剤や薬を飲んでるので、ほとんどお腹はすきません。
ただ検査で何事もなく、検査後好きなものを食べられることだけはいつも祈っています。僕の場合は高槻市駅前の恒例の飛騨高山ラーメンの辛口味噌ラーメンと生ビール。
これまで何度か検査でひっかかった僕は検査後も好きなものを食べられないということが多々ありましたので。
生検(細胞をつまむ)だけなら数時間(その日1日とかやったかな?)程度刺激物を我慢すればいいのですが、ポリープカット(日帰り手術ともいう)とかになると、2、3日全く味気のない流動食になります。
下記参照
検査当日昼
で病院に到着。
待合室で検査用の服に着替えます。
着替える時いつも一人で照れてるのですが、大腸検査の時はお尻部分に穴の空いたパンツ↓にはきかえます。
すぐに検査室に呼ばれました。過去3、4回大腸検査を受けたことがあるのですが、いつもアシスタントさんも男性だったのですが、今回は若い女性の看護師さん。
恥ずかし~とは思いましたが、向こうはおっさんの肛門を見ることなど慣れっこなのでしょう。平然としてました 笑
すみません、検査室の中の画像は一切ありません。持ち込んで良いのかどうかもわからないので・・・(でも次回こそ思い切って聞いてみます!)
いよいよ検査室へ
部屋に呼ばれた後はすぐに診察台に寝かされます。
で、検査室に入ると早速診察台に。お尻に麻酔のようなものを塗られて 5分としないうちにお尻にカメラを挿入されます。下記の画像のカメラをお尻に挿入するバージョンですね。
今回はモニターを見ながら カメラが腸内を動いていく所をしっかりと覚えています
いつも麻酔がよく効くのか、それともカメラがかなり細く精巧なものができているからなのか、ほとんど苦痛も痛みもありません
検査自体は5分ぐらいで終わります がやはりその間割とドキドキするものですね。途中、下剤では洗い流されきらず残っている便があったのですが、そこもカメラの先端についているシャワーを噴射するようなもので綺麗に洗い流していきます。
そうこうする間に、今回は無事何事も無く終了しました。
検査後
今回は何事もなかったので、検査後即飲み食いができます。
恒例の飛騨高山ラーメンをいただいて帰りました。
Eye-Catch Photo by Martha Dominguez de Gouveia on Unsplash