「コーチングって、うさんくさいのでは!?」と思いはじめていた僕が再び学び始めるようになった理由1 ~ニューヨークの友人が社長になりました~

皆さん、コーチングって聞いたことありますか?

スポーツの世界では必ずと言っていいほど『コーチ』という人が存在しますよね。ほぼ同義なのですが、これがスポーツに限らず、ビジネスや人生感、恋愛など様々な分野に応用したものが『コーチング』なのです。僕はこの『コーチング』に以前より興味があり、昨年(2014年末)より、あるコーチングスクールに通い、コーチングを学び始めることになります。

コーチングに興味を持ったきっかけ

7-8年前のことですが、僕はMLB(メジャーリーグベースボール)が見たい一心で単身渡米、その後数ヵ月間ニューヨークに滞在することになります。その頃の僕は、日本に帰国した後の仕事など決まっておらず、特にやりたいこともなく毎日ヤンキースタジアムとその前にあったスポーツバーに入り浸っていました。「ヤンキースとブルームーン(ビール)最高!」などと言いながら・・・。そんなダメダメな僕に、スイス人の友人『MAX(マックス)』が1冊の本をくれました。この印象的な言葉を添えて。

俺はこの本で人生観が変わった。国(スイス)に帰りビジネスを立ち上げる

英語で300ページ以上の超大作。辞書を使い単語をひとつひとつ調べながら何とか読破しました。

「おお~!何となくやる気でる本やな~」

というのが当時の感想です。

時は流れ、2014年の末。帰国後すぐに仕事は見つかったものの、僕のワガママぶりが祟ってか、6年間付き合っていた恋人にフラれ、友達や同僚ともケンカが絶えず・・・。毎晩のように飲み歩き、朝帰りもしばしば(これはこれで楽しんでいましたがw)。生活は荒れまくり、それまで(幼稚園から社会人になっても)1度も病欠をしたことのない僕の体もボロボロでした。

「やっぱ、人間性に問題あるんやろうか・・・」と自己嫌悪に陥っていた時に、もう1冊の本に出合います。

先日当ブログでも紹介させていただいた岸見先生の「嫌われる勇気」です。

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コーチングとの再会

アドラー心理学に基づき展開する物語『嫌われる勇気』は、これまでの常識や先入観とは違う、全く新しい考え方を僕の中に吹き込んでくれました。すぐにアドラーを含む『心理学』に興味を持ち始めます。

書籍を買い、読み漁り、心理カウンセラー養成の体験講座なども受けてみました。ただ・・・少し僕が求めているものとは違うような気がしました。臨床心理士の資格を取るには大学、もしくは大学院に通うなど、資金・時間・知識を要します。また、一般にマイナスの精神状態に陥った人をゼロ(フラット)に戻す、かなりストレスフルな仕事だと知りました。

心理学のことをいろいろ調べている中で、『コーチング』というものがあることも知ります。コーチングは主に「目標に向かって頑張っている人のメンタル面をサポートする」といった印象でした。オリンピックの金メダリストを輩出したり、ビジネスの世界で多くの人を出世させたり。大病を患っている人に夢を与えたり、恋愛を成就させたり。

「僕には、こっちのほうが向いている!」

と、思いました。子供の頃は、プロ・アスリートになるのが夢で、20歳を超えてからも「何とかスポーツに関わった仕事がしたい」と思っていたことを思い出しました(すっかり忘れて、日々飲み歩いているうちに、周りの友人も知人も僕がスポーツ好きだということを誰も信じなくなりましたがw)。そんな僕ですが『コーチング』という職業を知り、「今からでもスポーツに携わった仕事ができるかも!」と思うようになります。なにしろ、金メダリストや一流のビジネスマンを育てたコーチは、その世界のことについて、あまりよく知らなかったというのですから!

そして後日、知ることになります。

ニューヨークにいた時、前述の友人『MAX(マックス)』がくれた本は、世界ナンバーワンコーチと呼ばれる『アンソニー・ロビンズ』の著書『AWAKEN THE GIANT WITHIN』だったと!

コーチングを始めたことがきっかけで、Facebookもやり始めました。すると直ぐ、前述のMAXから連絡が届きます。「元気か?」と。MAXはニューヨークにいた時の宣言通り、会社の社長になっていました。僕が「あの本のこと覚えてる?」と尋ねると・・・

「Of course! (もちろん!)俺はあの本で人生が変わった!」

ニューヨークにいた時と同じセリフ・・・

さて、皆さんお忙しい中、あまり僕の話ばかり長々と続けると、「お前だれやねん!」という声が聞こえてきそうなので、本日はこの辺で。次回から計4回に渡り、僕が通っていたコーチング・スクールのこと、途中「コーチングって、どーなん!?」と思った理由、そして、ある人との出会いで「やっぱ、コーチング良いかも!」と思えるようになったエピソードをお話します。

 

 

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