それでも浪費癖は直らず・・・
前回の投稿がこちら↓
借金が200万円を超えたときは、さすがに「まずい!」と思いました。
思いましたが、当時、サラリーマンの平均年収を大きく上回っていた僕の天狗の鼻は折れることありませんでした。
「使う額以上に稼げばいいのだ」
というバカな結論に達し、浪費癖が収まることはありませんでした。
「浪費しながらも、借金を減らす方法を考えなくては・・・。」
それには短期間に大金を稼ぐしかありません。
よくある
あなたも楽に(秒速で)大金を稼げます
といった謳い文句の怪しげなビジネスに手を出しそうになったこともあります。
株もやりました。
デイトレード、スイングトレード、etc.
当然素人が安易に手を出して儲かる世界ではありません。
ここでも半年も経たずに50万円を失ったのです。
そんな僕の目を覚まさせてくれたのは
そんなある日、ITコンサル永江一石さんのメルマガを読んでいると、そこに
初めから金もうけ目的で成功者になった人間はいない
世界の名だたる成功者は皆、何か世の中の為になれることはないか、と追求した結果、成功し、金持ちになった
という記述があったんです。
当ブログで何度か紹介させていただいている作家『里中李生さん』の著書にも
成功したければ、好きなことを仕事にしなさい
とありました。
※上記2者のコメント部分は「こういった内容だった」という僕の記憶の元に再現したものです。引用等、一言一句正確なわけではありません。
両者とも
「好きなこと、楽しいこと、世の中のためになること、等に熱中してこそ初めて事業でも趣味でも成功するのでは」と主張されていたのです。
僕にとって嬉しいこと
仕事にしたいほど好きな事って・・・
あらためて考えてみました。
当サイトのトップページでも紹介していますが、僕には仕事にするほど熱中できるものなどない。
・・・と、思っていました。
今までは。
僕の生きがい
ところが、最近仕事中に心から
嬉しい!
時間を忘れて熱中していた!
ということがあったんです。
しかも2つも!
それを下記に紹介します。
僕にとっての嬉しいこと①
この1、2年、僕はWEB解析の仕事をしながら、webサイト構築の手伝いをしたり、京都の宿泊施設のシステム運用を任されたりするようになりました。
京都の宿泊施設で働いていると、よく京都のことを質問されます。そこで現地ならではの情報を教えてあげたり(上から 笑)すると、こちらが驚くほど喜ばれることがあるんです。
特に海外からのお客さまに、電車のチケットの買い方、地元ならではの観光地、夜遅くまでやっているおしゃれなバー、などを教えると
めっちゃ喜んでくれてるやん
と思うことがよくあるんですね。
そんなとき毎回思うんです。
もっと京都のことを色々知っていて、もっと流暢に英語が話せたら、もっと喜んで貰うことができるだろうな・・・と。
これが今、僕が英語や関西の観光地等を学んでいる本当の、そして崇高な(笑)理由なんです。
僕にとっての嬉しいこと②
②つ目も①つ目と『喜ばれる』という部分では共通しています。
最近までアナログ人間だった僕も、当サイト『hisshi.jp』を運用するようになってからというもの、必要に駆られ少しずつですが、一般の人よりもITリテラシーが高い人間になることが出来ました。
最近はよく
「コンピューターに不具合が出たので見てほしい」
「パフォーマンスを向上させるにはどうすればよいか」
等の相談を受けるようになりました。
そして、それら問題点を改善・解消できたときの喜びと言ったら、それはそれは自分でも想像以上のものだったのです。
以前は、「たかが機械の設定や修理」と思っていました。
が、最近では、『コンピューターは1人1台(か、それ以上)保有している』と言われる時代です。
皆がスマホやタブレット、ラップトップなどのコンピュータを肌身離さず使う時代です。
以前は記憶できていた友人や恋人の電話番号も、今ではすべてPCにお任せで、ほとんど覚えていませんよね?
そういった意味でPCやスマホは、今や人類の体の一部や記憶中枢(脳)の一部と言っても過言では無いと思うのです。
その体の一部に起こった不具合を解消したり、パフォーマンスを向上させたりすることが出来る・・・
これって、僕が昔憧れた、『お医者さん』と同じ役割を果たしているのでは無いかと感じるようになったんです。(人間は買い直しは効きませんが)。
すごいことだと思います。
それに、そんな理屈よりなにより、PCの不具合が治ったり、ネットワークがつながったりしたときの喜びは、言葉に出来ないほどなんです。時間を忘れて熱中している自分に気づくこともよくあります。
もっともっとITの勉強をして、誰かのサイトの閲覧者数を激増させたり、誰かのPCを修理したり、パフォーマンスを向上させたりしたい。
そうすれば仕事がますます楽しくなるのではないか・・・
そう思うようになりました。
本日の結論
僕の生きがいは
他人に喜ばれる
ことなのだと、最近になってようやく気づきました。
『喜ばせる』と似ていますが、少し違います。『喜ばせる』には、匿名でも、感謝されなくてもいいから、とにかく誰かを「喜ばせたい」という崇高な響きを感じます。
残念ながら僕はその域には達していません。『喜ばれる』には『僕の存在を知って感謝される』というニュアンスが含まれていますよね。やはり感謝はされたいです・・・笑
そういった意味で、僕の生きがいは『人を喜ばせる』ではなく、『人に喜ばれる』ことだと知りました。
当サイト起ち上げ当初のコピーが『人気者になりたい』『ヒーローになりたい』だった理由も、今ようやくつながったわけです。
今回のテーマ「なぜ僕がお金を浪費してきたのか」の理由もやっと判りました。
そして
お金をいくら浪費したところで、本物の喜びや感謝の気持ちは得られない
ということに気づきました。
さらに・・・
既に、人から感謝される仕事に就いている僕。
しかもそんな仕事が複数ある。
なんて幸せ者なのだろう・・・
というのが今回の結論です。
もっともっと勉強して、多くの人から喜ばれたい!感謝されたいです!
本日のオススメ
最近ツイッターを再開された里中李生さんの著書です。
たまたま里中さんがツイッターを再開されていることを知り、コメントを入れさせて戴いていると、返信をいただけるようになり、以前はなんと『僕の恋愛をイメージした詩』を書いてくださったんです!※その詩については、また後日紹介しますね!
タイトルの通り、「今、自分はどん底にいる」と感じたとき、是品読んで戴きたい一冊です。以下同著『はじめに』からの引用
タイトルには「技術」とあるが、体の動かし方や誰かに賄賂を渡すテクニックを駆使すればどん底から簡単に這い上がられるーという話を書いているはずもなく、「考えないといけない」のだ。
考えることがどん底から這い上がる技術。お金がないどん底なら、どうしたらお金が得られるようになるか考え抜かなければいけない。考えてそして耐えて、アイデアが浮かんだ後に行動があるのだ。