本日(2016/4/20)大阪、谷町6丁目『隆祥館書店』で行われた、堤未果さん、村上信夫さん、二村知子さんの『トーク&サイン会』に行ってきました。
■隆祥館書店について
店主である二村知子さんが、お薦め本を紹介してくれたり、(世間話含め)気さくに話しかけてくれたりすることがあるという、昔ながらの雰囲気を漂わせた書店。こじんまりとした店構えながら大型書店並みの冊数を売り上げることもあり、読書マニアの間(特に大阪)では有名。谷町6丁目7番出口出て信号渡りすぐ。
以前から拝聴したいと思っていた堤未果さんの講演会が、こちらも以前から伺ってみたいと思っていた『隆祥館書店』で行われるとあり、即前売り券を購入、当日会場(隆祥館書店の建物5F)に向かいました。
堤未果さんとTPPについて
僕が初めて堤未果さんを知ったのは、関西ローカルのTV報道番組『正義のミカタ』でのこと。
当時TPP交渉が進んでいる真っ最中で、各局「関税障壁が撤廃され、国の壁を超えた世界市場が生まれる」や「輸出産業が伸びる!」といったポジティブなものから、「国内伝統産業(特に農業)は大変なことになる」といったネガティブなものまで、様々な報道が行われていた頃でした。
ただし、それらはTPPのごくわずかな側面であると後に知ることになるのですが・・・。
実際僕も「ふーん。農家の人は大変やな」という程度の感想でした。
下記、苫米地英人氏の著書を読むまでは・・・。
苫米地氏の著書には、『日本の国民皆保険制度や非関税障壁が、海外の ”ある者たち” に狙われている』といった内容が書かれていました。
本筋と外れるため、ここでは上記著書の詳細(TPPで危惧されることの具体例)については触れませんが、僕自身も「それはヤバイ!1人でも多くの国民や政治家に知らせて、批准を阻止しなければ!」と思わせれれるような内容だったということだけはお伝えしておきます。
にも関わらず、メディアはどこも、そのことについて触れません。
やはりスポンサーやTV局、もしかすると政府からも規制がかかっているのか・・・。それとも『TPPが危険』という著書の情報自体がガセなのか!?
そう思い始めた頃、毎週見ている『正義のミカタ』に、『TPPをよく知るジャーナリスト』として出演されていたのが堤未果さんでした。
画面に映ったその女性は、TPP批准で危惧される、他のどの報道番組も伝えようとしなかった、まさに僕が聞きたかった詳細部分を、次々と解説されていたのです。
「ここまで言っても大丈夫なの!?」
と心配になるほどに・・・。
さて、本テーマについてはゆっくりとお伝えしたいので、本日はここまでとして、以降2,3回に分けてお届けすることにします。
次回予告:『堤未果 × 村上信夫 × 二村知子』トーク&サイン会 行ってきました!2 ~堤未果さんと隆祥館書店について~
下記著書、日・米医療制度についても詳しく書かれていて、お薦めです!※以前、当ブログでも紹介させていただいています。
著者:堤未果
出版社:集英社
TPPってマジヤバいの!?3 【書評】沈みゆく大国アメリカ ~ぜひ読んでほしい1冊~
下記は、TPPについての当ブログ過去エントリーです。
TPPってマジヤバいの!? 1~本当に薬の値段が数万円になったり、入院や手術が数百万円になったりするんやろか!?~