先日見かけたニュースからです。
タイトルは『スーパーおばちゃま』としましたが、スーパーな人でなくても少しの気遣いで、誰でも実践できる、「・・・でもそれが難しいんよね~っ」てお話です。
【コラムの序盤】
とあるショッピングモール、赤ん坊と5歳ぐらいの男の子を連れた母親が登場する。
ぐずる男の子、赤ん坊を連れ鬼の形相でイライラする母親。次の瞬間、その母親は、ぐずる男の子に思いっきり平手打ちを!・・・
そこにヒロインである『スーパーおばちゃま』の登場!
ここまで、一見どう考えても悪者の母親。
でも「皆それぞれ理由があっての行動かもしれない」と、相手の立場に立って考えてあげられるのが、このおばちゃまのスゴいところ!
※画像はイメージです。本投稿内容とは関係ありません。
以下『 』内、コラムからの引用
『(母親に向かって)お母さんも本当にたいへんやね~。赤ちゃん生まれてからちゃんと寝てないんでしょ?そりゃイライラもするわねー。
(男の子に向かって)ぼく?ぼくも頑張った頑張ったねー。よく泣いたね、偉い偉い!きっと赤ちゃん生まれてから お兄ちゃんだから我慢しなさいってずっと頑張ったのよねー。』
出展:Spotlight コラム
『人前で息子をビンタした母親…見知らぬおばちゃまにかけられた言葉に泣き崩れる』
先日参加したコーチングの講演会で、こんなエピソードが語られていました。
ある女性が病気で寝たきりに・・・。その女性は娘が幼い頃、何度も娘に手を挙げて(暴力を振るって)しまい、でも、そんな自分が嫌で、苦しみ続けた。「今は、その娘の看病なしでは生きていけなくなったことが何よりも辛い。」
この女性のように、コラムに登場する虐待ママも、苦しんでいたのかもしれない。逆に、もしかしたら、本当に虐待ママやったかもしれない。
それでも、ぱっと見の印象で決めつけたり、そのときだけの行動で、この母親を悪者扱いして責め立てるより、このおばちゃまのように、他人の立場に立って考えてあげることが出来れば、この母親にとっても、子供にとっても、救いになったのではないかと思った。
今の僕には出来ないやろーな・・・。
1.まずは、この母親と子供の立場になって思いやること。
2.次に、それぞれに声をかけてあげること。
これができれば、ヒーローやヒロインにかなり近づけるかな。
もちろん、常時虐待をしているようであれば、警察や、児童相談所等に通報してあげてくださいね。それもヒーロー・ヒロインの行動やと思います。
※本件に出てくる表現『おばちゃま』は、女性や高齢者軽視の意図は一切ありません。今回取り上げた記事どおりの単語を、愛着の意味もそのままに採用しました。