先日の話です。Facebookを見ていると、知人が一人のスポーツ選手のかっこいい(ヒーロー的な)ニュースをシェアしていました。その選手の言動が、めっちゃヒーローで、僕にある一人の友達のことを思ださせました。
そのスポーツ選手と、友人のエピソード、併せてご紹介します。
クリスティアーノ・ロナウドに思い出させてもらったこと
-以下ニュース記事より引用-
日本に来日していたクリスティアーノ・ロナウド。大スターの彼に会うために頑張ってポルトガル語を覚えた少年。もちろんスラスラ言えるはずもなく、つっかえながら「私の夢は将来あなたと並んでプレーすることです。どうすれば願いは叶うでしょうか?」と問いかけた。
しかし、少年のたどたどしさに会場からは笑いが起こる。もちろん、少年を中傷してではないが、そこでクリスティアーノ・ロナウドが会場に向けて放った一言が素晴らしかった。
「何故わらうんだい?上手じゃないか。ちゃんと聞こえてるよ。」
出展:grape (動画あり)
C・ロナウドがみせた世界レベルの優しさ。少年を救った一言が男前すぎる
このニュースを見たとき思った・・・「自分ならどうしたやろうか?」「きっとこの場にいた聴衆と同じように笑ったやろうな・・・ 🙁 。」と。
この場にいた人たちを非難するつもりはないねん。ただ何故か、僕が学生だった頃のことを思い出した・・・。
ロナウドと同じく芯の通った友人が身近にもいた
(学生時代)友達数人と雑談中のこと。
友達の一人がその場にいない女の子のことを冗談交じりで悪く言った。僕もそれを聞いて同調するように笑った。その場の空気を壊したくないという理由で。
そこにいた、別の友人の一人がこう言った。
「あの子はいい子やん。陰口言うなんて失礼やろ。」
そう言った友達は、その子のことに限らず、いつもそういう筋の通ったところがあった。
だから、「空気を壊したくない」という理由だけで同調した僕より、彼のほうが数倍ヒーローやし、かっこええと思う。みんなの人望もあったように思う。
ロナウドのニュースで、その友人を思い出した。
僕ももっと昔は、その彼のようにまじめで筋の通った人間やったよなってことも・・・。
「いったいいつからやろ?」
「何故こんな空気を読みすぎる奴になってもーたんやろ?」
自問自答した。
そうや。成長課程で、いろいろな人に、いろいろなことを言われ、少しずつ自分らしさを失ったんや・・・。※一旦他人のせいにするw
「おまえ関西人やのにクソまじめでおもしろくないよなー。」
「マジになるなよー。空気読んでカルく受け流そうよ。」などなど。
まじめ過ぎることが災いし、周りとぶつかることが多かった。
避けられることもあった。
それがショックで、いつの間にか、周りに同調することだけを考える人間になっていた・・・。
関西人だって、いつもいつも面白かったり、ふざけていたりしないといけないわけやないんや!
一生懸命な人を、嘲笑したり、小馬鹿にするような人間になるくらいなら、その場の空気を壊したっていいし、クソまじめでおもしろくないヤツと言われたっていいやん!
C・ロナウドがそのことを思い出させてくれた!
ありがとう、ロナウド!
-ブログ後期-
さんざん熱く語っていますが・・・。
動画をよく見るとロナウドも一瞬『ニヤッ』としているように見えるのは気のせい?
いや、気のせいや。・・・きっと。そうに違いない。
せっかくの『いい話』をぶち壊してでもオチを付けたい衝動に駆られるところは、やはり僕も関西人の習性を持ち合わせているとゆーことで、ご勘弁くださいw