当ブログでは、開始当初からTOEIC受験記録を掲載しています。
下記グラフのように、いい感じに右肩上がりになってきたところだったのですが、『2016年5月開催分より一部出題形式が変わるらしい』という噂がこの前後からささやかれるようになりました。
TOEICの公式サイトを確認すると確かに『変更される』という趣旨・文面が掲載されています。
どうやら噂は本当だったようです。その後、変更箇所については『リスニング(聞き取り)はそれほど変更なし、リーディング(読み取り)に少々変更有り(らしい)』といういい加減な情報をゲットしました。
もともとリーディング(読み取り)が苦手な僕は、
むしろ得点が上がるチャンスかも!
と楽観視。対策も立てようがなかったので、通常通りの勉強方法で当日を迎えました。
※ちなみに下記は全然回の得点内訳。リーディングがリスニングに比べ120点も低いですね。
試験当日
いつもは受験地として、実家近くにある桃山学院大学が指定されることが多いのですが、この日は電車で1時間程かかる大阪京橋にある『NTT西日本研修センター』なるところへ。
非常にきれいです。早く着いたのでカフェの様なところに座っていると、一瞬自分が何をしに来たか忘れてしまいました。
受験後の(変更点についての)感想
TOEICは英検と違い、問題用紙の持ち帰りができません。無許可で試験問題を開示・公開なども禁止されているため、詳細についてはお話しできませんが、ざっくりまとめると下記のような感じでした。
■リスニング(聞き取り)変更点
下記のリンクで確認すると、応答問題が減って会話問題が増えたと説明されています。僕はこの変更に全く気づきませんでしたw
■リーディング(読み取り)変更点
上記のリンクを読んでも(変更内容)よくわかりませんよね?実際受けてみた感想でいうと・・・
- 長文の回答が登場した。
→これまで解答(選択肢)は単語か短文だったのですが、長文の選択肢から選ぶという問題がありました。 - 表が登場した。
→スケジュール表などが文章に付け加えられており、その表と文章の両方から内容を読み説くという問題がありました。 - 複数名がやり取り(会話)を行う場面が登場した。
結構変わったな・・・という印象でした。
難易度は上がった?下がった?
TOEIC(IIBC試験運営センター)は、HPで難易度の変更を否定しています。
時代に応じた内容にするために、TOEIC テストの一部は変更されますが、クオリティと難易度に変わりはありません。 -TOEIC WEBサイト(下記)より引用-
しかし、これまでの試験を何度も受けて、それに慣れていた僕にとっては
確実に難しくなった!
と感じました。
本日の結論
『客観的にみて難易度に変更はなかったのか』については何とも言えません。ただ、これまでと違うところは、
本当に理解していないと正答が選べないようになった
と言えそうです。これまでの解答(選択肢)は単語か短文だったため、なんとなく文中に出てきた内容に近しいものを選んでいると正解できていたような気がします。
しかし変更後の出題は3名以上の会話や表の内容を読み説くという1クッションが入るようになったため、本当の意味での内容の理解が必要になったといえます。
つまり今回の変更で、「難しくなった」と感じている人は、(僕も含め)これまでは「なんとなくこれかな?」という回答の仕方で対処してきた人、といえるかもしれません。笑
-以下過去記事より-
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