久しぶりの投稿となります。
ブログ投稿が遅れていた理由は?
現在僕はweb解析の仕事をしているのですが、ありがたいことに次々と仕事の依頼が舞い込んできています。そのため忙しかったというのが、ブログ更新が遅れていた一つの理由です。
もうひとつの理由はというと・・・
個人的問題により悩み苦しんでいたからです(と言っても客観的に見ると大した問題ではないかもしれないので御心配なく)。
普段僕はあまり悩んだり落ち込んだりすることはありません。特にお酒を飲むといつも楽しい気分になります。友人や知人に愚痴をいうことなど1年に1回あるかないかです。
そんな僕でも今回はどうしても自分をコントロール出来ず、ごく少数の相手ではありますが「苦しい」「辛い」胸のうちを伝えていました。
悩んだ時や苦しい時、話を聞いてくれる相手
ところでみなさん、苦しいとき、辛いとき、話を聞いてくれる相手っていますか?
僕にはいませんでした。
あ、いや、友達は多い方だと思います。しかも深く長い付きあいの友人達が。
ですがこういうとき男友達はあてにならないとわかりました。 近しい友達ほど強がってしまったり見栄をはってしまったりして、弱いところを見せられないものです。結局ばか話しに終始し、気晴らしにこそなるものの解決には繋がりません 笑
だからといって女友達があてになるわけでもないんです。諸説ありますが一般的に女性は「ひとに話をするのは大好きだが、ひとの話はあまり聞いていない」という生き物のようです(あくまで一般論です)。
先ほど「ごく少数には悩みを打ち明けていた」と書きましたが、その知人女性も初めこそ親身になって聞いてくれていましたが、最後には「私も色々辛いことがあるの!あなたの話を聞く余裕などないの。自分のことは自分で解決して!※」と言われる始末。
※こう言ったニュアンスだったと記憶しています。
それもそうやんな・・・
とは思ったものの、やはり苦しい胸のうちは治まりません。
話を聞いてくれるだけでいいんです・・・誰か、誰かいませんか!?
その日救いとなったのが
いよいよ追い込まれたときに思い出したんです。数ヶ月前に契約を切っていたコーチの存在を・・・。
数ヵ月前の僕は仕事も人間関係も全て上手くいっており、自分の目標達成や人格形成もセルフで出きるし、もうコーチは必要ないかな・・・などと完全に調子に乗っていました。そのためコーチ契約も解除。
コーチングはカウンセリングとは違うので、本来は『悩み相談』の場ではないのですが、ワラにもすがる思いで、以前お世話になった西村慶子コーチに連絡してみました。
すると快く僕の話を聞く時間を作ってくださったんです。
「コーチってこういう使い方もあるんやな」とその時改めて気づかされました。※『使う』とか失礼な言い回しですみません。一番しっくりくる文言の為あえて使わせてもらいました。
久しぶりのコーチングセッション
で、実際久しぶりにコーチング(セッション)を受けてみてどうだったかというと・・・
すごく救われました。
「コーチは仕事だから話を聞いてくれてるだけやん」
というなかれ。
こういう時、前述の通り友達や知人よりよっぽど真剣に、そしてとことん話を聞いてくださいます。
スキルや経験値の高いコーチであればなおさらです。多くの解決策や成功事例を持っていて、その状況に適したものを惜しみなく提供してくれます。
この日は、嫌われる勇気の著者の一人である岸見一郎氏の講演会での言葉、過去に読んだ多くの文献からの文章、コーチングスキルそして御自身の経験、などから、僕のためにいろいろな話をしてくれました。
今苦しい思いをしているのも、そもそもこの問題が起こったのも、すべて僕自身の意識の問題だと気づきました。
「話を聞いてもらい、溜まっていた物をはき出すだけでも楽になるかな」と思って依頼したのですが、結果、期待を遙かに超えるセッションとなりました。
コーチっていい職業やな
これまで僕は『コーチはクライアントを目標達成に導いてなんぼ』と信じて疑いませんでしたが、こういった形でクライアントを救うこともできるんですね。
僕でさえこのような気持ちになったのですから、世の中には『誰か、話を聞いてください』と思っている人が何万人といるはずです。
誰かがそんな思いをしているとき、僕もその人を救ってあげられるようなコーチになれたら素晴らしいだろうな・・・と、ちょっと思いました。
今回の紹介本
この日セッションの興奮冷めやらぬまま、苫米地氏のコーチング関連本『まずは親を超えなさい!』と里中李生氏の『「孤独」が男を変える』を一気読みしてから眠りました。
するとどうでしょう。次の日の朝、かなりスッキリした気持ちで目が覚めました。
いずれも現在の僕の気持ちを緩和してくれる素晴らしい良書でした。
苫米地氏の『まずは親を超えなさい!』については、「親の人格や実績を超えなさい、または親から得た先入観などを捨てなさい」という内容の本かなと思っていましたが、そういった要素はほとんど無く、故ルータイス氏が開発したコーチング理論を詳細に説明している、ガッツリしたコーチング本です。
次回は苫米地氏の『まずは親を超えなさい』の書評を交えながら氏のコーチング理論を紹介する予定です。