さて、今回も引き続き『10年後あなたは何をしていますか?』についてお話させていただきます。
AI(人工知能)に仕事を奪われる!?
前回は、この10年~20年ほどの間に、『事務員』や『タクシーの運転手』、『ホテル客室係』など、「国内2千万人以上の人が就業している仕事が機械に奪われるかもしれない」というショッキングなニュースについてお話ししましたね。オックスフォード大学の准教授が発表した論文にそのようなことが書かれていたそうです。
■日本経済新聞 日経WOMAN
10年後になくなる仕事、残る仕事 あなたの仕事は?
他方、コミュニケーションが必要な職業(医師や教師、美容師や観光ガイド)は機械が代わりに行うのは難しいとのこと。またネット上のビジネスサイトやブログなんかでは、「クリエイティブな仕事は機械には難しい」と結論付けているところも多く存在しました。
次に野村総合研究所のサイト内データも交え、僕が特に気になった職業だけを抜き出してみました。
さて、上記表に書きだした職業がなぜ気になったのかというと・・・。
『AI(人工知能)にとって代わられる可能性の高い仕事』で気になったもの
こちらについては概ね予想通りのものが多かったため、それほど書き出していません。ただ、下記については、それぞれ理由があり、少々気になった点があり、抜粋しました。
中小企業診断士→経営コンサル等は『生き残る可能性が高い仕事』なのになぜ診断士はダメなんだろうか?
通関士→僕が貿易関係の資格をもっているだけにちょっとショック
モデル→なんで?服着せるだけならロボットでいけるから?
不動産仲介業者→友人が旅行会社辞めて、これをやってるから
『生き残る可能性の高い仕事』で気になったもの
こちらは気になる職業がたくさんありましたが、全体的に見て、やはり「アート(アーティスト)系」は強いですね。ロボットに芸術は生み出せないということなのでしょう。「なんで?」と思ったものの中に『バーテンダー』や『旅行会社関連』がありました。やはり顧客の心情を察知しないといけない仕事だからでしょうか。
旅行会社関連→前述の不動産仲介業者に転職した友人が以前勤めていた業界です(戻った方がいいのかも!?)
商品開発部員→僕が以前やっていた職種です(友人のこといえない!?)
教師関係→今でも授業の無料動画なんかが流行っているからロボットでも出来そうなのに?
心理カウンセラー→要注目!
なぜ『心理カウンセラー』に注目したのか・・・。それは、『生き残る可能性が高い仕事』には前述の通り、2通りの共通する特徴があることがわかったからです。
- クリエイティブ・アーティスティックな仕事
- 人間に何かを教える、または相手の気持ちを読み取る仕事
1.は僕がこれまでやってきた仕事です(芸術家と言えるような専門性のあるものでありませんが)。
2.は現在僕が学んでいるコーチングやNLP、心理学といったものが活きてくるかもしれません。
そういった理由で、少々テンションが上がったというかホッとしたというか、「やはりコーチングや心理学はこれからもっと需要が高まる仕事なのかもしれない!」と思いました。
ただし・・・。それでは我々は単純に機械との競争を避け、機械にはできそうにない仕事だけをやるようにすればいいのでしょうか。
僕はそうは思いません。なぜなら・・・。
さて、本テーマ、全2回で一旦終了の予定でしたが、書いていてまた熱くなり、結構長くなってしまいました。次回に持ち越します。すみません。