通訳案内士試験は今でも受ける必要があるか?
・・・ないと思います。※観光局のかたスミマセン!
今回はめずらしく結論から入ってみました。
今年2017年も8/20に通訳案内士試験が実施されましたね。
年々受験者が増えているこの試験。当ブログで最もアクセスを集めている投稿も、実は下記『通訳案内士試験』について書いた記事なんです。
注目度高っ!
通訳案内士試験を受けてみた1 ~難易度は?料金は?そもそもどんな試験?~
国家試験だけあって実に難易度が高いこの試験。最近までこの資格を持っていないと通訳ガイド(通訳案内士)の仕事をしてはいけなかったんです。無資格でやると違法だったんですね。
・・・これまでは。
ところが最近のインバウンドに対応するべく、2017年中に規制緩和が施されるというのです。法改正が行われ、無資格者でも通訳ガイドが出来るようになるのだそうです!(もうなったのかな?)
有資格者、過去の受験者の立場は・・・!?
規制緩和案が出ているとは聞いていましたが、試験が簡易になるとか、合格基準が緩和されるとか、その程度かと思いっていました。
が、まさかの『資格不要』!
マ、マジかー!? (過去の受験者、協会関係者の心の叫び)
今まで高い受験料や教材費、貴重な時間を使って勉強してきた我々の立場はどうなるんやー!?
・・・いや、僕はまだいいとしましょう。1度しか受験してないし。不合格やったし。ですが有資格者のことを思うと心が痛みます。
今後、有資格者に与えられる特権は『通訳案内士・有資格者』という肩書きを背負えるということだけのようです。
え!? それだけ?
ひどい話です・・・無資格で通訳ガイドになれるのなら、頑張って資格とか取る必要ないです。
と、するとこの試験を受験する価値ってどこにあるのでしょう。
学習のモチベーション維持・向上の為ならまだ理解できます。もしくは関連業界への就職を希望していて、履歴書に何らかの資格を書きたい人とか。
今後そういった使い方以外は必要なくなりそうですね。
これからの時代を生き抜く為の必須スキルとは?
最近はどんどん『資格』というものの価値が無くなってきていますよね。
有資格者=職に在り就ける
という時代ではなくなったということです。
僕も会社員を辞めてから、様々な業界の有資格者、無資格者を見てきましたが、個人で稼ぐにせよ、雇われて活躍するにせよ、資格の有無はあまり関係ないと気づきました。
それよりも、ある重要な要素を持ち合わせているかいないかによって、成果を出す人とそうでない人が2分されるのだと。
では、今後資格よりも重要になってくる、その『要素』って一体何でしょうか?
それは・・・
営業力
だと僕は思っています。
営業力=集客力=職に在り就ける
最近、弁護士資格や医者免許を持っている人でさえ食べていけない人がいると聞きます。
元々、無資格で出来るコーチの仕事や、今後無資格で出来るようになる通訳案内士などもそうですが、資格の有無に関わらず集客力があれば食べていけますし、無ければ食べていけません。
営業力・・・自分のことをプロデュース出来るアピール力とでも言いましょうか。
営業力を身につけるために、しなければならないこととは?
さて、ここまで偉そうなことを言ってきましたが、そんなことは皆さん、百もご承知でしょう。
それよりも「だったらどうすればその営業力(集客力)をつけられるのか」っていう部分ですよね?
それは・・・
僕に聞かないでください! 笑
僕もその答えを探し求めているところです。
ある程度生まれもっての才能なのか?後天的に、大人になってからでも身に付けられるのか。
まさに、このサイトが追い求めているテーマですね。
一つ判っていることは、営業力さえあればおよそどんな仕事に就いても、ある程度の成功は見込めるということです。
僕はこのブログを続けることで、その糸口が見つかると考えています。
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2017年9月第2稿(9/10日号)