英検準一級二次(面接)試験受けてきた
先日2度目の英検準一級二次試験を受けてきました。※英検(実用英語技能検定)
英検には一次試験(筆記)と二次試験(面接)がありその両方に合格して初めて『合格』となります。
そうです。一次(筆記)試験に合格したからといって、履歴書に『英検準一級合格!』と書いたり、彼女に『俺、英検準一級に合格したんだぜ!』と言ったりすることはできません。二次(面接)試験に合格して初めて有資格者となるんですね。
一次試験はお金さえ払えば誰でも受ける資格があります。ですが二次試験については一次試験合格者に限られるので、極一部の選ばれた人間にしか経験することができない未知の世界なのです!
それではこの二次面接、一体どのようなものなのでしょうか。
二次面接とは言っても会社の面接のように面接官に「志望動機は?」とか「もしも合格したら何を成したいですか?」などと根掘り葉掘り聞かれることはありません。
受験者側も「御社の理念に感銘を受け・・・」などお決まりの答えを言う必要はありません。
役者のオーディションのように「わたし、この役を取るためなら何でもします!脱ぐこともできます!」というテンションも必要ないんですよね。
↓ちなみに一次試験合格したときの投稿がこちら
英検二次(面接)試験当日の様子
当日は、会場の大教室のような場所に、一次試験を通過した選ばれし精鋭達が集います。
で、そこから到着した順に10数名ずつぐらいのグループに分けられ、面接官の待つ教室に向かいます。
会場の一室(ほとんどは教室)にポツンと面接官が一人で待っていて、そこで約15分程度の面接が行われるのです。
簡単な挨拶の後、4コマまんがが渡されます(これを含め面接官とのやりとりは全て英語)。
そのまんがを1分間黙読した後、ナレーションを行います。
ナレーションとは?
このナレーションが少々くせ者。まんが黙読の後、「ナレーションをおこなってください」と言われるのですが、僕は初回の面接時、何をすれよいのかよくわかっていませんでした(下調べぐらいはしていきましょう 笑)。
4コママンガの内容を2分間で要約し客観的に面接官に説明する、文字どおりナレーションを行うのです。(この際、個人の感想や感情を含めないこと。また過去形で伝えるのが基本のようです。)
初回はナレーションの意味がわからず渡された4コママンガを読み上げただけに終わりました 笑 2回目は要約しすぎであっという間に終わってしまいました。その後約1分位面接室に何とも言えない沈黙が流れたことは言うまでもありません。
2分間がどのくらいか事前に練習しておくのがよいようですね。
ナレーションが終わると面接官から4つほどの簡単な質問がされます。もちろん英語です。
質問自体はそれほど難しくありません。ですが、自分の意見を英語でしっかりと伝える英語力が必要です。何パターンか自分の得意な言い回し(話出しや締めくくりのフレーズ)を持っておくと良いかもしれません。
4つの質問に答え終わると、面接官から「これで面接は終了です」と告げられます。
面接はこれだけです。
僕の試験結果は?
で、結局のところ僕の合否はというと・・・。
不合格です。1度目も2度目も・・・
ですが、まだチャンスは残っています。
実は英検の二次試験は一次試験合格回を含め、1年間は一次面接を免除されるのです。
↓最低限これぐらいは試験前にチェックしておきましょう。
↓さらに、もう少し本格的に準備したいという人にはこれ。
【CD+DVD付】14日でできる! 英検準1級 二次試験・面接 完全予想問題 (旺文社英検書)
準一級二次試験対策として鉄板の一冊のようです。
14日完全攻略本なのですが、僕がこれを買ったのが試験の3日前。
もうすこし早く知っておきたかった!と思いましたが、まだ後2回チャンスが残っているので、次回は必ず!
僕の英語の実力については(興味のある方がいらっしゃいましたら)こちらをご参照ください。