【書評】『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 2015』~株価予測的中はオカルト!? 夢のマイホームは勘違い!?~

本記事より3編続けて『橘 玲』 氏の著書を紹介したいと思います。紹介する3冊は、いずれも『良書』などというレベルではなく『衝撃的』と言えるものです。

  1. お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ
  2. 臆病者のための株入門 (文春新書)
  3. 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 (幻冬舎文庫)

タイトルだけでもインパクトありますよね?

・・・え!?  そうは思わない?

上記タイトルを見ても何とも思わない(お金の話や、人の生き方等に全く興味のない)方は、残念ですが、ここで離脱されたほうがいいかもしれません 😥 。基本的に『お金(経済や資産)』や『人生(生き方や人生観)』についてのお話です。興味ある方は、引き続き下記をご覧ください。皆さんお金の話、好きですよね!?

これらの著書は、普段、我々の生活に密着した『一般常識(固定観念等)』『情報商材(お金持ち本等)』『啓発的救い(引き寄せの法則等)』などの信憑性を問うものとなっています。

ちょっと難しく言ってみましたが、ざっくり言うと

  • 「どうすればお金持ちになれるの?」
  • 「株式投資って本当に儲かるの?」
  • 「マイホーム購入は率のいい不動産投資だよね?」
  • 「株式は、長期保有がいいの?短期保有がいいの?」
  • 「自己啓発本や商材で人生バラ色になる?」

などを、様々な角度で検証したり、研究データや逸話などを使用し、著者の見解が語られたりしています。

著者について

皆さん橘玲氏はご存知でしょうか!?

僕もまだ著書を数冊読んだにすぎませんが、いずれも、圧倒的な知見の深さやマーケティング力を感じさせられる、客観的な中にも独特の持論が含まれた、興味深い作品ばかりを書かれている作家さんです。

肩書は『作家』としか記されていませんので、作家さんのようです(著書には経済学的見地が多く記されているので、てっきり経済学者かと思っていました)。

橘玲 公式サイト | Tachibana Akira official site

著書について

著書:お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015   知的人生設計のすすめ
著者:橘 玲
出版:幻冬舎

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ

本著、当時ベストセラーにもなり、よく書店に平積みされていたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

正直このタイトルを見たときは、「ああ、よくある情報商材ね」と思いました。『この本を読めば、あなたも大金持ちになれる!』とか、『この商材を買えば、あなたも月収30万円!』とかの・・・。

しかし同著は違います。むしろそのような『誰でもが金持ちになれると謳っている本』の存在を否定しています。見出しは『ルール』『常識』『法則』のようにカテゴリ分けがされていて、各項「この項目は世間の常識の様だが、果たして本当にそうなのか」と、それぞれ信ぴょう性のあるデータや、説得力のある理論によって究明していくような内容です。

あくまで理論的に、統計学的に、当たり前のことを当たり前に、『お金にまつわる噂や常識の真偽』『お金持ちになるための法則』などが紹介されています。※著者がお金持ちになった方法を読者に伝授する類のものではなく、自然の摂理としての、「●●した人=お金持ち」という事実を文章化しているのですね。

経済や資産運用の教材としてもベター!

僕が初めて同著を読んだのが、2015年初旬。その当時は、自分自身、経済や資産運用等に疎かったこともあり『へ~!勉強になるなー!』という程度の印象でした。

しかしこの1年、僕が経済のこと、資産運用のこと、株式投資のこと、などを勉強し知見が深まったからなのでしょう。2回目、3回目、読めば読むほど・・・

「おお!これは、こういうことだったのか!」「こんなことまで書かれていたのか!」

と、新たな発見がありました。

世間には法律や経済など、複雑すぎて一般の人ではなかなか本質が見抜けないものが多々あります。『なんとなくわかっているけど、あまり考えないようにしている」ということで、色々損をしてしまっていることもあるかもしれません。

同著はそれらに警鐘を鳴らしています。

具体的に取り上げられているテーマ
  • 30年後に手に入った我が家に価値はない
  • 税金について知りたいほんとうのこと
  • 経済学者の予測は当たらない
  • 国家に惜しみなく奪われるひとびと
  • 不動産を買ったら資産運用は終わる

-上記同著の見出しから引用(順不同)-

下記のようなテーマにも興味を引かれました。(順不同)

  • 世に出回る『お金持ちになれる本(情報商材)』のトリック
  • 不動産は高いレバレッジを効かせた高リスクの投資である
  • お金持ちになる方程式
  • サラリーマンがお金持ちになる方法
  • 合法的に税金を払わない方法
  • 最高の投資方法
  • 削減すべき家庭内コストは?
  • 投資アドバイザーの予測は当たらない
衝撃的エピローグ

さて、本著で最も衝撃的だったのが、実はエピローグ『新宿中央公園のホームレス』です。

これから本を読まれる方にネタバレしてはいけませんので、多くは説明しませんが、下記に一部だけ引用させていただきました。

《 パークハイアットの贅を尽くしたレストランの席に座ると、私は、公園に目を向けずにはいられません。なぜならそこには、薄汚れたダンボールハウスに住み、残飯を漁る私がいるからです。

あなたには、この恐怖の肌触りがわかるでしょか?》

-上記《   》内、同著書よりの引用-

それまでの文体から感じられる著者の『賢さ』、そして『自信』。そんな氏からは想像もしなかった胸の内。強烈な『不安』が見え隠れする衝撃的なエピローグです。

 

 

【書評】『すべての仕事がやりたいことに変わる』~会社に雇われている人は社畜なのか!?~

著書:すべての仕事がやりたいことに変わる
著者:苫米地英人
出版:サイゾー 

すべての仕事がやりたいことに変わる―成功をつかむ脳機能メソッド40

書評タイトル:一億総独立社会が作れそうな気になる1冊
会社に雇われている人は社畜なのか!?

見出しの回答について

同著を読み終わった後の僕の感想を言うと『YES』です。

同著者の見解も極論で言うと『YES』なのでしょう。

下記《 》内、同著よりの引用

《その仕事はあなたが創ったものではなくて、与えられた仕事でしょう。ですから、それがすべて、あなたのやりたいことであるわけがないのです。》

《もうひとついえば、会社に勤めている人は、その仕事で得られる対価も自分の好きなようには設定できないはずです。》

《カーストの代わりに「勝ち組・負け組」という概念を作りだし、みんなで一所懸命、身分の差別化を図っているわけです。》

いや~。ほんとズバズバきます。著作権の問題上あまり引用も出来ないので、上記に収めていますが、もっともっと紹介したい文面であふれています。

僕は苫米地英人氏の著作のファンで、一時は本も読み漁っていました。しかし動画などで見る氏の態度の大きさ(それが売りなのですが)、著書にかかれている事柄の大きさ、ネットでの評判などから、最近では一歩引いて読めるようになったといえます。

そんな僕が、「やはり苫米地氏は面白い!納得!」と思わされたのが本著です。

「誰かに雇われているうちは奴隷と同じだから、今すぐ辞表を出して、やりたいことをやりなさい」という短絡的なものではなく、『やりたいことを仕事にするにはどうすればよいか』が詳細に説明されています。

社会・経済学的見地からみた『仕事』の考え方、脳科学的見地、ルー・タイス氏直伝のコーチング手法を取り入れた目標達成方法など、

その他、『時間の考え方』『情報発信の重要性』『抽象度を上げることの重要性』『コミュニケーション術(ひとめぼれの技術)』などが、すべて「好きなことを仕事にするための考え方・スキル」として紹介されています。

ほぼ全部実践してみようと思っていますが、取り急ぎ『時短のススメ』の部分はチャレンジを開始しています。※『レストランメニューは一瞬で決める。』『本は2冊同時に読む』『習慣的に行っていることは全て半分以上に時間を短縮して行う』等。

なぜそれが「やりたいことを仕事にできる」ということにつながるのか・・・。気になった方は実際に著書を読んでみてください。

また本書では「必ずしも、今すぐ独立起業しなさい」と言っているのではなく、「やりたい仕事をするために必要な会社や仕事なら、当面やってみるのもOK」という内容の記述があります。

僕も同意見です。というか実際好きなことだけでは収入がままならない場合は、やはり会社や誰かに雇われなければ生活が困窮しますし、社会貢献もできません。であれば、好きなことができる(全てではないにせよ)会社に勤めたり、理念や理想が自分と一致する会社に入社したり、後は、入ってみて心の底から楽しいと思える仕事に就けたら、雇われでもいいのかなと思っています。

著書のタイトルが内容に相応しくない!?

最後に一つだけご注意を。

本著、確かアマゾンのレビューにも書かれていましたが、『すべての仕事がやりたいことに変わる』というタイトルよりは、『すべてのやりたいことが仕事に変わる』というタイトルが相応しいかと思います。

嫌な仕事もすべて『やりたいことに変わる』という内容ではありません。

 

 

『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました 7 ~「あなたも誰かの破線を満たしている」~

今回は『岸見一郎先生と語る会』レポートの後編です。『語る会』から、『特に印象に残った言葉』を、名言集的に集めてみました。※注)岸見先生のお言葉については、一字一句正確というわけではありません(私の記憶に基づき、可能な限り正確に再現したつもりではあります)。

と、その前に、先日ツイッターを見ていて気になるツイートがありましたのでご紹介します。

堀江氏ツイート(幸せになる勇気)

刑務所にお務め(笑)の時は、何もすることが無かったので本を読みまくっていたというホリエモン。最近はほとんど本は読まないと言っていましたが、『幸せになる勇気』は「絶対読む」というほど注目していることがわかります。

それにしても『幸せ』など、抽象的なものについてあまり言及しない(むしろ嫌っているようにすら見える)堀江氏が下記のように言及していたことに僕は大変驚きました。

少しの人でも嫌われる勇気を読んで変わっている人がいるならそれは幸せなこと

『岸見先生と語る会』で特に印象に残った言葉

さて、それでは本題に。下記、緑(太字)の部分が岸見先生のお言葉です。それぞれ名言の下に、僕の所感とも言うべき補足説明を加えさせていただきました。

【以下、第二回語る会より】
■「これさえ上手くいけば・・・」と考えている人は『 今、ここ 』を逃している 

おられませんか?「ダイエットに成功したら好きな人に告白しよう!」「もしも自分に権限を与えてくれたら、あの人なんかより、もっと素晴らしい成果を上げることができるのに」「占いで良い暗示がでたら、やってみよう」etc.

「もしもこういう結果が出たら△△する」または
「もしもこうだったら(仮定)なら、△△なのに!」という人!

「これさえ上手くいけば・・・」「目標達成できれば・・・」と考えている人は、現在の自分を否定していることになり、それが上手くいくまでは幸福感を感じられなくなってしまいます。条件をつけなくても、行動は今すぐにでもできます。幸せにもなれます。そういうことなのだと思います。※前述の堀江氏もよく「今を生きろ」と仰っています。

仮定の考え方「もしも〇〇なら△△なのに・・・」については、『嫌われる勇気』の中で哲人が青年に教えている場面がありましたね。

「もしも何々だったら」と可能性の中に生きているうちは、変わることなどできません。

-『嫌われる勇気』より引用    岸見一郎/古賀史健(著)  ダイヤモンド社(出版) –

■承認欲求を得ようとしている人の目的(狙い)に乗せられない

『「会社を辞めたい」とよく口にする同僚がいる』という相談の中で、岸見先生がお答えになった回答です。その「会社を辞めたい」と言っている方は、「気にしてもらいたい」「同情を得たい」という目的(承認欲求)で、そのような言葉を発していると推測されるので、そこは『課題の分離』の考え方で、「そのように考えておられるのですね」程度に流し、介入しないほうがよいのでは、と仰られていました。

【以下、第一回語る会より】

さて、最後に第一回語る会からの名言より。

他者の関心事に関心を持つ

『幸せになる勇気』でも説かれていましたね。

これはあらゆる対人関係で求められる、尊敬の具体的な第一歩です。

他者の目で見て、他所の耳で聞き、他者の心で感じること

『幸せになる勇気』でも、語る会でも、『子供の興味に関心を持つこと』が例として挙げられていますが、「子供に限らず、相手の関心事に関心を持つことが対人関係を円滑化させるためには重要」と仰っておられました。

あなたも誰かの破線を満たしている

第一回語る会で最も僕の印象に残った言葉です。これほど貢献感が満たされる言葉は無いように思いました。

あなたは誰かに、あなたの破線を満たしてもらっている。

あなたは、誰かの破線を満たしている。

こうしてこの世界はつながっているのですね。

あなたのお話は何度聞いても楽しい

以前当ブログで取り上げた名言です。

『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました3 ~いまここを真剣に生きる~

この言葉を聞く前も、聞いた後も、何度もこういう場面に遭遇しました。「その話何回も聞いた~!」と思ったり、言われたり。僕はこの岸見先生のお話を聞いて以来、「その話、何回も聞いたよ・・・ 🙁 」と思っても、「もっと聞かせてください」と言える(思える)ようになりました。おかげさまで好感を得られることが多くなったと感じています。

ホリエモンが「絶対読む」といった岸見先生の新著が下記です。

こちらもかなり売れているようです。

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

 

 

『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました 6 ~「過去など存在しない」~

今回は『岸見一郎先生と語る会』レポートの続きです。『語る会』から、『特に印象に残った言葉』を、名言集的に集めてみました。

※注)岸見先生のお言葉については、一字一句正確というわけではありません(私の記憶に基づき、可能な限り正確に再現したつもりではあります)。

『岸見先生と語る会』で特に印象に残った言葉

下記、緑(太字)の部分が岸見先生のお言葉です。それぞれ名言の下に、僕の所感とも言うべき補足説明を加えさせていただきました(間違った認識があれば、ご指摘ください💦💦 どなたからでも受け付けます)。

【以下、第二回語る会より】
■人間関係において、過去はなかったものにしてみる

こちら、岸見先生の最新著書『幸せになる勇気』でも、同義の発言がされているのですが、僕にとっては、哲人が青年にこの言葉を放った場面が、最も衝撃的で、強く印象に残るシーンとなりました(下記参照)。

我々の世界には、本当の意味での「過去」など存在しません。

取り戻すことのできないものではなく、純粋に「存在していない」のです。

-『幸せになる勇気』より引用    岸見一郎/古賀史健(著)  ダイヤモンド社(出版) –

『 語る会 』でも、「人間関係における過去の嫌なことは ”無かったもの” にすれば、関係は好転するのではないか」といった内容のことを仰っておられたと記憶しています。

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

■同じ行為でも適切な面に注目する

例えば、学校や仕事などの場面。遅刻したり、休みがちだったりした人が、出勤(登校)してきたとします。通常であれば、「なぜ遅れた(休んだ)のか」や「今後遅れないようにするには?」など、悪い面に着目し、追求してしまいますよね。

そこを岸見先生は「よく来ましたね」と声をかけるなど、まずはその人の取った行動の、適切な面に注目してみてはどうかと仰っておられました。

■教師に「なぜ叱ってくれないの?」という生徒は、自分で決めることが出来ない子供。『自立とは ほど遠い』生徒に育ててしまったということ

※『自立とはほど遠い生徒に育ててしまった』のは、『質問者さんが』、というより、『それまでの学校教育や親が』というニュアンスに僕は受け取りました。

こちらは実際に学校の先生(教員)をされている方が、岸見先生に質問をされた時の岸見先生の回答です。質問者さんは、アドラー心理学で説かれている「叱ってはいけない、ほめてもいけない」という内容を実践する中で、生徒から「なぜ叱ってくれないの?」という言葉を浴びせられ、どうしたらいいかわからなくなり『語る会』で質問されたとのことでした。

本件については、『幸せになる勇気』で、より詳細に説明されています(下記参照)。

生徒たちと言葉でコミュニケーションすることを煩わしく感じ、手っ取り早く屈服させようとして、叱っている。

ほめることは、”能力のある人が、能力のない人に下す評価” であり、その目的は ”操作” である。

-『幸せになる勇気』より引用    岸見一郎/古賀史健(著)  ダイヤモンド社(出版) –

叱ったり、ほめたりする裏には、対等の(横の)関係が気づけていない、相手を見下した気持ちがあるからだということなのでしょう。

■鳥が空を飛ぶために必要な空気抵抗

鳥は、空を飛ぶときに一定の抵抗を必要とするそうです。我々も高く飛躍するためには一定の抵抗(我慢や辛いこと)が必須なのかもしれません。

■無能な上司は支戦場で闘う

いますよね。部下に威張り散らしたり、嫌がらせをしたり、また過去の実績を自慢するくせに、いざという時、自分は責任を取らない上司。こういう人達は、優越コンプレックスにさいなまれている(あたかも自分が優れているように振る舞ったり、見せかけたりする)人なので、負けるかもしれない本戦場では勝負せず、そこから離れたところで周りをつぶそうとする傾向があるのだそうです。相手にしないことです。『嫌われる勇気』では、下記のように説明されていました。

あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸るのです。

もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからにすぎません。

-『嫌われる勇気』より引用    岸見一郎/古賀史健(著)  ダイヤモンド社(出版) –

2回の『 語る会 』だけでも名言が多く、今回の記事では書ききれなかったため、残りについては次回の記事で紹介させていただきます。次回も当記事同様(もしくはそれ以上)の、すばらしい名言を紹介させていただけると思います。

次回予告:『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました 6   ~「あなたも誰かの破線を満たしている」~

 

  

東日本大震災から5年 2 ~人道支援する人のことを偽善者と呼ぶな!~

本日はTOEICの試験でした。以前「近日中にTOEICで850点を取る!」と豪語してしまっているので、そろそろ700点オーバーはしておきたいところです。※ちなみに前回(2月)はTOEIC660点、英検準一級は不合格Bでした。

『飛躍の前の静けさ』だと、自分ではそれほどへこんではいないのですが、特筆すべき結果でもないので、本日まで公表していませんでした。ただ、このままだと『粉飾決算報告』みたくなるので、本日発表することに 😥 。※下記ご参照ください。面白くないグラフですね。

201603TOEIC

さて、それでは本題に。

被災地支援は偽善か!?

当ブログでは以前より取り上げているテーマです。

かつてより、これだけは断言しています。

誰かが喜ぶのであれば、そして誰かが救われるのであれば、偽善でもなんでも、しないよりはした方がいい。

著名人が行っている被災地支援について、2、3紹介させてください。

まずは、当ブログに度々登場する『永江一石』さん

永江氏支援

永江氏の売り上げの5%といったら相当な額になると推測されます。それに額に関わらず、誰にとっても収入の5%を寄付するということは大変なことだと思います。

次に『ロンブー淳』さんと『カンニング竹山』さん。当ブログの過去のエントリーをご覧ください。

【ヒーローニュース】ロンブー淳さんの活動2 ~「偽善と言われようとも・・・」東日本大震災直後に淳さんが取った行動とは~

【ヒーローニュース】『心優しき応援団』被災地支援を続けるカンニング竹山さん

少し話はそれますが、先日、薬物疑惑で逮捕された清原容疑者が、芸能界の大物司会者も『ヤク中だ』と語ったとされる記事を受け、ネット上にはさまざまな有名人の名前が憶測で飛び交い、ロンブーの淳さんもその中に名前がありました。

こういう噂って怖いですよね。淳さんに憧れをいだいていた僕でさえ「火のないところに煙は立たない?」と少し疑ってしまったのですから。

その後下記のようなコメントをされていたので安心しました。

ロンブー淳否定

他人の噂など信じてはいけないとはわかっているのですが、本人ともお会いできない場合、どうしても噂話が気になってしまい・・・。

僕もまだまだですね。

人道支援する人のことを偽善者と呼ぶな!

さて、最後になりますが、タイトルについて。

前述の記事で淳さんも、「偽善者と呼ばれる」ということを気にされているのがわかります。もしかすると、我々が想像する以上に人道支援や募金をする人に対する風当たりは強いのかもしれません。

実際2016年の3/11にも、茂木健一郎氏のブログで下記のような記事を見つけました。

脳なんでも相談室。東日本大震災から5年ですが、Twitterのトレンドに「偽善者」という言葉がありました。

茂木氏は、その性格からか、影響力の大きさに配慮してか、すごく寛大な発言をされています。しかし僕は、人道支援や募金をする人達のことを『偽善者』と呼ぶ『こころ無い人達』に怒りを覚えました。

そこで投稿したのが下記ツイート。

mytweet偽善

人道支援や募金をしない人のことを悪く言うつもりはありません。しかし支援や募金する人のことを、わざわざ悪く言う理由が僕にはわかりません。もしも支援者や募金者に偽善的意図があったとして、それがいったい何だっていうのでしょう。それによって救われたり、よろこんでくれたりする人がいるなら、それでいいじゃないですか。

僕も台湾台風被害や震災募金、献血なんかを積極的におこなっています。偽善的意図もあります。それでも、喜んでくれる人がいるなら、よろこんで支援します。

政界と東北のサンタから、2つのクリスマスプレゼントが届きました。~分身ふなっしー募金とツイッターというトナカイに乗って~

下記は多くの要望によって復刻版が発売された茂木健一郎氏伝説の(?)名著

生きて死ぬ私 (ちくま文庫)

 

  

東日本大震災から5年 1 ~私が出会った人は、誰一人地震で死なせない~

本日は3月11日。5年前に東日本大震災が起こった日です。恐らく皆さん、その時何をしていたかよく覚えておられるのではないでしょうか。

5年前の3月11日、あなたはどこにいましたか?

僕は会社から薦められたビジネスセミナーに参加中でした。大阪梅田にある、30階建てビルの17階にいました。

プレゼンテーションだったか、コミュニケーションだったかのセミナーで、講師に質問を受けた参加者が、こう答えました。

「自信・・・ですか!?」

その答えを聞き「少々的外れな回答だな・・・」と思った瞬間、軽いめまいに襲われました。

あれ?めまいじゃないぞ。「やっぱ床、揺れてるよな?」

そうです、先ほどの参加者の答えは

「自信ですか!?」ではなく「地震ですか!?」だったのです!

※実際のエピソードです。多くの被害者が出た地震を、面白おかしく伝えようとしているものではない旨、ご理解ください。

最近の建物は、耐震設計で衝撃をいなすため、大きく揺れるように設計されています。ゆっくりと左右に振り子のように揺れたのをはっきりと記憶しています。参加者全員床に伏せました。恐怖でした。

随分長い時間揺れていたように思いましたが、実際は1~2分だったでしょうか。揺れが収まったので、セミナーを中止して、建物の外へ。エレベーターは止まったのか止めたのかわかりませんが、使用できず階段で17階から1階まで降りることになりました。

階段の所々、ヒビが入って粉が床に散らばっていました。それほどの衝撃だったのです。震源地がどこなのか、被害はどれほどなのか、全く情報が入ってこない状態でした。阪神淡路大震災を思い出しました。自分たちのいた場所が震度3ぐらいだったので、「周りもそのぐらいだろう」と思っていたら、近くの神戸があのような大惨事になっていたことが脳裏をよぎりました。

外に出てすぐ、会社と実家に電話を入れました。会社は「すごく揺れて外に避難はしたけど、被害はそれほどない」、実家は「すこし揺れた」という程度だったようです。

「そうか・・・高いビルだからすごく揺れたけど、地面レベルでは大したことなかったんだな・・・」と思ったのもつかの間、今度は東北が大変なことになっていたと知りました。

これだけ科学が進歩しても、我々は天変地異の前には無力です。阪神淡路大震災以来トラウマになったのか、少しの揺れでも恐怖を覚えるようになりました。

私が出会った人は、誰一人地震で死なせない

僕は地震のことを考えるとき、以前TV番組『情熱大陸』で初めて知った地震学者の『大木聖子さん』を思い出します。

その美貌もさることながら、地震に対し無力な我々に勇気を与えてくれる意思の強さがとても印象的なかたでした。

私が出会った人は、誰一人地震で死なせ ない

※上記は僕の記憶に基づく大木さんの発言です。

この言葉に、信念の強さと、頼もしさを感じました。

このかたなら、多くの日本人を地震の被害から救ってくれる!

そう思わせられるほどでした。

いつ来るかわからない、もしかしたら来ないかもしれない天災ですが、出来る限りの準備をすることで多くの命や資産を守れると思います。(大木さんも確か、そう言っていたと思います)。

僕もタンスをねじ止めしたり、防災グッズを購入したり、もしもの時に備えるようにしています。皆さんも面倒がらず、最低限の備えはしておきましょうね。

少し残念なのは、最近大木さんの活動や活躍があまり聞かれなくなったことでしょうか。(情熱大陸)放送の数日前に配置換えがあったとききましたが、それが原因でしょうか。それとも、ご結婚されたからでしょうか。サイトもツイッターも、たまにしか更新されていないようです。

大木聖子のウェブサイトへようこそ

僕が母の日に送ったプレゼント

『情熱大陸』で、大木さんが『常備していてほしい防災グッズ』として『笛』を挙げられていたのが印象に残っています。がれきに埋もれたり遠くの人に助けを求めたりする際、人間の声では届きにくく、すぐに力を失うからだそうです。

そのことを知り、僕は、数年前の母の日に、プレゼントとして下記の笛を送りました。人間の耳に聞こえやすい2種類の音を同時に発生させるのだそうです。この笛が活躍するような事態にはならないことを願っていますが、母はとりあえずこの笛を持ってくれているようです。

コクヨ 防災用救助笛 防災の達人 ツインウェーブ オレンジ DRK-WS1YR

次回予告:著名人たちが行った東北支援、寄付などについて紹介

有名人が東日本大震災の後、東北に行った支援や寄付を数点紹介させていただきます。有名人ではないですが、僕が行った支援の内容も紹介させてください。

※『岸見先生と語る会』の続きをお伝えする予定でしたが、本日3.11ということで、予定を変更して本記事を投稿させていただきました。

 

 

『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました5 ~なぜ岸見先生のお話は多くの人を惹き付けるのか、その謎に迫ってみた~

もはや当ブログでシリーズ化していると言っても過言ではない『岸見一郎先生の講演会レポート』第5段。今回の講演は、大好評に応え2回目となる『岸見先生と語る会(※)』でした。※オール質疑応答の講演会

なぜ岸見先生のお話は多くの人の興味を惹くのか

『語る会』を含め、僕が岸見先生の講演会に参加させていただくのは今回で5度目となります。そろそろ「岸見先生のトークは、なぜ魅力的なのか」その秘訣を突き止めなければいけないという使命感に駆られ、注意深く観察しました。

その答えは・・・。意外とすぐにわかりました。笑

全ての質問に対し、必ず裏話を添えて回答されておられる・・・

直接的な回答だけでなく、必ず『先生の経験談』か、『知人のエピソード』か、『哲学者の発言』か、『自著からの引用』か、何らかの話が例として挙げられているのです。哲学的な回答に加え、身近な人等の実話を添えることで、お話に臨場感と信憑性を与えておられるのですね。それが興味をそそられる要因だとわかりました。

一人あたりの質問への回答所要時間は、約10分~20分。2時間の講演会中、今回の質問&回答は(僕を含め)全部で9人(だったと記憶しています)。※この日の参加者は40~50名

この日、僕が行った質問

さて、それではこの日僕は一体、どんな質問をしたのでしょうか。

今回の『語る会』では、『人間関係(家族、会社)』、『教育(子供や生徒)』、そして『貢献感』について多く語られていました。

アドラー心理学では『貢献感が得られれば、幸福感を得られる』という間違った認識をしていた僕は、それならば「貢献感が大きければ大きいほど幸福感も大きくなるのか(比例するのか)」という質問をさせていただくつもりでした。

アドラー心理学では、貢献感が得られれば、幸せになれると説かれていますが・・・」と話し始めたところ・・・。

どうも先生の反応がおかしい。

あれ?違ったかな?と思っていると、やはり先生から

「そうなんですか?知らないです 😎 」

というお答えが!

この瞬間、僕の頭の中は真っ白に・・・。

しかし、せっかく満を持して行った質問だったため、「何とか立て直さなければ!」と頭の中をフル回転させました!!

それでは、『幸福感を得ることを目的に貢献感を得ようとすること』は間違った行為でしょうか?」と質問。

先生はゆっくりと、しかし一言一言確認するように下記のような回答をされました。

「幸せになることを人生の目標にすることは誰にとっても自然なことです。ですが幸せになるために貢献感を得ようとすることは何か違う気がします。」

※本記事内、岸見一郎氏のコメント・裏話の部分はすべて、僕の記憶を元に再現したものです。

この言葉を聞いた時、先ほど先生が話されていたお話(ご自身の体験談)を思い出しました。

岸見一郎氏が貢献感を感じた瞬間とは!?

以前先生が、大病をわずらって長期入院されていた時のこと。もちろん幸福感も貢献感も感じることができず、それどころか服用していた睡眠薬を飲むと「明日はこのまま目覚めないかもしれないと思った」というほど病んでいたそうです。

それがある時、一人のナースから人生相談を受けたことがきっかけで、非番のナースから次々と相談を受けるようになったというのです(病院内で「先生の話は面白い」という口コミが広がったのでしょうね)。先生は病気であったにも関わらず。

その時突然「こんな自分でも役にたてることがあるんだ!」と貢献感を感じるようになったそうです。今では、「幸せな時間だった」と感じているとも。そして、こう仰ったのです。

「『貢献感は突然訪れる』といったイメージでしょうか。」

僕はそれまで、『貢献感とは、自ら求めつかみ取らなければいけないもの』と思っていましたので、目から鱗でした。

『今ここを真剣に生きていれば、貢献感はいつかやって来る』ものだったんですね。

このように体験談などがふんだんに盛り込まれているから、先生の話には説得力があるんだなと確信を得た瞬間でした。

今回の講演会では、参加者全員に、『岸見一郎プレミアムしおり(※)』がサプライズ・プレゼントとして用意されていました。※この名称は僕が当ブログ用に勝手に作ったものですw

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※岸見一郎プレミアムしおり

 

次回予告:『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました6    ~「これさえ上手くいけば」と考えている人は「今ここ」を逃している~

今回の講演でも、書ききれないぐらいの『印象的なエピソード』や、『名言』が飛び出しました。そこで、今回は持ち越しで、次回それらの名言や裏話についてご紹介させていただこうと考えています。

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

※ちなみに評判の良かった過去のエントリーが下記。岸見先生にもご確認いただき・Facebook経由でコメントまで頂きました。
『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました!2

そしてその続きが下記。こちらは当時、最もアクセスを集めた記事です。
『嫌われる勇気』の著者、岸見先生の講演会に参加してきました3 ~いまここを真剣に生きる~

※お詫び:本投稿内容に掲載されている内容は、あくまで当サイトオーナーが、講演会で感じ取った所感、認識、記憶に基づき構成されたものとなります。岸見一郎氏の発言と一字一句同じというわけではなく、また発言の意図とも必ずしも一致するものではないかもしれない旨、ご了承ください。

 

  

【自慢】いいことした話 ~京都の人は、うらおもてがあって冷たいってホント?~

またも『いいことした自慢』です。

いいことした話

昨日は就活の面接で京都に行っていました。いい感じの面接を終え、大阪に戻ろうと京都駅の改札あたりまで来た時、事件(そんな、たいそうなものではないけどw)が起こりました。

前を歩いていた初老の紳士が定期入れを出した時、何やら四角い紙を落とすのが目に入ったのです。その紳士は、落としたことに気づかず改札を抜けホームへと向かっていきました。僕が、その落としたものに近づいて確認してみると。

特急券でした。

苫米地氏の著書『即断即決「脳」のつくり方』を読んで以来、行動に瞬発力が出てきた僕は、すぐさまその券を拾おうとしたのですがが・・・。

ここからがいつもと違うパターンで。

その券を拾おうと、僕を含め、なんと3人の人が一緒に手を出していたのです。

中学生くらいの女の子と40代くらいの女の人と僕。

結局女性二人が遠慮して手を引っ込めたので僕が拾い上げ、ダッシュで持ち主の紳士のもとへ。何度もお礼を言っていただけました。

なんかすごく得した気分。(同時に拾おうとしていた女性2人、おいしいところを持って行ってしまいスミマセン!)

実は大阪に住んでいるとたまに、「京都の人は本音と建て前を使い分ける、うらおもてのある人が多い」という噂を耳にすることがあります。

しかし昨日は(たまたまなのかもしれませんが)、落とし物に対して瞬時に3人もの人が拾って持ち主に返してあげようとしていました。大阪でもなかなか見かけない光景です。

京都の人「あったかいんだから~」とクマムシの局が頭の中を流れました。

これっていいこと?悪いこと?

で、今日はもう一つ『いいこと』にまつわるお話を。

大阪地下鉄には1日乗り放題(平日800円、土日600円)のチケットがあります。

このチケット、大阪旅行や、その日、色々な駅で乗り降りする予定がある人にとってはすごく有用です。僕は地下鉄の終点(発車)駅からいつも乗り降りするため、夕方や夜から電車に乗ろうと切符を買おうとしていると、時々この1日券を使い終わって必要なくなった方が「よかったら使ってください」と声をかけてくれる親切な方がいらっしゃいます。皆さんの中にも、そういった経験をされたかたがいらっしゃるのではないでしょうか?

僕も実際使い終わって駅の改札を出た時に、切符を買おうとしている人を見かけると、「あげようかな?」と思うことがあります。

しかし、ちょっと待てよ・・・。

これって大阪地下鉄で働いている人の立場に立ってみるとどうなんやろう?本来売り上げになるはずのチケット代を、乗り放題チケットの受け渡しが行われることで無くなっているわけですよね。もちろん転売などすることと比較すると、そこには親切心しかないので、本来は『いいこと』でしかないのですが。

僕はいつも上記のことが頭をよぎるため、この1日乗り放題のチケットについては、あげたりもらったりはしないようにしています。※でも「使ってください」という親切心をくじきたくないので、一旦もらったふりをして、使わないようにだけしています。

これって、考えすぎでしょうか?皆さんはどう思われます?

下記は記事内で一瞬だけ言及した著書『即断即決「脳」の作り方』です。これのおかげで僕は幾分か決断が早くなりました。就職については、内定いただいた会社があるにも関わらず、事情があって未だ決めかねていますが・・・。

あなたの収入が必ず増える!!即断即決「脳」のつくり方

 

 

【書評】『エッセンシャル思考』~スティーブ・ジョブズからの依頼、あなたなら断れますか?~

書評タイトル:選べない、捨てられない人に贈る最高の1冊

著書:エッセンシャル思考
著者:グレッグ・マキューン (著), 高橋 璃子  (翻訳)
出版:かんき出版

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考って、どんな考え方!?

エッセンシャル思考とは、「余計なことは極限まで切り捨て、本当にやるべきことに注力することで、目標達成や成果につながる可能性を高める」という思考術です。

これだけ聞くと当たり前のことのように思えますよね。

僕も冒頭を読み始めた時は「失敗した!なんでこんな当たり前のことを書いている本の評価がこんなに高いんや!?」と思いました。が、読み進めるうちにすぐ、高評価の理由がわかりました。

書籍には、スティーブ・ジョブズやウォーレン・バフェット、ピータードラッカーやスティーブン・コーヴィーなどの『エッセンシャル思考』に基づくエピソードが紹介されているため、高い説得力があり、興味も尽きることなく読み進めることができるのです。

下記に印象的な一文を引用させてもらいました。

ー下記《    》内、文中より抜粋・引用ー

《有名なグラフィックデザイナーのポール・ランドはスティーブジョブズの依頼にノーを言ったことがある。<中略> ジョブズは、ランドに連絡をとり、「いくつか候補を出してほしい」と依頼した。けれどもランドは、いくつも候補など出さない、とジョブズに告げた。「仕事はしますよ。それで気に入らなければ、使わなくてもかまいません。候補がいくつもほしいなら、ほかを当たればいい。私は、自分の知るかぎり最高の答えをひとつだけ出します。使うかどうかの判断は、そちらでしてください」》

すごいプライドの高さですよね。『自分が信じるベストこそが、その時考えうる最善の方法』だと確信をもっていなければ言えないセリフです。結果、ジョブズはランドのことを「最もプロフェッショナルな人間だ」と敬意を表したそうです。

《目先の好印象と引き換えに、長期的な敬意を手に入れたのだ》

ー上記《    》内、文中より抜粋・引用ー

エッセンシャル思考は、生活のあらゆるシーンで活躍する

その他同著では、『人付き合い』『会社の人事』『株式投資』などの場面においても『エッセンシャル思考』を活用すべきと提言しています。

下記に2、3例を挙げてみました。

『株式投資』なら「これは絶対買い!」と思ったものしか買わない。

『人事』なら「絶対この人に入社してほしい!」という人しか採用しない。

「もしかしたら、これから株価が上がるかも」や「現時点では一番マシな株だから買っておこう」というような曖昧な理由で株を買ってはいけないと述べられています。

人と会う時や、人事で誰かを採用する場合などもそうです。「気は乗らないが、付き合いで会っておこう」「誰一人パッとしないが、一番マシな人を採用しておこう」などは、してはいけないというのです。

その裏で、どれほどの『出来ていたはずのこと』が無になっているか考えないといけないということが説かれています。『トレードオフ』の考え方というのだそうです。

《何かを選ぶことは何かを捨てること》

ー上記《  》内、目次より引用ー

文章(ブログ含む)を書く人にも最適

さらに同著には、文章を要約するコツも紹介されています。簡潔にまとめるのが超苦手な僕には最適の指南本となりそうです。

本著、ロジカルシンキング(論理的思考)関連の本を検索中に見つけたのですが、普段、あれこれと手を出しすぎて、どれも中途半端になってしまっている僕にとって、めちゃめちゃ響く1冊となりました。

読了後、僕は今学んでいることの半分程度を一旦休止することにしました。継続して学習する(選んだ)ものに、これまで以上に注力するためです。

『エッセンシャル思考』は究極の論理的思考なのかもしれません。

 

 

あなたにとって友人とは ~持つべきものは友?得にならない友人はいらない?~

前回記事でもお話ししましたが、そろそろ最低限の安定収入が必要になってきたこともあり、よさげな会社があれば、仕事を探すことにしました。

登録していたネット就活支援サイトの求人欄を見ていたところ、要資格欄に『要・運転免許』『英語話せる方優遇』という仕事がありました。普通免許を持ち、TOEIC770点を取得している僕は「向いているかな」と思い早速応募。面接の日程もすぐ決まりました。

しかしここで問題が発生。

面接の注意事項欄に『当日簡単な運転実地テストを行いますので、免許持参下さい』と記載があったのです。

こっ、これは!

もちろん免許は持っています。6年前まではマニュアル車かAT車どちらかを毎日のように運転していました。仕事や通勤で使っていたこともあります。その際、特に事故や大きな違反も起こしていません。ただ・・・

ここ5~6年、1度もハンドルを握っていないのです。

困りました。以前保有していた車を売って以来一度も運転をしていないので、感覚を忘れかけています。教習所の『ペーパードライバー講習』なるものを調べると『1時間6千円も7千円もする』んです。僕の場合は、ちょっと感覚さえ取り戻せば大丈夫なはずなので、6千円も7千円も出すのはちょっともったいないし・・・

そう考えていると妙案が思い浮かびました。

友達か、知人の車でちょっとだけ練習させてもらえないだろうか・・・と。

面接の日程が迫っているので、近所で、普段からよく会っていて、車を持っている人。

いました!一人近所に住む親友(と僕は思っている)が!

しかし、同時に自分の恥ずかしい過去を思い出しました。僕がその親友にとった失礼な態度やケチクサイ態度の数々が・・・。「本を貸してほしい」と頼まれた時は「自分も使うから」と断ったり、一緒に飲んでいる時でも「今日は他に行きたいところがあるから途中で帰るわ」などなど。

それでも思い切って頼んでみました。「ペーパードライバー講習行かずに済んだ分、おごるし練習させてくれへん?」と。

それぐらいならいいで」「割り勘でいいから、めし行こうや!」と言ってくれました。

持つべきものは友達です。と同時に僕は過去の自分の人間の小ささを恥じました。

これからは自分本位な生き方でなく、まず他人の立場にたって物事を考えられる人間になろうと思います。

さて、上記エピソードと同じ時期、別の友人とも飲み会で会う機会がありました。この友人とも付き合いは長いのですが、ことあるごとに考え方の違いでぶつかります。ただ、少なくとも僕は彼のことが「我慢できないくらい嫌い」というわけではありません。いや、むしろ普通に会ったりLINEしているときは好きな友達です。それが飲んだときや人生観などを語ったりしだすと、お互いあまりの見解というか考え方の違いに驚くことがあるのです。

二人だけの問題ならいいのですが、他にも友人や知人がいると周りにも迷惑をかけてしまいます。

コーチングマインド的に言うと、(自分の意見はさておき)その友人の意見を聞いてあげて「あなたはそう思うんですね(私の意見は、また別ですが)」と受け流さなければいけないところなのでしょう。しかし、あまりにも合わない見解を、しかも「自分が正しく、お前の考えは間違っている!」という勢いで話されると、人間が出来ていない僕は、いつも途中で我慢できなくなり「いやいや、それは違うやろ!」と反論してしまうのです。まだまだプロコーチにはなれませんねw

さて、本題に戻りますが、こういう友人との付き合いはどうするべきなのでしょうか。なるべく会わないようにした方がいいのでしょうか。それとも同じ人間などいないということを受け入れ友人関係を続けるべきなのでしょうか。

そういえば先日読んだ著書にすごく良書だと感じたものがありました。エッセンシャル思考を提唱した著書で「人生にとって本当に必要なものだけを選択する。あとは捨てる」といった考え方が有名人の成功例と共に紹介されており、非常に説得力がありました。所有物も、職業も、タスクも、そして人付き合いも、「本当に必要か?」と自問自答し、「YES」のものだけを選択するという思考法なのです。

この考え方であれば、意見が合わない、自分にとってためにならない友人は切り捨てる、もしくは自分からは積極的に会うことはしない、という選択肢を取ることになります。

相反するような二つのエピソード。皆さんは人付き合いをする際、何か基準のようなもの、設けられていますか?

僕は普段友人と会う時は損得勘定ではなく、『(自分が)楽しめるか、楽しめないか』そして『(相手を)楽しませられるか、楽しませられそうにないか』で決めるようにしています。友達を切る、切らないではなく、その都度「今回は楽しめるかな?」「自分の、そして相手の精神状態はどうだろう」「せっかく自分にあってくれる相手を楽しませることはできるかな」などで判断するようにしています。※「僕なら絶対に相手を楽しませることが出来る!」というエフィカシーの高さはまだ身に付いていません(><)

下記記事中でも紹介した『エッセンシャル思考』です。何気にここ最近読んだ中で一番おすすめかもしれません。あれもこれも手を出し何一つ結果につながらない人、頼まれると断れない人、いらないものでも捨てられない人、など八方美人タイプの(上手くいっていない)人にぜひ読んでもらいたい一冊です。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

  

ヒッシ・ジェーピー