「45歳からの人生観」カテゴリーアーカイブ

【祝・3000本安打】イチローに記録を抜かれた時のピート・ローズがカッコ悪すぎたという件

先ほど遂にイチロー選手がメジャー通算3000本安打を達成しました!

以前ヤンキースタジアムでイチロー選手のプレーを生で見たことがある

ということだけでも自慢にできてしまうんですから、その偉大さは改めて説明するまでもありません。

ところでこの『メジャー通算3000本安打』の前にも、イチロー選手は別の大記録を達成しています。

そう、イチロー選手が日米通算安打記録を4,257本とし、ピートローズ氏のもつ ”世界記録” を更新したというニュースです。

イチロー選手の安打記録は世界記録なのか!?

ただこの記録が 『世界記録と言えるのかどうか』 という部分について、日米で物議を醸しました。

日本でもアメリカでも(特にアメリカ人の中には)、MLB(メジャー・リーグ・ベースボール) が世界の最高峰のプロ野球リーグで、日本や韓国のプロ野球などは認めようとしない人達が数多く存在します。

メジャーリーグの安打記録保持者 『 ピートローズ』氏 もその一人でした。

アメリカ・メジャーリーグ・ベースボールに比べてレベルの低い日本プロ野球の記録など、世界記録としてカウントしてはいけない」というのが氏の言い分のようです。

「彼らはイチローの高校時代のヒットまで合計しようとしているようだ」
「日本のプロ野球はメジャーのレベルにはない。タフィ―・ローズがいい例だ。日本で55本塁打したが、メジャーではさっぱりだった。」
-下記記事より抜粋-

ピート・ローズ氏 イチローとの比較に激怒「タフィーはメジャーではさっぱりだった」   -出展ZAK ZAK-

いやいやいやいや。

メジャーで大活躍してても日本でさっぱりな選手もめっちゃいてるし・・・。

日本と同等、もしくはそれ以上に活躍している日本人選手もいっぱいいているし(上原投手、黒田投手、青木選手等)。

イチロー選手などはすでに日本でのヒット数よりメジャーでのヒットの方が多いのです。

【イチロー選手の通算安打数】 ※2016年8月8日8時現在
・日本プロ野球での通算1278本安打
・メジャーリーグでの通算3000本安打

それにしてもピート・ローズ。カッコ悪いです。←ここはあえて呼び捨て。

皆さんはどう思われましたか!?(ピート・ローズ氏のことではなく、世界記録としてどうか、という意味で)

世界記録って、なに?

実は僕自身も『 世界記録 』という言い方には違和感を感じていました。

日本のプロ野球がメジャーリーグ・ベースボールより劣っているとは思いません。が、「同じものではない」というのは確かです。違うもの、違う場所で生まれた記録を同一の分母に加えるのはどうかと思うんです。

つまり、メジャーで生まれた記録も 『 世界記録 とは言えない』 と僕は考えています。

メジャーで生まれた記録はメジャーリーグ記録。日本のプロ野球で生まれた記録は日本プロ野球記録。韓国のプロ野球リーグで生まれた記録は『 韓国プロ野球記録 』。それでよくないでしょうか?

ただし・・・。

ピートローズ氏はカッコ悪すぎましたねw

ヒーローにはヒーローらしい言動を

氏は現役引退後、『世界記録保持者』として講演会やサイン会を開催することで収益を得ているそうです。それゆえ、イチロー選手に記録を塗り替えられ、『世界記録保持者でなくなる』ことを恐れたからこその言動だとも考えられます。

だとしても、伝説のプレーヤーが醜態をさらすほうが、『世界記録保持者』の肩書を失うことよりも、ダメージが大きいと思うのですが・・・。

ヒーローは、いつまでもヒーローのままでいてほしいものですよね。

日本で報道されているイチロー選手のインタビューは、全文からかなり割愛されたものが多いですが、全文を見るとイチロー選手の本音が垣間見えます。

イチロー選手は、プレイヤーとしてだけでなく、一人の人間としてもヒーローでいたいと考えているように思えます。

イチロー“ローズ超え”日米4257安打 会見全文「僕が持ってないはずない」 -出展 Full-Count-

実績と人格を兼ね備えてこそのヒーロー!?

今回はイチロー選手と同時代の日本プロ野球のヒーロー『松井秀喜』氏の著書を紹介して、本投稿を閉めたいと思います。

松井氏は、ヤンキース時代『Mrナイスガイ』として評されたほど、日米でその性格の良さを認められた人格者と言われています。

どんな時も浮足立ったりしない、おごり高ぶらない、他人を悪く言わない他人の立場で物事を考えられる、など素晴らしい人格の持ち主だときいていたため、僕も現役時代から尊敬していました。

どうすればあのような人格者になれるのか・・・。僕があれほどの才能を持っていたら、天空より舞い上がり、おごり高ぶった超嫌な奴になっていた気がします。

その秘密を知りたくて購入したのが下記の2冊でした。共にすごく勉強になる良書でした。

不動心 (新潮新書)

信念を貫く (新潮新書)

 

 

【ヒーローニュース】極楽とんぼ山本氏が10年ぶりに地上波に登場。~ヒール(悪役)の中にもヒーローがいたという話~

私事ですが、この2、3週間人生で初めてといっていいほどの忙しさを経験しました。殺人的スケジュールってやつです。

引っ越し・新たな出会い/仕事/生活がスタート

前回の投稿でお話ししましたが、理想的な仕事に就くことが出来、それにともない契約、引っ越しなど様々な用事や出来事が発生、すごく充実した日々を過ごしています。

どこにいても仕事が出来るようにとノートPCも購入。仕事で使うということもありセットアップやセキュリティ対策もじっくりと時間をかけておこないました。

さて、そんなこんなで充実した日々を送っていたのですが、その分、SNSのチェックは煩雑になり、投稿はほとんどなし、ブログの更新もできていませんでした。※ようやく落ち着いてきたので、そろそろまた投稿、更新を再開します!

久しぶりのヒーローニュースは意外なところから

そういったこともあり、TVを見る時間などももちろんなし。

ツイッターを見ていて、たまたま本日のタイトルでもある『極楽とんぼ山本氏が10年ぶりに地上波に登場』 というニュースを知り、急きょブログ記事を書いたというわけです。

なぜこのテーマを取り上げたかというと・・・。

僕は特に『極楽とんぼ』や山本氏のファンということはありません。ですが、山本氏が不祥事を起こし芸能界の表舞台を追われるようになって以来、その人望の厚さに強い関心を持たずにはいられなかったからです。

なぜこんなに人望が厚いの!?

コンビとしての人気絶頂帰に一人が芸能界の表舞台から去ることに・・・。残された加藤氏がそれまでのような人気を一人で維持し続けることは難しいだろうとささやかれていました。

しかし、加藤氏はそれら下馬評を見事に覆します。

個人で活動するようになってからというもの、キャスターや司会者など活動の幅を広げ、それまで以上に大活躍するようになりました。もはや『極楽とんぼ』の肩書など必要としない程に。いや、むしろ不祥事を起こした相方の存在がうっとうしく感じるのではないかと思われるほどでした。

しかし加藤氏は極楽とんぼを解散するどころか、自らの肩書『極楽とんぼ 加藤』から、”極楽とんぼ” というコンビ名を外すことはありませんでした。

同様に活躍を続ける後輩『ロンドンブーツ1号2号の田村氏』『ココリコ遠藤氏』なども、極楽とんぼ山本氏の復帰を呼びかけ続けていました。

この人望の厚さは一体どこから来ているのか。

普通、人々は芸能界に限らず、不祥事や問題を起こした人物との関わりを隠したがるものです。自分にとってのメリットなど何もないので、距離を置くようになります。それがこの山本氏に限っては、皆が復帰を待ち望んでいるようでした。

確かに不祥事を起こした人物をヒーロー扱いするのはどうかと思います。しかし山本氏の問題には少々不明な点もあるので、僕自身は、それほど山本氏を糾弾しようという気にはなれずにいました。(頼ってきた後輩をかばったことで逆恨みされハニートラップにかけられたとか、被害者とは同意の元での行為だったとか、被害者が未成年だとは知らなかった、とか色々な噂もありました。) ※本投稿は山本氏の復帰の是非や罪の重さを問うものではありませんので、この点については、ここで議論するつもりはありません。

(不祥事のことは別にして)、極楽とんぼの2人は『僕が目指すヒーロー』的な存在なのです。

友達を大事に思う、その男気

山本氏の人望の厚さもさることながら、その相方の加藤氏の男気の強さにも感銘を受けました。

以前どこかの番組で加藤氏は、『友達を裏切らない』だったか『友達を助ける』ということを座右の銘としていると語っていた記憶があります。普通、大人になって家庭を持ったりすると、『友達』の存在などあまり重視できないものですよね。

ですが加藤氏は、この座右の銘を見事に実行、証明して見せたのです。

2人の関係を見ていると「自分だったらどうだろう!?」ということを改めて考えさせられました。皆さんもよろしければ、自分自身に照らし合わせ下記のような場面を想像してみてください。

損得(そんとく)ぬきで愛されるその人格。これまさにヒーローの条件

もしも僕が今いる場所を追われることになったら、リスクを冒してでも、かばってくれる友人や知人はいるだろうか。

もしも僕が今いる場所を追われることになったら、リスクを冒してでも、復帰を呼びかけてくれる友人や知人はいるだろうか。

もしも僕の友人が、今いる場所を追われそうになったら、僕はリスクを冒しでも、その友人を守ろうとすることができるだろうか。

もしも僕の友人が、今いる場所を追われてしまったら、僕はリスクを冒しでも、その友人の復帰を呼びかけることができるだろうか。

復帰を呼びかける人も、復帰を切望される人も、ヒーローでヒロインだと思ったので、今回記事にさせていただきました。

結局なぜ山本氏がこれほどまでに愛されるのかは謎なままです(下記記事にもそのようなことが言及されています)が、とにかく僕もこのように愛される人間になるのが目標です。一方で加藤氏のような何歳になっても友達を大切にできる人物になるのも目標です!

加藤浩次 淳や遠藤ら『軍団山本』に感謝「損しかないのに…一枚岩でありがたい」      -出展:デイリーニュース-

 

 

2016年8月 サラリーマン時代の月収超えが確定! ~希望していた仕事に就けています~

~希望していた仕事に就けています~

昨年(2015年)8月に会社員を辞め、そこから現在まで、会社員としてではなく、独立した職業、もしくは本当にやりたい仕事にこだわり続けていました。

株式トレードを行ったり、個人貿易、せどり、アフィリエイトなど色々挑戦。数社から頂だいていた内定の話をお断りしたこともあります。

そうやってこだわり続け、1年後となる来月(8月)、ついに サラリーマン時代の月収を超えることが確定しました!

『なんのとりえもないオッサンがヒーローになれるかを検証しているブログ』 でこの報告ができるのは喜ばしい限りです。

2015年8月に作成したトップページはこちら

自分にできるとは考えてもいなかった仕事

しかも仕事内容がすばらしい。

なんのとりえもなく、しかもITとかダメダメやった自分が2016年7月現在、欧米の企業と直接契約して、まさかのwebリサーチ(解析・評価)とかしています。 ※契約書もマニュアルももちろん全て英語。給与ももちろん海外から振り込まれてきます。

英語力はもちろん、ITリテラシー(webの知識)、一般常識などが必要です。

仕事のパフォーマンスを高める=(イコール)プロフェッショナルに近づくこと

まさに理想としていた職種です。

堀江貴文氏(ホリエモン)の著書(『ゼロ』や『夢を叶える打出の小槌』)を読んで以来、「今後、情報弱者は色々な局面で損をすることになる」 「今後、情報強者になれば、やりたいことが出来るようになる」と考え、政治、ニュース、法律そしてITリテラシーを可能な限り高めてきた甲斐がありました。

実際リサーチの仕事で役に立ちまくりです!

※企業情報、機密情報等への抵触を避けるため、契約先企業、仕事内容の詳細については伏せさせていただきます。

夢が叶ったもう一つの仕事

しかも前述の仕事、短時間に結構稼げてしまうので、「空き時間に更に(英語やIT)リテラシーを高められるな・・・」と思い、「どうせなら独学で勉強するより、実践の場に飛びこもう」「 やりたかった仕事で、それが叶うのでは 』と考え仕事を探していると、幸運なことに『京都の大手ゲストハウス』がフロントスタッフとして使ってくれることになりました。

当ブログでも何度か紹介させていただいていますが、僕は30代の頃、3度ニューヨークにいたことがあります。世界中の旅行者や留学者、夢を叶えようと祖国を離れ渡米してきた夢追人・・・。エネルギッシュで刺激的な街でした。

当時お世話になったゲストハウス、ドミトリー、ユースホステルそしてインターナショナルスクール。いずれも刺激的なものばかりで、「こんな場所にずっと居られたら楽しそうだな」とぼんやりと考えていたことを思い出しました。

こちらのゲストハウス、まさにそのころの高揚感が蘇ってくるような雰囲気を醸し出しているんです。

見たところ、ゲストの8割9割が海外からのお客様で、英語ネイティブ率もかなり高そうです(日本含め、アジア圏からのゲストは2、3割程度でしょうか)。そのため、ここにいるとまさに海外に来ているような錯覚さえ起こします。

機会があればまたニューヨーク始め海外にしばらく滞在したいと思っていた自分にとって、こちらも理想的な職場といえそうです。

今後目指す仕事(プロフェッショナリズム)について

前述のように、仕事とプライベートの時間、双方を通じ、英語力はプロレベルに高めていくつもりです。

そしてリサーチの仕事で求められる『ITリテラシー』を同時に高めていき近い将来、名刺に

WEB RESEARCHER(ウェブ・リサーチャー)

の肩書を記載できるようになりたいと思います。

ゲストハウスの仕事については、ホスピタリティをプロレベルにまで高めて、以前から興味のあった有資格通訳案内士として、ファンが獲得できるまでになっていたいと考えています。※この考え方については、先日、コーチである西村慶子さんに導いていただきました。

また先日、永江一石さんのブログから、Instagramの効果的な活用方法を学びました。ファンや共通の趣味(興味)を持つ世界中の登録者とつながりが持てる方法です!(これが、やってみると面白い!)

近日中に京都、神戸などの名所画像を中心にした『関西観光名所アカウント』も立ち上げ、今後お世話になるゲストハウスと、自分の将来の潜在ファン(顧客)を掘り起こせたらと考えています。

本日の結論

全て、ここまで頑張ってきた僕自身の努力の賜物です。ラッキーもありましたが。

ただ、コーチング(西村コーチ)の効果が少なからず影響していることは否定できなくなってきています。

そのあたりについては近日公開予定の新シリーズ「コーチングで○○になれるか?」 で詳しくお話ししたいと思います。こうご期待!

※本音のところは、ここまで支えてくれた親族、友人、その他応援してくれていた人々のおかげ大きいと考えています。が、こう言うとちょっと大げさというか、『オリンピックで金メダルをとったり世界チャンピオンになった人のコメント』みたいなので、やめました 笑 まだ何も成し遂げていないし、今後もこの好調が続くとは限らないので。

 

 

成功願望の強い僕が、評価の高い成功哲学の本を2冊読んでみたら、真逆のことが書かれていた!

本日はタイトルの通り『成功願望の強い僕が、評価の高い成功哲学の本を2冊読んでみたら、真逆のことが書かれていた!』ということについてお話します。

成功法則は1つではない

もちろん数ある著作の中で『成功法則』も1つではありません。なので「真逆のことが書かれていることなど当たり前」という、あたりまえの見解をお持ちの面倒くさい方は、読まずにスルーしていただけたらと思います 笑

基本、僕は「成功法則は自分のオリジナルを模索すべき」と考えていますが、優良そうな著書があると積極的に読書し、取り入れるようにしています。千円前後で世界中の成功者や学者等、先人たちの思考や法則が学べるのですから安いものです。※高額のセミナーや怪しげな講演会には参加しませんよ。

その中で、同時期に読んだ『バックグラウンドが似ているにもかかわらず、結論が真逆』の2冊があったため、「ちょっと面白いかな」と思い報告させていただくことにしました。

  1. 成功が約束される選択の法則
  2. ツキの科学

どこが似ているのかというと、

  • 多くの成功者(時に失敗者)の経験を、科学的、客観的な目線で検証、紹介  ※本人の経験も含みますが「私の成功体験教えます!」的な著書ではありません。
  • 著者が外国人
  • アマゾンで高い評価
  • 成功法則・成功哲学がテーマ

それでは1つずつ見てみましょう。

まずはこちら。

成功が約束される選択の法則

成功が約束される選択の法則: 必ず結果が出る今を選ぶ5つの仕組み (一般書)

著者:ショーン・エイカー(Shawn Achor)
ハーバード大学博士号・ポジティブ心理学者の第一人者
ー上記プロフィール同著書より抜粋ー

カリフォルニア大学アーバイン校で神経科学を研究していたという父親から、子供時代に実験台にされたという話に始まり、数多くの学者や研究者の実験結果が紹介されています。

『ポジティブ才能』を身に付けることで、潜在能力を引き出したり、幸運を引き寄せたりするという一見ありがちな内容ですが、そのポジティブ才能取得の方法が逐一記されているのと、なぜポジティブ才能が人生を成功に導くのかという理由を、多くの実験結果などから解説しているところが興味深いといえます。

巷にあふれる「私は何でも前向きに考えて挑戦したから成功した!」という自己満足系自叙伝や、「ポジティブに考えていると天や宇宙や自然や神様が、良い方向に導いてくれる」というスピリチュアル系とは一線を画します。

-以下アマゾンでの評価-(2016年6月現在)
★星の数:5
レビュー数:5名

補足:少数名アマゾン以外で購入した方や、同著にしかレビューされていない方もいらっしゃいますが、概ね一般ユーザーによる評価の様です。

次がこちら。

ツキの科学

「ツキ」の科学 運をコントロールする技術

著者:マックス・ギュンター(Max Gunther)
英国生まれの作家、投資家。13歳で株式マーケットに参入し、財を成す。
ー上記プロフィール同著書より抜粋ー

『運』や『ツキ』といったものは、本当に存在するのか。
 『運』や『ツキ』はコントロールできるか。
『ツキのある人』に共通する点とは・・・

など興味深い内容が記載されています。数多くの世界レベルや歴史的に『ツイていた人』『ツイていなかった』人達の実例に迫り(時にインタビューを行い)、共通点などがなかったか検証、紹介しています。

『ツキ』をテーマにしているだけあって、カジノや株式市場にまつわるエピソードも数多く含まれています(もちろんビジネスも)。※トレーダーやギャンブル好きにとっては、すごく興味を引かれる内容かと思います。

そして後半導かれる1つの結論・・・成功者になるために忘れてはいけない、たった1つの思考とは

ネタばらしになりますが、前述の著書『成功が約束される選択の法則』とは真逆のことが書かれています。

どんなことでも常に悪い結果を想定しておくと、多少の挫折や不運にも対処できる。最悪の結果を回避することができる。ツイている人や成功者は漏れなく、この思考で物事に取り組んでいる』というのです。特にギャンブルや株の世界では有効な思考でしょうね。※本文言は僕の理解に基づいています。

常にポジティブ思考の人は、一時的な成功は勝ち得たとしても、想定外の不運が訪れると抵抗力がなく、いずれ足元をすくわれることになり長続きしないということのようです

-以下アマゾンでの評価-(2016年6月現在)
★星の数:4.5 ※着目すべきは9名全員が星4つか5つという高い評価を付けているところ。
レビュー数:9名
補足:アマゾン以外で購入した方が結構いらっしゃいますが、同著のみにレビューしている(ステマかも?と疑ってしまうような)方はいません。

本日の結論

僕自身は、『ツキの科学』のほうが信憑性があると感じました(特に株式トレードなど投資の場面で、この思考を取り入れています)。

ただしこの考え方は、上手くいっている時もそうでない時も『上手くいかなかった場合』を想定していないといけないことから、人生がつまらなくなる恐れがあります(ご注意!)。

上手くいっている時もそうでない時も『絶対上手くいく!』と思えることが出来たら、その方が人生幸せでしょう(皮肉ではなく!)。

どちらかの思考を実践されている方、もしくは同著を読み実践してみようと思われた方、ご意見や経験談を頂けると幸いです。

 

 

 

【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 19 ~『コーチングとは』それでもコーチングを続ける!?~第6目/連続6回)~

当ブログ読者に最も関心の高い『コーチング』について、そろそろ僕の見解を述べておきたく、全6回にわたる超大作を作成しました。本日(第6日目/最終日)です。

先日から数回に分けて、下記1~5のテーマについて、それぞれ私見を述べています。

  1. 僕がコーチングを学び初めた理由
  2. コーチングは情報商材やマルチ商法か
  3. コーチングは催眠術や宗教か
  4. コーチングに効果は期待できるのか
  5. コーチングとは

本日は最終章『5. コーチングとは 』について見ていきたいと思います。

コーチングとは!?

これまでの調査や体験で、『コーチング』について、おおよそのことがわかってきました。

■Wikipediaより抜粋・抽出・引用

コーチング    Wikipediaよりー

  • 特にアメリカで導入されてきたコミュニケーションスキルで、有名スポーツ選手や政治家などがコーチを雇い、それぞれの業界の専門技術ではなく、自己実現や目標達成を図るための技術として、積極的に取り入れている。近年日本にも浸透しつつある。
  • アメリカでは、一部の消費者に対してコーチングの詐欺的な商法が横行した。
  • 日本でも、近年コーチングに対するイメージの悪化から、ほぼ同じ内容のものを、別の名称で提供する事業者が現れている。

■サイトオーナーの実体験および見聞より

  • マルチ商法的な運営のスクール(団体)もあれば、そうでないところもある。
  • カウンセラー的なコーチもいれば、そうでないコーチもいる。
  • 教祖様的なコーチもいれば、そうでないコーチもいる。
  • 催眠術を取り入れている団体もあれば、そうでない団体もある。
  • 「あなたも稼げます!」と謳っているコーチ(講師)もいれば、口コミで評判が広まっているコーチ(講師)もいる。
では、僕自身はコーチングを続けるのか

はい、続けます。※ちょっとサブタイトルに反した結果ですみません 笑

ここまで読んでいただけると一目瞭然かと思いますが、要するに『コーチも講師もスクールも団体も多種多様』ということなんですね。

僕自身コーチングに対し、かなり疑心暗鬼になっていた時、利害関係のない第三者数名(※)からクチコミで、『ある1人のコーチの良い評判を立て続けに聞く』という経験をしました。僕は、現在そのコーチの元に通っています。※ステマやサクラではないと思いますw。

そもそも効果はあるのか」については、前回の記事でお話しした通りです。

【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 18 ~実体験や口コミから語る『コーチングの効果』~第5目/連続6回)~

要は使い方次第だということです。使い方次第で効果は間違いなく出ると思います(一般的に)。現に僕も、望んでいた仕事や契約が次々と舞い込んできています。TOEIC テスト(英語)や、コンピューター言語の知識も飛躍的に向上しています。

1つには、「(占いと同じように)思いこんでいるから」ということがあるかもしれません。

他方、

コーチングのスキルを取り入れた結果、理想的な環境・結果になるよう、努力を続られることが出来るから  ※進捗を気にかけてくれる人がいる、成功を共に喜んでくれる人がいる、と思うことの効果だけでも絶大です。

理想的な環境・結果になるよう常に必要な情報にアンテナを張っているから ※コーチング用語で『レセプターを立てる』『RAS』などといいます。

ということも大きな要因だと考えられます。

どうでしょう。上記のことだけでも『効果がある』と思えないでしょうか。

後は価格との兼ね合いだけですね。

結論

多種多様な名称や内容、価格のスクールやコーチ、団体、があります。出来る限り調査し、自分の目標や目的、理想を達成するのに適したコーチや団体を選択し、その目標達成の対価にふさわしい価格でコーチングを提供している人や団体から学ぶようにすれば、きっと対価に見合った効果が得られる、と僕は思っています(私見)。

最後にもうひとつ・・・。

基本さえマスターしてしまえば、コーチを雇わずとも、そのスキルやマインドを活かし、『自己実現や目標達成を図る』ことは出来ます。現在僕はコーチングのスキルを独自に応用した方法で目標達成を図っています。

 

  

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【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 18 ~実体験や口コミから語る『コーチングの効果』~第5目/連続6回)~

当ブログ読者に最も関心の高い『コーチング』について、そろそろ僕の見解を述べておきたく、全6回にわたる超大作を作成しました。本日第5日目です。

先日から数回に分けて、下記1~5のテーマについて、それぞれ私見を述べています。

  1. 僕がコーチングを学び初めた理由
  2. コーチングは情報商材やマルチ商法か
  3. コーチングは催眠術や宗教か
  4. コーチングに効果は期待できるのか
  5. コーチングとは

本日は『4. コーチングに効果は期待できるのか(自身やチームの目標達成、モチベーションUP等)について見ていきたいと思います。

コーチングに効果は期待できるのか

「本当にコーチングを受けると、効果(自分自身やチームの目標達成、モチベーションUP等)が期待できるの!?」

コーチングに触れたことのない人にとって最も気になるところではないでしょうか。またコーチング否定派と肯定派にとっての争点ともなる場所だと思います。

ここは断言できます。効果は・・・

あります。

これは何も

催眠術にかかり『いいものだ』と思いこまされているw

わけでも

お金や時間を使った以上、効果があったと自分に思いこませる 『自己肯定感』が働いている

わけでもありません。

コーチングの効果とは?

ここでコーチングの効果について見てみましょう。

  1. 潜在的な望みを引き出してくれる
  2. 目標達成を後押ししてくれる

かなりざっくりとまとめましたが、僕の思うコーチングの効果をまとめると、この2点に集約されます。

1.についてはコーチ、クライアント、その時々の精神状態などにより、必ずしも効果が見込めるとは言えないかと思います。

しかし、2.についてはどうでしょうか。

『人は自分で決めた目標には比較的誠実である』
『目標達成を共によろこんでくれる人がいると、人は頑張れるものである』

という2点については、おおよそほとんどの人に当てはまるものなのではないでしょうか。

利害関係が働いているとはいえ、コーチと契約すると『目標達成の後押し』をしてもらえます。『目標達成を共に喜ぶ』ことができます。

それだけでも効果が上がっていると言えるのではないでしょうか。

結論

「そんなの、コーチを雇わなくても目標達成を一緒に喜んでくれる人はいる」「高い契約料に対して期待できる効果はそれだけ?」などといった、そもそも論やコストパフォーマンスはここでは一旦置いといて、『無償ならばコーチングの効果はあるのか。ゼロなのか』に関していうと、

少なからずある

と考えられます。事実、僕についても「こんな仕事がしたいな」と思っていた仕事が現実のものになりつつあるのです。

コーチングを否定する方の根本には『価格と効果の兼ね合い(コスパ)』や『コーチングを学ばせて受講料を稼ぐ商売がある』ことを鑑みての拒否反応なのではないかと思います。

そう考えると、契約料や、コーチの実績(期待感含む)、自分がコーチに何を求めるのか、など総合的に調査、検討、判断し、契約すれば、メリットのあるものになるのではないでしょうか。

 

 

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【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 17 ~催眠や信仰を取り入れているスクールはある?(4日目/連続6回)~

当ブログ読者に最も関心の高い『コーチング』について、僕の見解を述べておきたく、全6回にわたる超大作を作成しました。本日4日目です。

先日から数回に分けて、下記1~5のテーマについて、それぞれ私見を述べています。

  1. 僕がコーチングを学び初めた理由
  2. コーチングは情報商材やマルチ商法か
  3. コーチングは催眠術や宗教か
  4. コーチングに効果は期待できるのか
  5. コーチングとは

本日は『3. コーチングは催眠術や宗教かについて見ていきたいと思います。

僕が通っていたコーチング・スクールGCS(銀座コーチングスクール)で、催眠術を駆使しているとか、宗教的な教えを説いたりしているという話は聞いたことがありません。

現在僕が学んでいるコーチ(兼コーチ養成の講師)からも、そのような様子を感じたことはありません。他のクライアントや受講生からも、そのような話を聞いたことはありません。(←この時点で、「お前今でもコーチング学んでるんやん!」と分かってしまいますがw)

ただ、『苫米地式コーチング』を運営している苫米地英人氏の著書には、催眠術や宗教(釈迦の教え)について言及されている著書が数多くあります。※僕の知識の範囲内では、催眠術や釈迦の教えが『苫米地式コーチング』にどの程度取り入れられているのかは不明です。

『苫米地式コーチング』は、故ルータイス氏が開発したコーチング技術に、日本での版権を得た苫米地氏が多少のアレンジを加え導入したものだと聞いています。※僕の認識です。間違っていたらごめんなさい。

興味のある方は、苫米地氏の著書の中に『宗教』『催眠』を題材にした書籍が複数ありますので、読まれてみるのもいいかもしれません。

下記はその中で実際僕が購入・読了したものです。独特の世界についての話で、所々専門用語も出てきますので、「比較的読みづらいかな」と感じましたが、興味深い内容であるのは間違いありません。

潜在能力を最高レベルに引き出す「変性意識入門・催眠編」 (Kindle Single)

夢がかなう脳!

コーチングは催眠術や宗教か

で、肝心の『コーチングは催眠術や宗教なのか』についてですね。僕が通っていたGCSでは、そのような雰囲気を感じたことはなかったのですが、苫米地式以外でも、「催眠を取り入れているコーチング・スクールがある」という噂は聞いたことがあります。あくまで噂ですので、ここではスクール名やイニシャルなども公表しませんが、やはり世間的にも『コーチング』が催眠術や宗教的などと同義と見られる傾向は未だにあるようですね。

あの『長江一石』氏も、ツイッターで一言「催眠術、、、」とつぶやいていましたし(><)

コーチングコメント(永江氏)

本日の結論

コーチングはまだまだ世間的には『宗教的』『催眠術』とみられているのは間違いありません。実際に取り入れている団体・スクールがあるのは、ほぼ間違いなさそうです。他方取り入れていない団体・スクールも存在します。

『宗教的に妄信させたり、催眠術を使って、さも効果があるように見せかけて商売する』場合、非難されるべきだと思います。

しかし『自信を持たせることで、本人の行動を促したり、勇気づけになり、結果、その人の人生や業績が改善されたり向上したりする』のであれば、その方法が催眠術や信仰であってもいいのではないかな・・・と僕は思っています。

まーそういう僕も『宗教、占い、催眠等、形がなく人の心の弱さに訴えかける』ものに対して抵抗はあるんですけどね。

追記

僕のように物事をうがった目で見る人間よりも、「純粋に信用しきったほうが、結果として成功する確率は高いのではないか」と思うことはあります。仕事でもスポーツでも恋愛でも『絶対できる!』と思ってやるのと、『無理かもしれない』や『こんなことやってって意味あんの?』と思いながらやるのでは、確率論として前者のほうが効率がよく成果もあがりやすいのではないでしょうか。

信じるものは救われる

ですね。

ただし、当ブログで何度も注意喚起しているように、悪徳商法を行っている団体やメンターのことを信じ切ってしまうと、大変なことになってしまいます。その辺り、バランスよく、客観視できるゆとりをもって取り組んでもらいたいと思います。

 

 

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【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 16 ~しつこく勧誘されたり紹介を強要されたことは!?(3日目/連続6回)~

当ブログ読者に関心の高い『コーチング』について、僕の見解を述べておきたく全6回にわたる超大作を作成しました。本日3日目です。

先日から数回に分けて、下記1~5のテーマについて、それぞれ私見を述べています。

  1. 僕がコーチングを学び初めた理由
  2. コーチングは情報商材やマルチ商法か
  3. コーチングは催眠術や宗教か
  4. コーチングに効果は期待できるのか
  5. コーチングとは

本日は『2.コーチングは情報商材やマルチ商法か』について見ていきたいと思います。

まず、僕のコーチング受講体験談からお話させてください。前回お話ししたように、僕がコーチングを学び始めた理由は、「スポーツに関わる仕事がしたい(特に、プレイヤーと同等の達成感が味わえるような・・・)、コーチングなら選手としての実績がなくても、それが可能かもしれない」と思ったことがきっかけでしたね。

コーチングに興味を持つ人のタイプは?

コーチングに関わる人には、大きく分けて3つのタイプが存在します(かなり偏った所感かもしれませんがw)。

  1. コーチングを受けることで、自分の自己開発や目標を達成しようとする人
  2. コーチングを学ぶことで、クライアント(知人であったり、部下であったりを含む)を鼓舞し、目標達成に導こうとする人
  3. コーチングを学ぶことで、コーチングを職業にしたり、お金を稼いだりしようとする人

僕の元々の目的は『スポーツに関わる仕事がしたい』ということなので、当然上記でいうと、『3.コーチングを職業にする人』を目指すことになります。

そこで、ネット検索で色々なコーチング・スクールや団体を探し、リーズナブルだったGCS(銀座コーチング・スクール ※以下GCS)に通うことに決めたのです。

僕が通っていたGCSの特徴

まずGCSに通い始めて、その後いろいろなスクールのセミナー、勉強会などに参加、卒業生や関係者からお話も多く聞きました。その上でGCS(銀座コーチングスクール)について感じた事(一個人の所感・印象)を下記に羅列してみましたので、ご覧ください。

■お手頃価格(といっても、入学から認定コーチ試験を受けるまで20万円以上はかかりますが・・・)。クラスはA~Dまでの4段階に分かれており(それぞれ5~6万円ほど)で、継続・中断・再開などが自由

※つまりクラスAだけ受講して、そのまま辞めるかたもいらっしゃいますし、数年後再開する方もおられるようです。A~Dすべてを受講しないと認定コーチ試験を受けることができませんが、その際、無理に勧誘されたり、継続を強要されたという話は、僕の知る限りありません。

■無理な勧誘などはされない

前述の通りです。

■SNSや勉強会などを通じ、多くの知り合いができる

全国に多くのクラスがあるGCS。他校の受講生や認定コーチ、講師、卒業生などとも知り合う機会が多々あります。

■宗教的・催眠術的な部分は特に感じなかった

僕の通っていたクラス、その間とその後知り合った方の中には、そういった方は見かけませんでした。

ここまで見ると、何ら問題のない、優良コーチング・スクールだといえそうです。ただ、もう一つ感じたことがあり、これがその後コーチングと向き合うにあたり大きな壁となり立ちはだかることになります。

■認定コーチになったからといって、プロのコーチになれるわけではない

これからプロのコーチを目指そうと考えている人にとって、最も気になる部分なのではないでしょうか。またコーチングのことを『マルチ』と呼ぶ人達にとって、この部分が最も大きな要因なのではないでしょうか。

そもそも、どうすればプロ・コーチになれるの?

GCSに限らず、他のスクールや団体のセミナー・勉強会などに参加する中で、講師や卒業生、認定コーチであっても、プロ・コーチとして稼いでいる人はかなり少数だと感じました。 ※ほとんどが副業か、会社で活用、セミナー収入、もしくはセルフコーチング(自己啓発)に使用しているのみで、独立収入を得ている人は稀。

独立したプロのコーチになるには、相当な努力(経験や知識習得)と(もしかすると)資質が必要なのかもしれません。

コーチになるために高い受講料(GCSはまだ良心的なほう)を支払ったのに、結局プロになれない人があふれている現状を目の当たりにし、「コーチングって情報商材やマルチと一緒やん!?」と思い始めたのが、ちょうどこのころでした。

コーチングは情報商材やマルチ商法か

さて、そろそろ本日のテーマに入りたいと思います。

結論から言ってしまうと、『あなたも稼げるコーチになれる!』『コーチングで稼げる!』と謳っているところは、そう、だと思います。情報商材、マルチと大差ないと感じます(実際通ったことはありませんが)

『コーチングで稼げる』と思って始める人は、やめた方がいいということです。そういったスクールやコーチのカモにされるのがオチです。よほどの資質があれば別ですが、コーチング1本で『稼げている人』がどれぐらいいるか、可能なら一度調べてみてください。年間数千万円や数億円稼いでいる人などほとんどいないはずです。

それを、受講生のことを何も知らないうちから『あなたも稼げます』というのは虚言に他ならないと思います。

やはりコーチングはマルチ商法?

前章の内容から考えると、やはり世にあるコーチング・スクールや講師はマルチ商法の共犯者ということになるのでしょうか。

それはちょっと違うように思いました。

いろいろなスクールの講師にもお会いしましたが、少なくとも僕が会った人達の印象からは「真剣にコーチングを広めたい」「真剣に生徒を一人前のコーチに育てたい」と思っていらっしゃる方々がほとんどであるように感じました。

そもそもマルチ商法や、ネットワークビジネス等の情報商材、そして「あなたも稼げます」というコーチングスクールなどは皆、「月●●万円、副業で稼げます!」や「あなたもこのテクニックを覚えたら、儲かります!」など、「稼げる」ということをエサに誘ってきてはいませんか?

僕がこれまで知り合った講師やコーチには、「稼げますよ!」と謳っている人はほとんどいませんでした。※メルマガ登録しただけの方や、1度セミナーに行っただけの人の中には数名いましたが・・・。そういう方たちのメルマガやセミナーに登録すると、「いつまでに本契約すれば料金半額!急いでください!」などという、ありがちな営業をかけてきます。タイムカウンターがカチカチ動いているメールもありましたw

誰か(自分自身含む)の目標を達成に近づけたい、人間関係を円滑にさせたい、などの目的があり、その為のツールとしてのコーチングがあると考えている人達にとっては、そもそもの目的が「稼ぐ」というところにはないのかもしれません。

「この素晴らしいコミュニケーションスキルやテクニックを身に付け、世に広めることでお金が貰えるのなら、これほど嬉しいことはない」と、純粋に考えている人が多いように思いました。※もちろん収入は多いに越したことないのだと思いますが・・・。

そもそもの目的を見失わないこと

僕も含め、『儲かる』という言葉に惑わされてしまうと、そもそもの目的を見失ってしまいます。

僕は『スポーツに関わる仕事がしたい』→『そのためにはコーチングを職業にしなければ』→『コーチってプロになれるの?』→『コーチングスクールって、「あなたもコーチになれる!」とか言って、稼げもしないコーチを次々に輩出することでお金儲けしているマルチ商法では?』と、徐々に当初の目的を見失うようになっていました。

もちろん、コーチング・スクールを卒業したからと言って、自分や知人の目標を達成に近づけられるようなスキルが身に付くとは限りません。ましてや1流のプロになるには、相当な努力と資質が必要かもしれません。

しかし、それはどの世界でも同じですよね?英会話スクールにいって、「3年も通ったのにネイティブのように話すことができない。」や「テニススクールで最上級クラスまで上がったのに、プロになれない。」からといって「あのスクールは詐欺」という人っていないですよね?それと同じことだと思います。もちろん「あなたも、この(テニス/英会話)スクールに通えば稼げるようになりますよ!」と謳っているところがあれば別ですがw

結論

『あなたも儲けられる』や『あなたも月●●万円の副収入を得てみませんか?』という謡い文句のところには充分気を付けたほうがいいでしょう。あと、「今の内に契約しないと損しますよ」というところ。これらの謳い文句って、ネットワークビジネスやマルチのそれとほぼ同じです。

前述のようなスクール以外の中から、自分の目的、予算に見合った、実績、評判(クチコミ)などが良い団体を、よく調査・吟味したうえで選べば、さほど問題はないのではないか、と僕は感じています。

次回予告:【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 17   ~催眠や信仰を取り入れているスクールはある?(4日目/連続6回)~

※本ブログの内容は、あくまで著者一個人の経験に基づく所感です。情報の正確性、読者の方が読後に取る行動等、責任は負いかねますので、ご了承ください。

紹介本

そういえばこれが『コーチング』とはまだ知らない頃、書店でふと手に取った本著にすごくモチベートされたことがあったのを思い出し、紹介させていただくことにしました。

コーチングの神様が教える「前向き思考」の見つけ方

 

 

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【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 15 ~僕がなぜコーチングを学び始めたか(2日目/連続6回)~

当ブログ読者に最も関心の高い『コーチング』について、そろそろ僕の見解を述べておきたく、全6回にわたる超大作を作成しました。本日2日目です。

本日から数回に分けて、下記1~5のテーマについて、それぞれ私見を述べていきます。

  1. 僕がコーチングを学び初めた理由
  2. コーチングは情報商材やマルチ商法か
  3. コーチングは催眠術や宗教か
  4. コーチングに効果は期待できるのか
  5. コーチングとは

第1章となる本日は『僕がコーチングを学び始めた理由』についてお話します。

1.僕がコーチングを学び始めた理由

自分でもすっかり忘れていましたが、僕は学生時代スポーツにハマっていて「プロアスリートになりたい」と考えていたことがありました。

スポーツの魅力は、『鍛え上げられた肉体から繰り出される人間離れしたパフォーマンス』、『誰もがヒーローやヒロインになりうる環境下で、自分が活躍出来た時の達成感』、『ゲームとしての爽快感』等々。

今でも僕にとってのドリームジョブNo.1は『プロ・アスリート』です。ただ、プロになるには、『素質』『環境』『努力』等様々な要素が必要で、限られた、ごく一部の人にしかなりえないものだといえます。ましてやアスリートとしての収入だけで生活していくなど至難の業。

ほどなくして僕もその夢を諦めることになります。

スポーツに関わった仕事に就けば夢は叶う?

それならばと「スポーツに関わる仕事」を検討した時期もありました。『スポーツコーチやトレーナー』『スポーツ用品製造/販売』『フィジカル・トレーナー』『スポーツ科学者』『サポーター』等

しかしスポーツのコーチやトレーナー、監督などは、(基本)その世界での実績がないとなれません。それら以外の仕事は『プレイヤー』とは少々距離感のある『裏方的』存在。僕が求めているのは、あくまでプレイヤーと同レベルの達成感・・・。裏方も立派な仕事だとは思うのですが、僕の目指しているところとは違うと感じていました。

そうこうしている間に、スポーツに関わることすら嫌になり、あれほど好きだったスポーツ観戦もしなくなりました。中途半端に続けていても、思うようにプレイできません。試合に出ても勝てません。悔しい思いしかしないのなら、いっそ止めてしまおうと思ったのです。

コーチングとの出会い

その後月日は経ち、僕も40歳を超えていました。すっかり『プロ・アスリートになる』『プロスポーツに関連した仕事に就く』という夢など忘れて生活していたある日、あの有名なベストセラー著書『嫌われる勇気』に出合います。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

『嫌われる勇気』で紹介されていたい『アドラー心理学』に興味を持ちました。そして「心理学は少しハードルが高いな・・・」と思いながらネット検索をしていた時にヒットしたのが、あの『チームフロー・宮越大樹』氏の動画だったのです。

You Tube 動画 チームフロー・コーチング
※僕が当時実際に見た動画とは異なります。

衝撃でした。

その動画では、柔道選手ではなかったコーチが、柔道の金メダリストを育てたり、スノーボードの選手ではなかったコーチが、オリンピックのメダリストを育てたり・・・。また、不治の病を患った患者さんに夢や希望を与え、劇的な快方を呼び起こしたりと、コーチングは色々なジャンルの夢や目標を叶える『万能薬』のように僕の目には映りました。

胡散臭いと思わなかったのは、実際にオリンピックのメダリストを何人か育てたという実績があり、海外では大統領や世界的企業のCEO、有名スポーツ選手などもコーチングを自己開発や目標達成を図るスキルとして取り入れているという話を聞いたからです。

選手として1流でなくても・・・いや、そのスポーツをしたことすらなくても、コーチとしてプロ・アスリートと共に達成の喜びを分かち合うことが出来るのか!

これが、僕がコーチングを始めようと思ったきっかけです。

後に知ることになるのですが、チームフローの中でも、『スポーツ・コーチング』でメダリストを続々と輩出しているのが、『柘植(つげ)陽一郎』氏だということです。国内スポーツコーチングの第一人者といっても過言ではないでしょう。

その柘植氏の著書が下記。主にスポーツの場におけるコーチングのスキルや事例が紹介されていますが、会社やビジネスの上下関係等にも充分応用が利く1冊です。

最強の選手・チームを育てるスポーツメンタルコーチング

次回予告:【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 16 ~紹介や入会をしつこく勧誘・強要されたことは!?(3日目/連続6回)~

 

 

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【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 14 ~本音を今ぶっちゃけます!(初日/連続6回)~

このところ『コーチング』についてあまり書いていなかったのですが、そろそろ書かないわけにはいかない状況になってきました。

というのも、当ブログ訪問者の多くが、良い意味でも悪い意味でも『コーチング』に興味を持っているとわかった為です。

まずは下記データをご覧ください。

■当ブログ ページ別アクセス数 第1位 -google analyticsを使用- (何かDH●のCMみたいですがw)

調査期間1:2015年8月~2016年4月(開始から直近まで)1位

【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 2

調査期間2:2016年3月~2016年4月(直近一カ月)1位

【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 2

上記のように異なる期間のアクセス数を調べたところ、いずれも同じ記事がTOPに来ていることがわかりました。この記事、ブログ開始間もない頃に投稿したものなので、累計アクセス数で上位に来るということは頷けるのですが・・・。直近1ヶ月でもトップをキープしているということは、最近になっても訪問者の関心度が落ちていないということになります※もちろん「僕の発言に興味があって・・・」というわけではないのでしょうけど。笑

『コーチング』、特に『チームフロー』に対する関心度が高いことが下記のデータからわかります。

■当ブログ 検索キーワードランキング -google analyticsを使用-

調査期間:2015年8月~2016年4月(開始から直近まで)

4位.コーチング 怪しい
5位.チームフロー 評判
6位.チームフロー 宗教
7位.コーチング 胡散臭い
9位.池田貴将 宗教
10位.平本あきお 評判

『怪しい』とか『胡散臭い』『宗教』『評判』など、の文字が見られます。おそらくですが、「コーチを雇うべきか」「コーチングを学ぼうか」などと迷っている方が、どこかで「コーチングって胡散臭いのでは?」と聞き、上記のようなキーワードで検索、当ブログがヒットしたのではないかと思われます。

コーチングは催眠術か

下記のようなこともありました。

ある朝、僕のTwitterアカウントに下記のような通知が届いたのです。

『永江一石さんがリツイートしました』

【永江一石氏】ITコンサルタント兼有名ブロガー。僕はメルマガやTwitterを通じて、氏にIT関連やブログについての質問をさせていただくことがあります。

通知のあったツイートが下記。

コーチングコメント(永江氏)

僕のブログ記事に一言、「催眠術、、」とだけコメントされています。対象の記事が下記。

【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか10 ~平本あきお氏のコーチングライブ行ってきました~

「どこで見かけたんやろ!?(永江さんは僕のTwitterをフォローしていない)」と不思議に思いながらも、前々から永江さんが『コーチング』について、どのような見解をお持ちなのか聞いてみたかったので、チャンスとばかりに質問を投げてみました。

コーチング質問「永江氏」

それに対する回答が下記。

コーチング回答(永江氏)

やっ、やはり、否定的!・・・まー、この回答は予想していたので、それほど驚きませんでした。が、それよりも驚いたのは、永江氏が初めて当ブログについてコメントをされたということ、またその内容が『コーチング』についてだったということです。

永江氏がツイッターでコメントされたからかもしれません。その日からしばらく、面識のない方からもコーチングについてのコメントをいただく日が続きました。もちろんPV数も急上昇。

いずれにせよ、『コーチング』に対する世間の興味や関心が一定以上であるとわかった以上、『コーチングは胡散臭いのか?』という疑問を投げかけた張本人(の僕)が、本音を話さないわけにはいかなくなりました。

と、言うことで、そのあたり次回からまとめてぶっちゃけたいと思います!(「ぶっちゃけとか死語やろ!」とか「お前誰やねん!?」と言わず、コーチングに興味ある方はチェックしてみてください。コーチやコーチ育成の仕事に携わっている方も、世間一般の人がもつ『コーチング』のイメージがどういったものか垣間見ることが出来るかもしれません。けっこう腑に落ちること言っているかもしれませんよ!)

次回予告:【検証】コーチングやメンタルトレーニングは、うさんくさいマルチ商法や新興宗教なのか 15 ~僕がなぜコーチングを学び始めたか(2日目/連続6回)~

次回から5回に分けて、私見を述べていきます!

  • 僕がコーチングを学び初めた理由
  • コーチングは情報商材やマルチ商法か
  • コーチングは催眠術や宗教か
  • コーチングに効果は期待できるのか
  • コーチングとは

多くの方が関心を持っているコーチ団体(企業/スクール)である『チームフロー』(本日の記事にも登場しましたよね)。その創業者にして代表である『平本あきお』氏の著書を紹介して初日の記事は終了とさせていただきます。

成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方

 

  

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